"キッチン”から始めよう 我が家の幸せ計画!”

さすらいの中年キッチンスペシャリスト“星の”が綴るお仕事の期になる話題とお出かけの記録

2012年12月

2012年もいよいよ終わりに近づいて来ましたー

年末は残り5日間で忘年会4ヶ所出席という強行スケジュール~こんばんはー“KS-星の”です。

先日は 菰野町に出来た 今話題の“AQUA×IGNIS(アクアイグニス)”に行って来ました。

・・っと言っても、今回は休日のドライブがてら ほんのさわり程度で施設見学をしてきただけです。
 

片岡温泉さんが「火と水が出会う楽園」をコンセプトとし移転オープンした複合温泉リゾート施設

こちらの建物内に温泉とお土産やグッズ販売のショッピングエリアなどが有ります。
 

温泉のエントランスロビー                                ショッピングエリア













ガラス張りの“アネックス"は様々なイベントやギャラリー会場としても利用出来る様です。
 
レストラン棟にはパティシエ「辻口博啓」さんの人気スイーツ店"コンフィチュールアッシュ"や

天才イタリアンシェフ「奥田政行」さんのレストラン"サーラ ビアンキ アル・ケッチァーノ”が有ります。
 

そして、こちらの棟には 11月にOPENしたベーカリーショップ"マリアージュ ドゥ ファリーヌ"

このお店も「辻口」氏プロデュースによるもので、店名は仏語で「小麦同士の結婚」を意味する言葉
 

店内はレジ待ちの人で長蛇の列でした。         大型オーブンからも焼きたてパンが出て来ました。












"マリアージュ ドゥ ファリーヌ"では三重県をはじめとする産地の厳選した食材をふんだんに使い、

このスペイン製の石窯に薪をくべ こだわりのパンや焼き菓子を焼き上げるんだそうです。
 


この他にも温泉をゆっくりと楽しみたい方向けに"宿泊棟"やこだわりの"離れ宿"などの宿泊施設や

地産地消をコンセプトとした食の素材を育てる"会員制農園"も施設内に有ります。
 

お土産コーナーには 辻口シェフの和菓子ブランド"和楽 紅屋"さんのお菓子などが有りました。

「日本の文化を知り、その誇りをもって世界に挑戦すること」・・・沁みる言葉ですね。
 

ラテン語のAQUA(水)、IGNIS(火)を対峙させた施設名には企画者側の思い入れを感じます。

このところの長引く不況で 御在所 湯の山温泉街などは、深刻な打撃を受けているそうですが 

新しい形の地方観光施設として「AQUA×IGNIS」は一石を投じる事が出来るでしょうか?

                                                                      Hoshino

今年も もうすぐクリスマスですね~こんばんはー"KS-星の"です。

先日の半休日に、やっとこさー"Tavola calda OHNO"さんでランチ出来ました。

"~OHNO"さんは 以前から我が家お気に入りのお店"ristornte italiano FOOD"さんが

今年の夏、元町の「鈴廣」さん跡地に移転し新装OPENされた イタリアンレストランです。

 

お店は外装も内装も至ってシンプルな造りですが、アンティークな家具やレトロ調の照明などに

こだわりが感じられ、我々の様な"大人"でも落ち着いた雰囲気で食事する事が出来ました。
  

ランチはサラダorスープ・パスタ・ドルチェ・食後の飲み物のセット「planzo A」と本日のメイン

が追加されて、パスタの量が1/2の「planzo B」が有りました。この日我々が注文したのは

「plnzo A」¥1,680 のドルチェなしスタイル-¥50でした。(写真はこの日のメニューです。)



本日のスープ                                               ランチに付くパン
 











気まぐれサラダ~自家製のチキンハムやカルパッチョ、アナゴとじゃがいものテリーヌとかが

のった手の込んだ一皿は、さながらオードブルのようです。




パスタは4種類からSelect~スパゲティカプリ島風(トマトソース、モッチャレラチーズ、バジリコ)
 


