"キッチン”から始めよう 我が家の幸せ計画!”

さすらいの中年キッチンスペシャリスト“星の”が綴るお仕事の期になる話題とお出かけの記録

2012年04月

大型連休のゴールデンウィークが間近に迫り、世間では浮かれ気分の方も多い事でしょう。

しかし、毎年稼働日数の少ない月は売上に苦労しますね~こんばんはー“KS-星の”です。

本日はタイトル表題の改修現場例を 御紹介いたします。現場は鉄骨の2Fに造られた居室12畳

このスペースに、息子様御家族が生活できる空間を作ると言うのが今回与えられたテーマです。

現場調査の上、ユーザー様の御意向を受け賜わった後に作成したのは3プランの御提案でした。
     
  プラン1・・2250I型+1500CBに1616SB    プラン3・・2100I型+1950コーナー家電+1216SB












そして、御採用頂いたのはプラン2・・2100I型+1950コーナー家電+1616SBプランでした。

このキッチンプランのコンセプトは「コンパクトながら機能収納充実」、特に調理に必要な家電製品

(炊飯器、ポット、電子レンジ、オーブントースター等)をすべて配置できるスペースを確保する事、

さらに食器戸棚を他に設置するスペースが無いので、普段使いの食器類の収納を考慮する事です。

以上を配慮した上で“星の”がプランしたものを、メーカーさんに作図して頂くとこの様になりました。
 
このキッチンを納める為に、大工さんに造作して頂き、給排水・電気・ガス等の設備配管・配線を

終えてキッチン設置工事の下ごしらえをすべて終えたところは この様になりました。
 

そして、キッチンの取付開始!キッチンの取付けられる壁の裏側が浴室+洗面脱衣場となります。

 

朝一番から始まった取付工事も夕方3時過ぎには、ここまで来ました 完成までもう少しです。

左側に設置したカウンターが家電を設置するスペースとなります。カウンターの下部開口部分は

蒸気排出ユニット付の家電収納、炊飯器やポットなどを収納しスライドテーブルにて手前に引っ張り

出す事が出来ます、もちろんその奥もスライド引出で収納可能、最下部はダストボックス付ワゴン

となり、必要時にシンク横まで持ってきて、3種類までのゴミを分別収納する事が出来ます。
 

ビルトインコンロを設置し、引出を取付ほぼ完成。あとはカウンタートップ廻りのコーキングです。

正面シンクの上部に取付けたのは、「水切りウォールキャビネット」 シースルーの樹脂扉の中には

洗い上げた食器等をそのまま置く事が出来る水切り棚、おたまやフライ返しなど調理器具のフック

するレールやまな板収納と 調理スペース側には調味料などを収納出来る可動棚が付いています。

これで、調理・片付けなどの家事動線を最小限に抑え、収納効率を高めたキッチンはほぼ完成!

当然の事ですが、“星の”が描く図面が、例え歪んでいても商品は真っ直ぐに収まりますよ。
 
ビルトインガスコンロは“星の”一押しの ハーマン製 S-Blink +do(スタイリッシュ ブリンク・プラスドゥ)

こだわりのデザインとステンレス製トップ&フェィスの味のある質感、家庭用コンロ最大級の高火力

と頑丈な鋳物製全面ゴトクで鍋の水平移動も自由自在です。そして、グリルには「焼・煮・蒸」を

こなす専用ダッチオーブンが付属していて、御家庭でも豪華な本格料理が手軽に出来ます。
 
今回採用したキッチンは ヤマハリビングテック製 Toclas Kitchen Berry (12春ベリー)でした。


ちなみに この現場のシステムバスルームは鉄骨の梁を増設して その上に設置してあります。













1Fから見上げると、こんな感じです。防水パン部を設置する時は少し怖かったです。
 

HGの“松ちゃん”も御苦労様でしたーいつもアリガトね!
 
                                                                                Hoshino

珍しく2週続けて、休日のランチが“中華”でした~こんばんはー“KS-星の”です。

まず一軒目は、以前は鈴鹿サーキットの味の街に有り、現在は鈴鹿サーキット稲生駅西側に移転

した本場四川料理の“楼蘭(ロウラン)”さん・・・ここ元は、百夜月(ももよづき)というお店でしたね。

 
 
丘の斜面の地形を利用したローケーションは、お店の玄関へのアプローチや店内に入ってから客席

迄のアクセスもアップダウンを繰返し、建造物的には楽しめる処も多いですが、御年配の方や足の

不自由な方(この日の“星の”のように・・・)には、少し辛いところが有るかもしれません。
店内の模様・・・他のバリーエーションの部屋も有る様ですが、我々が案内して頂いた部屋は、

チャイニーズと言うよりは、どこか“エスニック”な雰囲気のする部屋でした。
 

“楼蘭”さんでは、やはり好物の 本場四川風“担担麺ランチ”¥1,200を頂きました。
オーダーすると「辛いですけど、大丈夫ですか?」って聞かれ、「恐らく・・・」と答えておきました。
 

