"キッチン”から始めよう 我が家の幸せ計画!”

さすらいの中年キッチンスペシャリスト“星の”が綴るお仕事の期になる話題とお出かけの記録

2012年06月

EURO2012も残す処 決勝戦の スペイン×イタリアの一戦のみだ~こんばんはー"KS-星の"です。

先日 Nobiliaキッチン岐阜ショールームで開催されていた"ビルトイン機器体験会"に参加しました。

Yamazen製で曲線美が美しい人気のクックフードル RZ90(注:このカラーは既に廃番品)の下で

実際に調理実演に使用されていたのは、ドイツのメーカーGAGGENAU(ガゲナウ)のCook Top

バーベキューグリル(左側)とディープフライヤー(右側 注:この商品も現在は国内では終売品扱い)
  
バーベキューグリルは加熱用電熱ヒーターの下に溶岩石が敷き詰められています。この溶岩石で

グリル中の食材から発生する油分を吸収 し焼ききってしまうので残臭を緩和すると共に、煙の発生

を抑制する事が出来ます。さらに、蓄熱した溶岩石の遠赤外線効果で炭火焼のように仕上がります。

何より焼け具合を見ながら 調理する事が可能なので、お好みの焼き加減を楽しむ事が出来ます。


ディープフライヤーは 揚げ物専用のクックトップです。特殊3層設計により食品から食品へ臭い

や味が移るのを防ぎますので、異なった食材を次々と揚げる事が可能となります。又、電子温度

コントロール機能付きですから、食材に対して適切な温度で揚げる事により 食材そのものの風味

やミネラルなどの栄養素を損なう事なく、カラッと揚げる事が出来ます。専用バスケットはハンガー

に掛けて、油をきる事も出来ます。使用後の油は底から抜く事が出来るのでお手入れも簡単です。 
 

お子様が喜ぶ"フライドポテト"も簡単に出来ます。出来上がりを試食しましたが やはり美味しい。
 
このフライヤーは、十数年前に初めて見てから いつかは自宅採用してみたいと思案してましたが

現在のガゲナウHPで確認すると 終売扱いになっていて後継機種も有りません・・・残念です。

これも 国内の安全基準にそぐわないからかどうかは定かでは有りませんが、再販を望みます。
  

常設展示の このキッチンにもGAGGENAU(ガゲナウ)製 Cook Topはビルトインされていました。
 
どう見ても、国産のCook Topよりお洒落に見えますね。(1口ガスコンロには業務用シールが・・・)

ガゲナウさんは まだまだ日本では知名度が低いかもしれませんが、1950年代にヨーロッパ初の

ビルトイン機器を開発し製品化したメーカーです。しかもドイツという工業製品にはとても厳しい規格

のある国で長年に渡っての採用実績が多い、どちらかと言うとグローバルスタンダード的な製品なの

でしょう。現在の国産Cook Topはガラストップ一辺倒で 画一化されつつあるデザインの商品が多い

中、"ガゲナウ"さんのCook Topのデザインは斬新で先進的なものを感じます。しかしながら、日本

では独自にガスコンロの安全機能搭載規制が法制化されていますので、海外ブランドのビルトイン

加熱機器は、積極的にお勧めしにくい商材となって来ているのが現実なのです。(でも、カッコイイ~)
 

ご案内が遅れてすいません~感謝イベントは明日迄でしたー!お時間の有る方はどうぞ。

明日、当社は決算棚卸しです。今日は早く帰ってゆっくり休みます。(Euroもお休みだしー)

