久々のBlog投稿となります。~御無沙汰しましたーこんばんはー"KS-星の"です。
先日にドキュメンタリー映画 『デヴイッド・ボウイ・イズ』を鑑賞して来ました。
ご当地東海地方では、"イオンシネマ名古屋茶屋"で平成27年1月24日PM18:00~の
たった一回のみの上映との事でした。早速インターネットチケット販売日の情報を入手し、
当日に備えました「きっと熱狂的なファンで直ぐに完売になるだろうなぁー」など考えつつ
販売スタート時間きっちりに、前もって登録済の“E席リザーブ”を利用してーいざトライ!
なんと、あっけなく一発で希望した席を予約する事が出来ました。


デヴイッド・ボウイについては今更詳しく説明する必要は無いでしょうけど、2000年に雑誌『NME』の
ミュージシャン対象アンケートで「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」に選出されたお方です。
音楽においてもファッションにおいても独特の世界観で常に時代をリードして来たデヴィッド・ボウイの
足跡を膨大な資料、映像、音楽で振り返る回顧展『David Bowie Is』が英国の伝統的なデザイン
ミュージアム『ヴイクトリー&アルバート博物館(V&A)』で開催されました。この回顧展は、長い歴史
をもつV&Aで史上最もチケットが入手困難な展覧会となり、20万人の動員が有ったそうです。
この映画は、その回顧展のクロージング・ナイトに撮影されたドキュメンタリー仕立ての作品でした。

ボウイの誕生~幼少期の写真から数々のステージ衣装や創作活動に使われた直筆のメモや
ダイヤリーなどを見ながら時折々の様々なエピソードを名曲の数々をBGMに紹介してくれました。
中でも、日本人として縁の深いデザイナー『山本寛斎』さんのトークは興味深いものでした。
=寛斎デザイン“ジギースターダスト期”のステージ衣装=・・・40年以上前なんですよ!

ジギースターダストツアーのステージではこんなコスチュームでも唄ってました。

史上最高のカムバック・アルバムと言われた2013年発売の『THE Next Day』のジャケットは
写真家の鋤田正義さんが撮った1977年リリース『HEROES』のジャケットを加工したものを
採用している事や映画『戦場のメリークリスマス』出演などボウイが日本人の感性をどこかで
評価していた事を改めて感じる事が出来、同じ日本人として少しうれしい気持ちになりました。


この回顧展が開催されたのが英国ロンドンで最も興味深い『ヴイクトリア&アルバート博物館』
通称“V&A”であった事も特筆すべきかも知れません。このミュージアムには陶芸や金銀細工
ステンドグラスなどの工芸品からアーティストのコスチュームを始めとするファッションや装飾品
・家具など400万点以上のコレクションを持つ装飾美術の世界最大級の美術館なのです。
想像しただけでもとても一日では満足に見学も出来ない事でしょう。
しかも、英国ではこんな博物館も基本的に入場は無料なんですね。(有料展示室も有り)
故Sirアーサー・ギルバートによって寄付された豪華な家具類は圧巻らしいです。
美術館併設Cafeの発祥と言われる『The V&A Cafe』は、あのアーツ&クラフト運動で有名な
ウイリアム・モリスが装飾を手がけています。こんなカフェでのんびり出来たら最高の贅沢ですね。
今年で68歳となられた永遠のアーティスト“David Bowie ”氏の益々の御活躍を御期待致します。
1983年『シリアスムーンライトツアー』の日本公演をカブリツキで見たのも30年以上昔か・・・
Hoshino