そして、“Yu”には“楼蘭ランチ”¥1,600を頼んでもらい 美味しそうなところを頂きました。
前菜4種盛りから始まる このランチも値段の割に ボリュームが有り 味もしっかりしていました。
 

天気の良い日は、屋外のデッキでの飲食も可能だそうです。そして、硝子越しにはバーカウンター。

夜だけの営業ですが、敷地内併設店に CAFE &BAR “rain cloud sun moon”さんが有ります。

中華ディナーを楽しんだ後は、こちらのBarで まったりと時間を過ごすのも良いかもしれませんね。
 

それから、もう一軒のお店は花見に向かう途中にランチした、菰野の“美味旬菜 饗庭(あいば)”さん

この界隈では、中華の名店として紹介され お噂は良く耳にしてますが “星の”初めての来店です。
 

店内の模様・・・我々の案内された部屋には、中華料理屋さん定番の円卓と角テーブル席が有り

ました、他にも掘りごたつの座敷の部屋や完全個室の座敷部屋があるようです。
 

 “饗庭”さんで頂いたのは“お昼の特製会席(期間限定メニュー)”休日仕様で¥2,500

   ★十割黒豆豆腐の柚子ソース                                ★白身魚、塩麹のキャロットソース













   ★野菜焼売の翡翠ソース                                     ★浅利と玉子のトリュフソース













   ★海老と春野菜の炒め                                       ★天津飯













あとは、デザートにフルーツin杏仁豆腐が付いていました。

“Yu”は、これも料理長おすすめの会席“飲茶ランチ”¥1,800を頼みました。
 













こちらのお店の料理では、オーナーシェフが旬の素材を使い 中華ベースの創作料理を楽しめます。

特に女性のお客さんをターゲットにした上品なメニューが多く、食器や盛り付けの仕方もフレンチや

イタリアンなどをイメージ出来る 少しお洒落な感じでした。我々は どのお料理も美味しく頂け大満足

でしたが、こってりした中華をガッツリいきたい若者男子には少し物足りない味付かも知れませんね。

                                                                                    Hoshino                                                                                                                                                                                                                                                                             







桜の花は本当に美しいけど 儚(はかな)いものですねーこんばんはー"KS-星の"です。

今年はこの時期の行事で忙しかったので、近場で桜を楽しめる所を探して行って来ました。
 

亀山公園で見つけた しだれ桜


いなべ市大安町の両が池公園の桜は背景には 竜ヶ岳を始めとする鈴鹿山脈を臨みます。 
 



員弁川堤の散歩コースは、河川敷に1.6kmに渡り桜並木が有ります。 


いなべ市北勢町の"勝泉寺"の しだれ桜は樹齢2百年を超える三重県内では最古のものです。
 

"勝泉寺"の境内には 3本のしだれ桜が有りました。どれも 歴史を感ずる荘厳なものでした。

 

境内から少し離れた墓地には これも古木と思われる立派なしだれ桜が有ります。これは圧巻です。
 


今年は寒さが長引いた為、桜の開花時期が例年に比べて 少し遅かった様でしたね。

厳しい冬の寒さに耐え、春の訪れを告げる様に一気に開花し見事に満開の花を咲かせる“桜”は、

きまぐれな春の天候のせいで すぐに花吹雪として舞い、潔く散ってしまいますね。この事を謳った

林芙美子さんの有名な短詩で「花(はな)の命は短くて苦しきことのみ多かりき」が有ります。

確かにその年の“花の命”は短いかもしれませんが、その幹が生き続ける限り毎年同じ時期に

なると美しい花を咲かせてくれ、見る人達を幸せに出来る“桜”の花の事を「儚(はかない)もの

と表現するのは ある意味正しくない事なのかも知れませんね。~又、来年 逢いましょう。


                                                                                      Hoshino 


桜もそろそろ満開となってきたところなのに、今日は冷たい雨~こんばんはー"KS-星の"です。

本日は親孝行な御一家の"M様邸母屋キッチン改修工事”の模様をお届けしましょう。

M様邸は同一敷地内に息子様御家族の住居が別棟に有り、母屋は御年配のお母様の一人暮らし

となっています。かつての台所の大半がそうであった様に 土間に直接流し台が置かれていました。
 

そして、このお宅では独立型のキッチンとなっていて、居室と台所の段差は30cm程度有りました。

既設キッチンは2間の内法3,450mmのセクショナルキッチンI型配列と背面に冷蔵庫と食器戸棚
 

既設の壁、天井は一旦すべて撤去し、給排水設備配管もすべてリニューアルして所定の位置に

変更しました。工事中は最低限の家事が行えるように仮設の流しとコンロ台を用意していました。


大工さんに 床上げ及び壁・天井の造作をして頂き、キッチンの取付設置工事がスタートです。

キッチンの据付設置面が居室の床と同一レベルになっている事を御確認頂けますでしょうか。 
 

今回採用して頂いたキッチンは クリナップ製新クリンレディのステンレスecoキャビネット2700I型

世界初のステンレス素材「NSSC FW1」を使用しシンプル設計でリサイクル率を高めた製品です。

そして、アッパーキャビネットは御年配の方でも使用しやすい電動昇降棚 間口1800mmを採用
 キッチン設置後、居室から撮影・・・ キッチンの延長上のスペースに 洗濯機を配置しました。

