"キッチン”から始めよう 我が家の幸せ計画!”

さすらいの中年キッチンスペシャリスト“星の”が綴るお仕事の期になる話題とお出かけの記録

2014年05月

消費増税前・駆け込み需要の現場が一段落しました〜こんばんはー"KS-星の"です。

仕事が落ち着いてきたので、当分の間放置状態だった自宅ウッドデッキのメンテナンスをしました。

この手のウッドデッキは本来なら年に1度の再塗装が必要ですが今回は2年程度経過してました。

その結果、日当たりが良く使用頻度が高い部分のデッキ材に腐食が見られ歩くのも少し危険な

状態でした。今回のメンテナンスは腐食の激しいデッキ部分の取替えと再塗装を予定しました。








まずは既設解体撤去作業から〜デッキ材の取替えのみで済むと思っていましたが、取り外すと

腐食部は根太及びの束の一部迄広がっていました~やはりもう少し小まめなメンテが必要ですね。

撤去した部分〜以前から所々の取替はしていますが、今回が一番大掛かりな工事となりました。

当時ウッドデッキの寿命は10年程度と言われていましたが、我が家は既に14年経過してます。

今では樹脂製のものや木製でもアイアンウッドと呼ばれる“ウリン”の様にノーメンテに近い状態

でも長寿命なデッキ材は有りますが、今の処その様な高耐久材料に変更の予定は有りません。

これは個人的な考え方ですが、当初から経年による劣化や変化とはお付き合いしていく覚悟で

造ったものですから、なるべく素人でも加工がしやすい材料を使用しDIYしていきたい思いです。

DIYと言っても、商売柄何だかんだ道具は揃ってますので自分でやってみようと思うのですがー

今回のメンテナンス作業は、日曜大工の域を少し超えたレベルとなりました。

過去の補修によるデッキ材取替えは、ホームセンターでSPF材の防虫防腐処理済品2×6を

購入して加工していましたが、いくらなんでも耐久耐候性に難有りでデッキ材には不向きでした。

今回は、建材屋さんにお願いして“レッドシダー"に特別な防腐剤を注入したものを手配しました。


"レッドシダー"は「米杉(ベイスギ)」とも呼ばれますが、実際は「ヒノキ科ネズコ属」の針葉樹で、

桧(ヒノキ)の仲間です。実際に肌触りは天然木のぬくもりが感じられ優しく心地よい香りもしました。

このあたりが、人工材を使用したデッキでは味わう事が出来ない風合いだと思っています。


一日目は悪天候の上、予定外の交換部材も増えて追加材料買い出しなどもあり造作完了迄

には、まるまる二日間を要しました。(・・・やはり、一人では何かと手間がかかります。)


今回はデッキの塗装色を変える事になりましたので(・・今までと同色の塗料が入手困難な為)、

電動サンダーで研磨して今迄の塗装部分を剥がしました〜今回はこの作業が一番大変でした。

使用したサンドペーパーは#80番と#60番で、およそ5m分を消費しほぼ一日かかりました。


そして、やっと塗装当日が来ました。(この日はメンテナンスを開始してから4日目ー)

早朝6時に水洗いとデッキブラシで掃除して、3時間程度乾かしてから塗り始めることにしました。


今回塗装した塗料は、アサヒペンの水性ガーデン用カラー"ウェッジウッド"という色番です。

毎回塗装時には着衣を汚してダメにしてしまうので、今回は"不敷布 ツナギ"着用で臨みました。


塗装は根気が大切ですね〜あとは日陰が無いので炎天下対策と水分補給も忘れずにー!

塗装剥離時にサンダーで荒削りして有るので、塗装が木部に良く染み込んでいく様に感じました。


約3時間かけて午前中の作業を終了!塗料は1.6L一缶消費し、まだ半分に達していません。

この時点で、1.6L二缶用意した塗料が足らない事が確定しました。(・・・また買い出しだ〜)


そして、すべてのデッキ部を塗り終えたのは既に陽も傾いた夕方6時を過ぎた頃

この日使用した塗料は1.6L×3缶〜やはり既塗装を剥離した分塗料も多く必要となりました。


これで、およそ21㎡ある" 我が家のウッドデッキメンテナンス大作戦(今年編)”はやっと終了。

費やした日数は,GW2日と翌土・日の休日利用の4日間・・・たった一人でやり切ったよー!

