"キッチン”から始めよう 我が家の幸せ計画!”

さすらいの中年キッチンスペシャリスト“星の”が綴るお仕事の期になる話題とお出かけの記録

2012年02月

先日某ビルダー様より、「トーヨーキッチンの赤い扉のキッチンを見積もって欲しい。」と言う依頼が

有りました。どうもユーザー様が、TOYO名古屋のショールームで見たものが気に入ったらしいー

と言う事で、先日現地に出向き現物の商品を確認して来ました。~こんばんはー“KS-星の”です。

現在 TOYO KITCHEN STYLE名古屋さんに展示して有る赤いキッチンと言えば、唯一これだけ!

自称(TOYOさん)「空間のオブジェ」と呼ばれる、“ISOLA(イゾラ)”のアイランド型 W2600I型
 

“ISOLA”の開発コンセプトは「全方向的な美しさ」を実現することからスタートされたそうです。

この赤い扉カラーは、“ロッソ・ジャポネーゼ”と言い ピアノ塗装の鏡面仕上げとなっています。

重量感のあるキッチンに、浮遊感をアレンジするのは TOYOさんオリジナルのエアーフロースタイル

一般的に他社キッチンの下部は台輪となりキッチンを支える部分か、最近の商品は収納出来るもの

が多いですが、この商品はパンチングメタルカバー付で空気が脚部を通り抜ける構造となってます。

エアーフロー(Air Flow)はインテリアの美しさと衛生面を両立したクリーンな発想から生まれました。



どの方向から見ても 美しいデザインとなるように、敢えてサイズを限定とし「個」として主張できる

存在感を追究したキッチンです。以前御紹介した事も有りますが、このシリーズのペニンシュラ

タイプには、レンジフード一体型で 黄金比(1:1.618)のフォルムを持った商品も有ります。
 

シンクは、ゼロ動線を実感できるというマルチシンクの“3D-sink”、シンクの底面に近づく程奥行

を広げたフラスコ形状にし、シンク上面には調理台プレート+まな板、中面には水切りプレートが

セット可能で、底面を含めシンクを立体的(3D)に分けて活用する事で、調理効率をアップします。

大きめのシンクですので 水栓も2カラン仕様、展示はUSAGI(うさぎ)のロングノーズタイプでした。


このキッチンをベースにプラン作成を御願いする事にしました。但し、今回のユーザー様のキッチン

の配置は、間取りの都合上「壁付けI型」となっています。TOYOさんのお得意とする「アイランド型」

ではないのですが、ISORAをベースにユーザーさんの希望する機能品を搭載してプランしました。

プランニングをお手伝い頂いたのは、TOYO KITCHEN コーディネーターの“ai”ちゃんでした。
 

そして、今回の初期提案プランが出来上がりました“ISORA”壁付2600I型 ロッソ・ジャポネーゼ
 
1400mm間口の大形ウォールユニット“ウィングチップ”は、高品質のスプリングステー採用で

指一本で扉が開閉できるという優れもの、レンジフードはステンレス外装の1200間口のFLAT

食器洗い乾燥機とAEG社製 グリルレス4口IHクッキングヒーターを搭載して、軽く定価200万超

 
このクラスのキッチンが、連日のように 簡単に決まると売上に困る事は無いんですけどね~。

 
TOYO KITCHEN STYLE NAGOYA(トーヨーキッチンスタイル名古屋)さんからの御報告でした。

                                                                             Hoshino

先週の土曜日は、京都下宿中の次女“no”の更新手続きなどをする為に 京都に行って来ました。

娘が在学中に京都通になる事を目指しましたが、タイムリミットが近づいてきましたー“星の”です。

本日御紹介するのは、京都上京区にあるカフェ“古書と茶房  ことばのはおと”さんです。

 

京都府庁の近く 繁華街からは少し離れた油小路通に有ります。外観は格子戸や出格子の有る

伝統的な京町家造り、それもそのはず 築150年の京都の町家を改装しカフェを開業されました。

こうしてオープンしたこのお店は、今年の2月14日で7周年をお迎えになったそうです。

 