背面には、冷蔵庫、蒸気排出ユニット搭載の家電収納(ダストBOXワゴン付)と引戸式カップボード 

(システムエリア収納 ステップコンテナタイプ 間口900mm)を配置しました。


こうして今迄昇り降りで苦労された"居室との段差30cm"を解消したキッチンは、以前より家事効率

と収納率を向上させた形で仕上がりました。実は、この改修工事は 既に嫁がれている娘さん達や

隣に住む息子さんの年老いた母を思うお心遣いから 御提案がスタートし、実現した次第です。 

 
M様邸では、キッチンの以外にも浴室、洗面所、トイレの水廻りを一新する大型リフォームでした。

各部位共に御年配になられた母親の使用勝手を 親身になってお考えになられる"M様御一家”の

優しい気持ちをひしひしと感じながらの工事となりました。親孝行って思っていても中々出来ない事

ですが、M様御一家には「親孝行したい時に、親はなし。」という言葉は当てはまらないようですね。

                                                                              Hoshino

先週日曜日のアフタヌーンティータイムに 近所にある“コトラコーヒー”さんに行って来ました。

こんばんはー さすらいの中年キッチンスペシャリスト 略して“KS-星の”です。

 

店前に置かれていたメニュー黒板には「コトラコーヒーは珈琲豆専門店です。」と書かれていました。

そして、メニューのコーヒーのところには(スペシャルティーコーヒー)という注釈が有りました。

                 (店内の模様)
  余計なものは何も無いほど シンプルな内装

  ですが、スタイリッシュでモダンなイームズ

  のラウンジチェアが 何気に並べられていたり
 
  レトロなグリーンのソファがお洒落な感じでした。

 そして、“LA・MARZOCCO (ラ マルゾッコ)"
  
  の黄緑色したエスプレッソマシーンがあったり

  米国"DIEDRICH(ディードリッヒMFG)”

  製の コーヒーロースターで自家焙煎していたり

  して 店主のコーヒーに対するこだわりや情熱

  は半端じゃない事がうかがわれます。 


この日のコーヒー(スペシャルティーコーヒー)は「エルサルバドルのパカラマ」でした。

とってもいい香りのフルーティーな風味で、どこか赤ワインを思わせるような芳醇な味わいでした。

そして"Yu"は、ラテアートも美しい このお店お勧めの「コトラ ラテ」を頂いていました。 
 
「コーヒー豆は石油に次ぐ、第2位の世界貿易高を誇る農産物、世界で1番飲まれているドリンク

がコーヒーです。」から始まる、コトラコーヒーさんのフリーペパーには「スペシャルティーコーヒー」

の定義が次の様に書いてありました。①素晴らしい風味特性があるコーヒー②生産工程・品質管理

がしっかりしているコーヒー・・と言う事らしいです。そして、そのコーヒー豆をコーヒーのプロがきちん

と焙煎・抽出の技術を磨き、調理し鮮度を守ってこそ本当のおいしいコーヒーが頂けるそうです。

 ←ラテアートも素敵な絵柄でお見事

そして コーヒーの事を語る彼はとても熱いです。

コーヒーをを如何に美味しく提供するかを追究する

若きオーナーバリスタにはエールを送りたいです。


"コトラコーヒー"と言う店名の由来が気になって尋ねてみると、少し面白い答えが返ってきました。

"コトラ"は以前 東京でイタリアンカフェをやっていた時の名前で、あの有名なイタリアンシェフO氏の

レストラン「ラ・××トラ」(イタリア語で"食堂"という意味)にあやかって、小さなトラ⇒"コトラ"と名付け

たと言う事です。決して「子虎(ことら)」から来ているのでは有りませんでしたー(笑)

イタリアンが専門と聞いて、今度は是非ランチを御馳走になり シェフの腕前も拝見したいものです。

 
さて、"コトラコーヒー"で美味しいコーヒーの後は、自宅に戻り デザートに旬の"イチゴ"をー。

この"のらくら農園"さんの苺は、"Yu"の学生時代からの旧友(ちなみに"星の"も同級生ですが・・・)

から頂いたものです。ここで紹介されています⇒ 「のらくら農園さん」 PalsさんのBlog

 

この日は、「シャンパンと一緒に・・・」という風にはいきませんでしたが、とっても美味しかったですよ。

ごちそうさまでしたー! この様な贈り物はいつでも Welcomeです。 また よろしくお願いします。
 
 それから、お仕事の方も頑張って下さいね。                                     Hoshino

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