                                                                                             Hoshino

相変らず EURO2012TV観戦の為 寝不足な日々を過ごしてます~こんばんはー"KS-星の"です。

先週の休暇日には、以前から我が家のガーデニング担当が注目していたお店に行って来ました。

京都府木津川市にある お花とカフェのあるお店"vert de gris(ヴェール・デ・グリ)"さんです。



県道754号線沿いに看板を見つけ、 駐車場に車を止めて階段を登り詰めるとお店が有りました。  














こちらが 築65年以上経過した廃ポンプ小屋を改装したお店 Flower&Cafe"Vert De Gris"さん

このお店は以前 当Blog過去記事"Mato3区~雑貨+古道具・・・"でも御紹介した事のあり"Yu"が

「一度は行ってみたいお店」にリストアップはされながら なかなかお伺いできなかったお店でした。

 
お店の玄関辺り~
 












店内には、ガーデニング用雑貨やアンティーク小物がセンス良く並べられていました。


"ヴェール・デ・グリ"さんのアトリエでは フラワーアレンジメントのレッスンなども行われています。

お伺いした時、隣の席の方は このお店で"ウェディング・ブーケ"を依頼されている模様でした。

グリさんと依頼者さんのやりとりが少し聞こえてきましたが、その親切な対応にはとても好感が持て、

いつかうちの娘達の嫁ぐ日が来たら グリさんに色々と相談にのってもらいたい気持ちになりました。

(今のところ 我が家の娘達には、全くその気配すら無いのですが・・・・・その時迄憶えておきます。)


多肉系の植物も豊富に並んでいました。これは"Junk-Style beedama"さんによる物でしょうか?

 
お土産には GRISさんオリジナルの"kiwi&banana jam(キュウイとバナナのジャム)"を購入。

他にも"berry&berry choco jam(ブルベリーとラズベリーにチョコレートを混ぜ込んだジャム)"

や"american cherry & framboise jam"や"pineapple&banana jam"などが有りました。


そして、こちらがカフェスペースです。客席は屋内にテーブル4席と屋外にはテラス席が有りました。

やはり こちらのテーブルや椅子もノスタルジーを感じさせる古物でまとめられていました。
 

カフェランチ~国産ロースとたっぷり野菜をじっくり煮込んだ"ビーフとトマトのオリジナルカレー

野菜の甘みがしっかりと出たヘルシーな逸品、大人の我々には少し甘口だったかも知れません。


しゃきしゃき長芋のご飯に麦味噌と生姜風味でやさしい味の"麦味噌と豚挽肉の和風ドリア"

中には白菜もたっぷり入っていて、今まで味わったことの無いドリアでしたが、これも美味でした。
 

料理に+¥350でセットにすると飲み物とデザート(この日は柚子シャーベット)が付きました。













コーヒーを最後迄飲み干すと カップの底から グリさんのロゴが・・・あっ! ソーサーにも いたー。
 

客席から小窓を通して 厨房で忙しく準備されるスタッフさんの姿が見えていました。
 

屋外のテラス席・・・天気の良い日は こちらでお庭を眺めながらも良さそうですね。

 













Vert de gris(ヴェール・デ・グリ)さんのシンボルは このポンプです。長年の間本当に稼働し、

木津川の水を奈良県に送水していたポンプを一基だけ残し そのポンプ小屋を敷地や建物をシェア

している"フタコブラクダ"さんと言うお仲間の建築家さんのお力を借りて 改装しOPENしたそうです。

その模様はは"フタコブラクダ"さんのBlogで確認できます。→「MAKING OF ポンプ場跡」

 フラワーアレンジメントはセンス抜群だと思います。→グリさんの日記で作品をご覧になって下さい。

もう少し近くに有ると 言う事無いんですがね~。    Hoshino 

   

UEFA EURO(サッカー欧州選手権)2012のTV観戦の為 ここ数日は寝不足な毎日となってます。

だけど、お仕事で皆様に御迷惑をおかけする事は絶対ありません~こんばんはー"KS-星の"です。

本日御紹介するのは、Y様邸御新築現場に納入させて頂いた"ペニンシュラI型テーブルタイプ"