しかし、この時点では達成感というよりは 少しの間ウッドデッキを見たくない気分でも有りました。


そして、本日の"我が家のウッドデッキ"〜

今年も我が家のガーデニング担当が綺麗な薔薇を咲かせてくれました。

体力・気力が続く限り、DIYでこいつ(ウッドデッキ)とお付き合いしていきたいと思います。  
                                                                                     Hoshino

前回の続きで大阪情報なんですけどネ!~こんばんはー"KS-星の"です。

中之島"ダイビル"から車で数分の江戸堀(・・・大阪なのにー)に移動して

ワインとコーヒーの専門店"TAKAMURA WINE AND COFFEE ROASTERS"に寄りました。

お店の外観は、ほとんど飾り気のないシンプルでスーパーマーケットの様な建物でした。


店内に入るとーこちらも鉄骨剥き出しで至ってシンプル~しかし、ワインの品揃えは半端じゃない。

200坪もある広い店内スペースに約2,200アイテムのワインを常時取り揃えてあるとの事です。

・・・この日はロフトスペースで、ワインにまつわるセミナーが開催されていました。


店の奥壁一面にある"巨大ワインセラー"には一本数万円~百万円級の超高級ワインまでの

世界の銘醸ワイン約900アイテムが整然と横たわっていました。


ワインはそれ以外の陳列棚にも処狭しと置かれて、あまりの種類の多さは驚くばかりです。

この店頭以外にも定温管理された大型倉庫が有り、常時約30万本の在庫があるそうです。


少し分かり難いと思いますが、手前置かれた日本酒の向こう側にあるのが“珈琲焙煎機”です。

ローストによる焦げた味よりコーヒー豆そのものの風味や甘さを表現するために、柔らかく火が

通る アメリカ製ローリング社の熱風式“スマートロースター”を採用しているそうです。

 
"世界のセレブが飲むビール!"というのも有りました。このビールは約50席しか無いシートに

世界中から年間200万件もの予約が殺到し「世界一予約が取れないレストラン」と呼ばれていた

現在は休業中の伝説の三ツ星レストラン"El Bulli(エル・ブジ)"の為に造られたものだとか・・・


そして、お初にお目にかかったのは【enomatic(エノマティック)】というテイスティングマシーン、

専用プリペイドカードを使って、超高級ワインを10ml単位で試飲出来るシステムとなっていました。

このお店にはこのマシーンが3基置かれていて48種類のワインが常時試飲出来るとの事です。














 

残念ながら、この日はドライバーの為ワインのティスティングはできませんでしたので

TAKAMURAさんのもう一つのこだわり商品"スペシャルティコーヒー(自家焙煎)"を頂きました。

「料理を引き立てるワインを頂きながらの楽しい食事、その余韻が更に増すような美味しい珈琲

でその食事を締めくくりたい・・・。」そんな思いで生豆にもこだわり自家焙煎を始めたらしいです。

こだわりのワインショップが造るワイン通の為のコーヒーってとても素敵な感じがしますね。
しばしの間スペシャルティコーヒーを頂きながら、試飲機のワインリストを眺めていました。

そこには一本づつの産地・品種・味わいとコメントが丁寧に書かれていて見ているだけでも

何だかワクワクして楽しくなってくる程の内容のものでした。

もちろん、お値打ちでコストパフォーマンス重視のワインも品揃えは豊富です。

自分家で頂くものなら¥700代のものでも十分ですね~それにしても目移りする程有りました。












こんなお店が近所にあれば、週末の楽しみが増えるのになぁ~やはり都会じゃないとダメか!?