"Yu"Select~帆立貝柱、海老クリームスパゲッテイ
 

店内の一角にはワインセラーが造り付けられていて、沢山のワインがストックされていました。

今度は是非Dinnerにお伺いして ワインと共にゆっくりと食事を楽しみたいです。
 











店名の"tavola calda”は直訳すると「暖かいテーブル」、「熱を通す料理を出す店」という

意味だそうです。今年の冬はこれから まだまだ寒さ厳しい日々が続くでしょう~ こんな時こそ

"tavola calda OHNO"さんの「暖かいお料理」を頂き 身体の芯から温まりたいものです。

 
                                                                              Hoshino

やはり今年も師走は慌ただしく過ぎてゆきます。こんにちはー"KS-星の"です。

本日は現在工事中のキッチン取付現場からのレポートをお送りします。

今回この現場に納入させて頂きますのは、クリナップ製 S.S. 2550I型 LUMINOUSシリーズ

多くのキッチンキャビネットは、パーティクルボード、MDF、化粧合板などの木製で構成されてます

が、この商品はキャビネット構造部(側板・背板・底板共)すべてがステンレスで製作されています。
 

しかも、採用しているのは高級ステンレス素材の「18-8ステンレス(SUS304)」です。

ステンレス(stainless)は、鉄を主成分にクロム(Cr)とニッケル(Ni)などを添加してできた合金です。

中でも「18-8ステンレス」とは、鉄に添加される割合がCr-18%、Ni-8%以上のステンレス素材で

添加された"Cr"が表面に薄い酸化皮膜をつくり、その皮膜は剥がれても再生する特徴が有ります。

しかも"Ni”を添加した為に堅牢な素材となり、錆びにくく耐蝕性、耐久性が優れたSUSとなります。

さらに、ステンレスは一般的にリサイクル率が高く 80%以上が回収されリサイクルされるエコロジー

素材です。したがって、キッチンとしての働きを終えた後も、形を変え再利用される事になります。
 
そして、こちらの現場はカウンタートップも「18-8ステンレス」天板を採用しています。

一般的にキッチンカウンターに使用される素材の種類として、"ステンレス"の他に"人工大理石"、

"天然石(御影石)"、"メラミンポストフォーム"、"木製"、"タイル"などが有ります。

中でも昨今の住宅間取りに於いては、LDK一体化のオープンキッチンスタイルを望まれる方が多く

意匠性(インテリア性)の高い"人工大理石"のカウンターの採用率が高まっているのが現状です。

人工大理石は、アクリルやポリエステル樹脂を主成分とし無機物と混合して作られた素材に 顔料

で着色しますので多彩な色柄のものや石目調で高級感を演出できる素材として人気が高いですが、

樹脂の結晶体を融合して製作されている為、耐熱性や耐水性などはステンレスに劣る点も有ります。
 

もちろん、シンクも"ステンレス"・・・ このシンクはクリナップさんの「美・サイレント」シンクと称し、

独自のeコート(親水性セラミック特殊コーティング)が施され 水垢や油汚れなどのしつこい汚れも

スポンジに中性洗剤をつけて洗うだけで簡単に落とす事が可能な上に、 シンク底面だけでは無く

前面や側面にまで精神構造を広げサイレント性をさらに向上させています。
 

そして今回御採用頂いたのは"ルミナスシリーズ"といい 扉もステンレスの仕様となっています。

これでキャビネットを始めカウンタートップ、水のかかりやすいシンク前の幕板部、台輪引出収納部

(フロアコンテナ)迄のすべてがオールステンレス仕様の本格調理派志向のキッチンとなりました。

(注)・・施工中の為 扉の養生シートをめくる前の撮影となっています。
 
"ステンレス"は水分や臭いが染み込む事が無く、自身が錆びにくい事から食器や調理器具にも

多く使われるように衛生的で安全な素材な上に、日本の様に湿度の高い環境下に於いて過酷な

ヒートショックが日常的に与えられる調理現場に最適素材としてプロの厨房に採用されています。

またインテリア性に於いての"暖か味"は求める事が出来ませんが、磨き傷も年輪として考えれば

磨けばいつまでもその輝きを取り戻す事の出来る耐久性は魅力的な素材だと考えられます。

他の素材とは違い、磨きを加える度に風合に深みを増すステンレスには「キッチンを育てていく」

楽しみも有るかも知れませんね。
 
ちなみにレンジフードも"ステンレス"フェイスの御採用でした。   Hoshino

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