センターキッチンと蒸気排出ユニットを組込んだカップボードのⅡ列型キッチンの施工例です。
 

現場に納入されたカウンタートップは梱包状態ではW=1M以上有ります。搬入経路は確認要です。

取付けは壁付け収納のカップボード側から 開始しました。












そして、これが完成写真。L=2585mm×W=970mmのセンターキッチンペニンシュラI型

今回御採用して頂いたのは(株)LIXIL(sunwave)製 sunvarie" RICHELLE(リシェル)"です。 

加熱調理機器の前面には"ガラスパーテーション"を取付けて有ります。そして、ダイニング側には

敢えて収納を組込まず化粧パネル仕上げにし、カウンターをテーブルとしても利用する様にしました。

 
キッチン側に立ち ダイニング&リビングのスペースを眺めると とても開放的な感じがします。

このLDKには造作の間仕切壁が一切ないので キッチンの存在はかなり主張性が高くなります。
 

この様な開放的なセンターキッチンの場合 やはり気になるのは調理中に発生する水蒸気や臭気や

音が、ダイニング&リビング側へ流出しやすい事です。そこでコンロ前のみ耐熱ガラスでスクリーンを

する事をお勧めしました。こうする事で開放感を残したまま、レンジフードによる排煙と水蒸気の捕集

効果を高める事が出来ます。しかも、こちらのメーカーさんのコンロ前ガラス全面タイプには左右に

フレームがないので、スッキリした形状でお手入れも容易く出来そうです。
 

レンジフードはイタリアンテイストのデザインが人気の"ARIAFINA(アリアフィーナ)"のマントルフード

このフードはフィルターレスで 煙の油分を誘導カートリッジで捕らえ、通過した油煙はファンの遠心力

で分離しオイルトレーに回収するする仕組みとなっています。照明は消費電力の少ないLEDを採用
 

このキッチンカウンターは奥行きが97cm、壁付カップボードの奥行きは55cm有ります。

そして、今回キッチンとカップボードのクリアランス(通路幅)は御打合せの結果1M-justとしました。


キッチン、及び壁付け収納(一部 食器戸棚は除く)は台輪までのオールスライド収納となっていて

使用頻度や作業するエリアに合せた高効率な収納を実現し 取出したい物がすぐに取り出せます。

 

これが"RICHELLE"一番の売り「らくパッと収納」です。把手を引くと一旦斜めに開く扉はその後

テコの原理を応用した作用が働き、大容量の引出しを開ける労力を大幅に軽減する事が出来ます。












さらに扉が斜めに傾く事で、従来の収納より開口部が広がり 調理道具の出し入れがスムーズになる

とともに、より自然な姿勢でラクに手を伸ばして収納物を取り出すことが出来ます。
 












「らくパッと収納」は、包丁やまな板など調理中頻繁に出し入れをする道具の収納部「パッとポケット」

と、活用しづらかった引出上部をより有効に楽な姿勢で取り出せる工夫のされた「パッとシェルフ」と

最下段の「パッとストッカー」の3つのパートの立体収納で 極力ロスの無い収納を実現しています。

そして、中身が一目で分かる様に引出すと"ポケット"と"シェルフ"は途中まで連動して出てきます。

もちろん、スライド引出はフルエクステンションで キャビネットの奥行き一杯迄収納可能となります。


キッチンで使う調理用の道具や調味料、缶詰や飲料類のストックや洗剤、お手入れ道具などを

キャビネット内の空間を余すところ無く効率良く収納出来る上に、取出し方まで配慮された構造。

それでいて開放感が有り,そこに立つ人に心の余裕さえ感じさせてくれそうなキッチンとなりました。
 
いつも家族のコミュニケーションを大切にし、まだ小さなお子様もみえる"Y様”のファミリーが、この

キッチンと末永くお付き合い下さり、幸せな御家庭を築いて行かれる事を心よりお祈り申し上げます。

寝不足な毎日は後2週間続きますー明日はゆっくりと寝貯めしたいところです。  Hoshino

今回も浜松日帰りドライブ旅行の記録からお送りします。~こんばんはー“KS-星の”です。

「浜名湖ガーデンパーク 花の美術館」を散策した後は、浜松西IC近くの「ぬくもりの森」さんに

行って来ました。ここは 建築家"佐々木 茂利"さんが長年かけてコツコツと作り上げたVillageです。
  
レストラン・"douceur(ドゥソール)"