ちなみに"星の"は「カベルネ・ソーヴイニヨン」や「メルロー」の様な重口で渋いのが好きです。

TAKAMURAさんはネットショップでも 楽天市場ワイン部門<ショップ・オブ・ザ・イヤー>を

11年連続で受賞していて実店舗の両店でのWine年間販売本数は約200万本にもなるそうです。

恐るべしー!!ですね・・・・                                 Hoshino


今年のGWお出かけは大阪日帰りドライブのみでした~こんばんはー"KS-星の"です。

以前当Blogで 東京駅の赤煉瓦復原について書いた事が有りましたが、今度は大阪の中之島で

レンガ造りの外壁を復元して建替えられた“ダイビル本館”を見て来ました。

旧“ダイビル本館”は今から90年以上前の1925年(大正14年)に当時西日本一の規模を持つ

先端ビルとして竣工。内外装はオリエント風を加味したネオ・ロマネスク様式の建造物の名作として

長年もの間 大阪 中之島のランドマーク的存在でした。そして、“ダイビル本館”建替プロジェクトは

単純なスクラップ&ビルドでは無く旧ビルの外観を復元し歴史ある佇まいを残す選択をしました。

旧ダイビル本館の外観は煉瓦と石彫刻が特徴的でしたが、解体時には約18万個の煉瓦を

手作業で取外して洗浄した上で保存し、北面・西面の外装材として95%以上再利用してます。

また、足りない部分は新しい煉瓦に古色エイジング処理を施し違和感なく仕上げられています。

煉瓦同様壁面を飾る石柱や石像などの石の彫刻はコンクリートごと切り出し、加工場で石の彫刻

部分だけをピース毎に丁寧に取外し、洗浄・補修の上表面劣化を防ぐコーティングを施してます。


なかでも、中央玄関廻りを飾るギリシャ風彫刻の施された石柱は一層格調を高めています。

そして、中央玄関の半円アーチ上に飾られた「鷲と少女の像」の像は、帝展審査員も務めた

彫刻家・大国貞蔵の作品。設計監督・“渡辺節”の下で製図主任を担当した“村野藤吾”は、

「このビルが取り壊されることがあってもこの彫刻だけは残してほしい」と生前語っていたとか。

中央玄関以外の壁や石柱にも随所に様々な動物やガーゴイル(怪物)などのロマネスク調の

レリーフで装飾されていました~ いずれもここで90年以上住みついているのでしょうね。      

  

玄関を入るとエントランスホールがお出迎えしてくれます。このエントランスホールの床タイルは

旧ビル一階のものを取り外して再利用しているそうで、デザインも当時に近いものとなってました。

「私設郵便函」(ポスト)も再利用品で、かつてとほぼ同じ場所に置かれ実際に使用しています。

2Fの回廊手すりは古い手すりの上に現行法に合わせる為にガラスを施工されていました。








エントランスの吹き抜け天井レリーフは緻密で豪華絢爛なものですが、この部分は既設のものを

型取りし新しく再現したもので、照明器具は当初のものに近い器具を制作して取付たそうです。

2Fにある カレーの人気店 “旧ヤム邸 中之島洋館”の玄関ドア~

大正時代のレトロ感と現代的なインテリアの調和を目指した“ダイビル本館”で店舗を構えるには

それなりの覚悟が必要でしょうね~リアルなアンティークドアは異人館風でとてもマッチしてました。

“ダイビル”西側には、四季折々の自然を感じられる憩いの空間「中之島 四季の丘」があり、

ここにはウメ・サクラ・ヤマボウシ・モミジなど季節感を感じる樹木や花が植えられています。

そして、丘の頂上部からは堂島川の遊歩道へ繋がる歩行用のブリッジにも接続されています。

“ダイビル本館”東側は地上22階建ての高層部で、こちらは近代的なガラスのカーテンウォール

ですが、玄関にはこちらにもそびえ立つ石柱と半円アーチ状のレリーフの施しが有りました。

歴史的建造物の新しい再生の形を実現した“ダイビル本館”はその他にも、河川水を利用した

地域冷暖房システムの採用など、最先端技術で環境との共生にも注力した建造物となってます。

そして、建築の魅力を広く伝える「生きた建築ミュージアム・大阪セレクション」にも選定されました。

旧ダイビルの構造計算を担当した“内藤多仲(たちゅう)”氏は東京タワーや通天閣(2代目)も

担当されていた当時の構造設計の第一人者だったらしい・・・・Hoshino



明日からはGW休暇で当社は4連休となります~こんばんはー"KS-星の”です。

先週の日曜日(4月27日)に、高校時代の同級生仲間10名と御在所岳の登山に挑戦しました。

何せ初めての経験だったので、靴から買い揃える事となりました~"トレッキングシューズ"

