今回は"☆のキッチン研究所"からの報告です。こんばんはー所長の"KS-星の"です。
以前にも述べましたが、現在キッチンプランを御提案する時に少し悩ましく感じるのは クライアントが
"クラシック"とか"エレガント"風のインテリアテイストを目指している事が明確になった時です。
何故なら、国産メーカーさんの繰り出す商品はどこも"シンプルモダン"系のものが大半だからです。
そんな中、現在引合中のクライアントもヨーロッパの格式高い伝統のあるインテリアを目指したいとの
要望を掴みとる事が出来ましたので、迷わず"Nobilia(ノビリア)"さんのキッチンを御提案しました。
こちらが現在“ノビリアキッチン”さん名古屋ショールームに展示してあるシステムキッチンです。
先日“I様”を こちらのショールームに案内した処、この展示のキッチンに一目惚れして頂きました。
きっと自分達が目指すインテリアの方向性にマッチしたのでしょう。早速この商品のテイストを踏襲
し、独自の設備機器を搭載した形で、計画間取りに合うようにプランニング及び見積を作成しました。
このキッチンの扉は“MDF(木質繊維板)”材を彫り込み加工して框(かまち)組みの様に見せたもの
に塗装仕上げを施したものです。仕上げはマット(艶消し)調のものとバフ磨きを加えた光沢仕上げ
(ピアノ塗装)が有って光沢仕上げの方が少し高価になります。(写真左がマット調、右が光沢仕上)
框組み扉は、そもそも天然木無垢材を使用する場合に乾燥や加湿による反りや割れを防止する為
中央の鏡板の反りやむくみを抑える様に周りにフレーム(框)を組み全体の強度を増したものです。
現在では、プリント合板や突板(天然木を薄くスライスして貼った天然木化粧合板)など乾燥加湿の
影響での狂いが少ない材料を使用する事で、天然木の風合いそのままで框組の必要も無くなって
来ています。むしろ現在の主流となっている扉材は、合板やMDFやパーティクルなどの木質圧縮
ボードにメラミンや樹脂系のシートを施したものやホーロー製,ステンレス製の扉などとなっています。
トーヨーキッチンさんの3Dビジュアルエフェクトの扉(Lens) 高圧メラミン扉の(メタルウッド)


製作に手間が掛かる事や製品の均一性の保持が困難である事などで、どうしても高コスト製品と
なる上に、現在のデフレ基調の市場背景が相まって国内大手メーカーさんの商材からすっかり
姿を消した感のある“框付扉”ですが、伝統的なクラシカルデザインをインテリアに反映させたい
ケースには、どうしても欠かせない意匠性アイテムの一つだと思います。
框扉はその框部分を複雑に面取りする事で、アンティークやクラシカルなデザインの扉になります。
そして、その框部分に出来る陰影は 扉の重厚感を増し キッチン全体の装飾性を高める事が出来、
また鏡板の部分をカットガラスにして、あえて魅せる収納にすると“エレガント”なテイストになります。
今回写真で見て頂くようなキッチンになると、ほぼすべてがオーダーメイドになりますので、サイズや
スタイリングも自由にレイアウトする事が可能となります。(多少の制約事項は有りますが・・・・)
それと確実にオリジナル商品となりますので本契約迄に施主様と綿密な打合せが必要となります。
アイランド型調理台+配膳台の下部にワインセラーなど組み込んだ収納なんかも お洒落ですね。
但し、製作期間(納期約3か月)と御予算に余裕の有る方にのみ お勧めしたいキッチンとなります。
システムキッチンの発祥の地と言われる【ドイツ】の流れを汲む“Nobilia”さんのキッチンなら
伝統的なヨーロピアンクラシカルのインテリアテイストを実現する事が 可能となりますね。
あとは、I様の御予算との闘いが残っています。 Hoshino
以前にも述べましたが、現在キッチンプランを御提案する時に少し悩ましく感じるのは クライアントが
"クラシック"とか"エレガント"風のインテリアテイストを目指している事が明確になった時です。
何故なら、国産メーカーさんの繰り出す商品はどこも"シンプルモダン"系のものが大半だからです。
そんな中、現在引合中のクライアントもヨーロッパの格式高い伝統のあるインテリアを目指したいとの
要望を掴みとる事が出来ましたので、迷わず"Nobilia(ノビリア)"さんのキッチンを御提案しました。
こちらが現在“ノビリアキッチン”さん名古屋ショールームに展示してあるシステムキッチンです。
先日“I様”を こちらのショールームに案内した処、この展示のキッチンに一目惚れして頂きました。
きっと自分達が目指すインテリアの方向性にマッチしたのでしょう。早速この商品のテイストを踏襲
し、独自の設備機器を搭載した形で、計画間取りに合うようにプランニング及び見積を作成しました。
このキッチンの扉は“MDF(木質繊維板)”材を彫り込み加工して框(かまち)組みの様に見せたもの
に塗装仕上げを施したものです。仕上げはマット(艶消し)調のものとバフ磨きを加えた光沢仕上げ
(ピアノ塗装)が有って光沢仕上げの方が少し高価になります。(写真左がマット調、右が光沢仕上)

框組み扉は、そもそも天然木無垢材を使用する場合に乾燥や加湿による反りや割れを防止する為
中央の鏡板の反りやむくみを抑える様に周りにフレーム(框)を組み全体の強度を増したものです。
現在では、プリント合板や突板(天然木を薄くスライスして貼った天然木化粧合板)など乾燥加湿の
影響での狂いが少ない材料を使用する事で、天然木の風合いそのままで框組の必要も無くなって
来ています。むしろ現在の主流となっている扉材は、合板やMDFやパーティクルなどの木質圧縮
ボードにメラミンや樹脂系のシートを施したものやホーロー製,ステンレス製の扉などとなっています。
トーヨーキッチンさんの3Dビジュアルエフェクトの扉(Lens) 高圧メラミン扉の(メタルウッド)
製作に手間が掛かる事や製品の均一性の保持が困難である事などで、どうしても高コスト製品と
なる上に、現在のデフレ基調の市場背景が相まって国内大手メーカーさんの商材からすっかり
姿を消した感のある“框付扉”ですが、伝統的なクラシカルデザインをインテリアに反映させたい
ケースには、どうしても欠かせない意匠性アイテムの一つだと思います。
框扉はその框部分を複雑に面取りする事で、アンティークやクラシカルなデザインの扉になります。
そして、その框部分に出来る陰影は 扉の重厚感を増し キッチン全体の装飾性を高める事が出来、
また鏡板の部分をカットガラスにして、あえて魅せる収納にすると“エレガント”なテイストになります。
今回写真で見て頂くようなキッチンになると、ほぼすべてがオーダーメイドになりますので、サイズや
スタイリングも自由にレイアウトする事が可能となります。(多少の制約事項は有りますが・・・・)
それと確実にオリジナル商品となりますので本契約迄に施主様と綿密な打合せが必要となります。
アイランド型調理台+配膳台の下部にワインセラーなど組み込んだ収納なんかも お洒落ですね。
但し、製作期間(納期約3か月)と御予算に余裕の有る方にのみ お勧めしたいキッチンとなります。
システムキッチンの発祥の地と言われる【ドイツ】の流れを汲む“Nobilia”さんのキッチンなら
伝統的なヨーロピアンクラシカルのインテリアテイストを実現する事が 可能となりますね。

あとは、I様の御予算との闘いが残っています。 Hoshino