この日も名物"ソフィーおばあさん"が車を誘導しながら、「ここは建築屋が造った レストランです。

建物(たてもの)と庭をじっくりと御堪能下さい~」と来客者一組一組に丁寧に説明をしていました。

中世ヨーロッパの田舎風というコンセプトの村づくりがはっきりしていますので、この村に入村すると

現代の日本にいる事をしばし忘れてしまう程、徹底した建物と雰囲気作りがなされていました。
 
"お菓子の森”・・・この日はCloseしていました。           屋外にあるトイレ・・・設備もユニークです。













この日のランチは ここのフレンチレストラン"ドゥソール"さんを予約しておきました。ランチは、

2部制になっていて、AM11:30~PM13:30とPM13:30~PM15:30のいずれかを選択します。
 
*鯖のコンソメマリネ白ワイン風味プティポワのサラダ仕立て *インカの目覚めのポタージュ













*鮮魚の春キャベツの煮込み軽いエシャロットソース     *仔羊もも肉の柔らか煮カレー風味













*苺のデセール(ソルベ、フラン、ギモーヴ)                *食後はコーヒー、紅茶、ハーブティから













 
レストラン1Fの内装・・・塗り壁に無垢の内装建具、アイアン小物類を利用し装飾されていました。

あまりゆっくり見学出来ませんでしたが、収まりのディテイル細部もかなりの工夫がなされています。
 

"ガレージ ケーキショップ"のお菓子や飲み物は"中庭カフェ"で頂く事が出来ます。
 

"ガレージケーキショップ"内には アンティーク玩具やモーターパーツ類が沢山飾られていました。



























SHOP"ぬくもり工房"さんには、アンティーク家具や照明などのインテリア雑貨、素焼きや石の壺

レンガなどのエクステリア雑貨、食器や衣料、アクセサリーなどの生活雑貨まで、いろいろな国の

いろいろな時代の雑貨などのGoods販売がされていました。

 
輸入インテリア雑貨SHOP"ぬくもり工房"さん         "中庭カフェ"に有るガーゴイル付水栓柱













こちらは"MOTOR GARAGE MUSEUM"は入館料(飲み物付)¥500で観覧できます。

この日は"Austin Seven Nippy(オースチン セブン ニッピー)"などの展示が有りました。

他にもヴィンテージものの展示車や古い工具、旋盤などが飾られ 古い納屋の様なガレージに

仕上げて有ります。古き良き時代を懐古したい車好きの方は堪らない雰囲気となっています。
 

この村造りの起点となった"ぬくもり工房"(佐々木 茂良建築デザインアトリエ)もここに有ります。
 

老若男女問わずここでは ファンタジーが感じられると思います。
 

"ぬくもり工房"さんの施工事例は 我々の地元三重県の桑名市でも見る事が出来ます。

御興味のある方は一度出向いてみてはいかがでしょうか。→桑名市星見が丘の"ドゥ・ショコラ"さん

                                                                                 Hoshino

今回も浜松からの報告となります~こんばんはー“KS-星の”です。

“La rose des Vents(ラ・ローズデバン)”さんで、素敵なガーデンを堪能した後 ランチ予約迄

まだ時間が有りましたので、その間を利用して“浜名湖ガーデンパーク 花の美術館”に寄りました。

途中、無料化された“村櫛舘山寺道路”を抜け30分足らずで駐車場に到着です。

浜名湖ガーデンパーク”は2004年浜名湖花博会場として使用され その後一旦再整備の為休園

した後に 2005年県営公園として現在の形となり無料開放されています。(一部の施設利用は有料)

 
公園自体は大規模なので、目的地である“花の美術館”迄駐車場から徒歩15分程度かかりました。

「花の美術館」は、印象派の画家クロード・モネが、フランス・ジヴェルニーに造った庭を、モネ生前

当時の姿を模したものとして 開園当初は「モネの庭」という名称でオープンしました。ところが、本家

「モネの庭」を所有する「フランス学士院芸術アカデミー」が高額の名称使用料を要求してきた為に

2009年4月より その名称を現在の「花の美術館」と変更される事になったそうです。













「花の美術館」は"花の庭"と"水の庭"という2つのコンセプトで構成されています。

“花の庭”・・・大きな薔薇のアーチは圧巻でした。しかもこの日は期間限定「通り抜け」の可能日で

沢山の人が、ここで記念撮影を行っていました。これだけ人が写ってないショットは貴重でしょう。
 














ここでは沢山の種類の花を楽しむ事が出来ました。どの花も とてもお手入れが行き届いていて

この庭園の維持に携わる スタッフさん達の御努力には感心させられました。

フロリダ系クレマチスが、木漏れ日を浴びて綺麗でした。
 














“水の庭”・・・この池の睡蓮の一部はフランスのモネの庭から 譲り受けたスイレンを株分けして

 育てている 高知県北川村「モネの庭」 マルモッタンから送られたものという事です。

 
まさに、クロード・モネの「睡蓮」の絵を思わせます。














最後にお送りするのは、現在我が家のガーデンに咲く 薔薇・・・もちろん、お手入れ担当は“Yu.”
 

                                      Hoshino

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