当日は好天に恵まれ気候も良く絶好の登山日和(?)でした。

御在所ロープウェイの駐車場に車を止め、徒歩で約30分程度でやっと"中登山道口"に到着。


8つ程ある登山道から我々が選択したのは、眺望がよく登山の醍醐味が味わえるという"中登山道"

大した情報も持たずハイキング気分で臨んだ御在所岳登山でしたが、思いの外大変な道程でした。


中登山道では途中で奇岩珍岩と出会うことが出来ます~左は4合目辺りの"おばれ岩”

右も変わった形に積み上げられた様な岩~すべてが自然が織りなす造形美と言えるでしょう。

























山の斜面を"アカヤシオ"が飾ります~この辺りでは、まだ景色を楽しむ余裕がありました。


そして、5合目辺り(標高850m)には御在所一番の奇岩とも言われる"地蔵岩"

それにしても、この四角い岩はどうやってあそこに乗っかってしまったのでしょうね。

麓から見る絵がお地蔵さんに見える事から名づけられたこの岩は、「絶対に落ちない岩」

という事で、「地蔵岩」の絵はがきが合格祈願のお守りとして人気になっているそうです。


ロープウェイと山頂が近くに見えていますが工程的には、まだ半分程度といった処でしょう。

この辺りから息が上がって脚にも乳酸が溜まってきた感が有りましたので休憩も多めに取りました。


そして、このコース最大の難所6合目(標高900m)にある"キレット"~鎖を辿りながら降ります。

キレットとは日本語の「切戸」が由来の山の鞍部で特にV字に深く切れ込んだ地点の事らしい。

ここでは前のパーティの方が手こずって大渋滞でしたが、我々は比較的スムーズに降りました。

 
やっと8合目(標高1,000m)あたり迄来て、岩場で小休止しました。

天気が良い事もあって、山間から見下ろす四日市の平野部の景色は圧巻でした。

さぁーあと少しだぞーっちゅうことでこの辺りからは一気に登りました。

登山口から登り続けて2時間半程度でやっとこさ、山頂付近(標高1200m)の"富士見"岩到着

ここは天然の自然岩がそのまま展望台になっています。天気が良く空気が澄んだ日には富士山

が望める事で名付けられた展望台ですが、この日は富士山までは眺める事が出来ませんでした。

しかし、この高さから伊勢湾の方角を見下ろす眼前に広がる景色はこれまた絶景でした。


山上公園のレストラン"アゼリア"前にある"ちびっこそりゲレンデ”にはまだ雪が有りました。


もう少しで御在所岳の山頂です、この辺りは冬季はスキーのゲレンデなのでなだらかな傾斜を

登る事になりますが、流石に筋肉疲労も絶頂となっていて中々前に進みませんでした。

そして遂に 一等三角点(標高1,212m)に到着~登山口からはおよそ3時間かかりました。

この山頂には三重県と滋賀県との県境もあり、琵琶湖もしっかりと展望する事が出来ました。

予備知識が希薄で、いわゆる「トレッキング」程度と思い臨んだ初御在所登山でしたが、

これはれっきとした登山と言っていいでしょう~帰りはリフト&ロープウェイでの下山となりましたが・・

シューズも買ったことだし、これからもちょいちょい色んな山を登ってみる事にします。
高校時代の同級生男女10名でトライした御在所岳初登山
御在所を甘くみていたおよそ一名の菰野町在住の男子が、途中両脚がつったらしく到着は
大幅に遅れましたが、リタイア者無で何とか無事に下山する事が出来ました。
今回もここではご紹介出来ない多くのエピソードを生んだ珍道中でしたが一日楽しく過ごせました。
                                                                    ~Hoshino


↑このページのトップヘ