玄関の格子戸を開けると、通り土間が有り 左手障子戸が店内入口となっていました。

こちらで、靴を脱いでから障子戸を開けて 入店となります。
 

店内の模様~客席はすべてが畳敷きに座卓、窓は木製建具にガラス窓、室内建具は障子など

内装や調度品は、すべてひと昔前のジャパニーズレトロ調な雰囲気で統一されています。
 

今回が初めての来店でしたが、一瞬にして懐かしい処に来ているという錯覚に陥る不思議な空間。
 

“古書と茶房”と言うだけあって、本棚にはオーナーさんが集めた古書が沢山並べられていました。

お一人で来店されている方も多く、各々が好きな本を手に取って席で読書される姿も見られました。
 

オーナーの御主人さんは“鉄道マニア”、奥さんは“猫マニア”らしく、御夫婦のお気に入りGoods

と思われるものも 所狭しと陳列され この空間を演出するインテリアとしても効果を発揮しています。
 

この 不思議と人の気を惹くお人形は誰なんでしょう? どなたか教えて下さーい。
 


この日我々が頂いたランチは“青春プレートごはん”¥980・・・・この齢になって、“青春”とはね!

素材にこだわったヘルシーなプレート、この日のメインは“ポークピカタ” ~美味しかったです。
 

娘は、“ココナッツカレーライス”・・・ココナッツミルクと野菜のまろやかカレー~イカシテました。


Drink Setはプラス200円 でコーヒーを頂きました。お茶うけには、かわいい“福だるま











お手洗いは、縁側に出て中庭に臨む通路の突き当りに有りました。ここで猫の顔付きスリッパ

に履き替えましたが、頭の部分を踏みつけてしまうと何だか小声で喋り掛けて来ました。
 

ここは 「一度は来てみたい店。」と言うより、「時々来ては、まったりと休日の午後を過ごしたい。」

と言うお店だと思いました。次回はもう少し時間に余裕を持って訪れたいものですね。



ことばのはおと”さんのオーナーのライフスタイルは「旅するように暮らす。」・・・素敵です。
 
ここでは、次女“no”が以前「ガケ書房」さんで出逢ってからお気に入りになった 京都在住の詩人

豊原エス”と同じく京都在住の画家“足田メロウ”さんの詩画集を一冊購入して帰りました。

                                                                      Hoshino

      

昨日は"バレンタインデー"でした。世界的にも「男女の愛の誓いの日」とされ、男性も女性も様々な

贈り物を、恋人や親しい人に贈る事がある日なんだそうです。日本独自の習わしに乗っかる必要は、

無いでしょうね。義理でチョコレート沢山貰っても食べれませーん~こんばんはー"KS-星の"です。

と言う事でー我が家のバレンタインデー当日の晩餐はここ数年間"チョコレート"と、全くの無縁です。

但し一応、この日の晩餐は 我が家の唯一の男性で有る"星の"の好物を並べる事となっています。
 

最近は、美味しい"赤ワイン”頂きながらを良質な"チーズ"を頬張る時が至福の時と感じています。

と言っても、まだまだ本当の味が解る程の"通"の領域では有りませんので、雰囲気だけ楽しむ・・・

ですから、当日頂くワインも"Yu"と一緒に、【Boutique de Vin SUZUYA】さんでセレクトします。
 

贈り物の場合は、ソムリエでも有る店主さんに予算と雰囲気だけ伝えてお任せしますが、自分が頂く

物をセレクトする時は、店主さんが書いたウンチクカードを読んで 自分なりに決める様にしています。
 

今回の"星の"セレクトは“La Casina Girasole 2009(ラ・カシーナ・ジラソーレ)”という Bon Vin

「熟れたプラムや黒オリーブの香り豊かで ~中略~渋味と酸味の調和はスバラシイ」って代物です。
 

ワインのセレクトが終わると次には、このワインを引き立てるBon Fromageのセレクトに入ります。

冷蔵ショーケースに有るストックの中から、ソムリエ店主さんの説明を聞き、今回は噛めば噛むほど

に深い味わいが楽しめると言う オランダ産のハード系“ゴーダチーズ”と 我が家では既に定番の

フランス産“青かび(ブルー)チーズ”を頂く事にしました。
 

以上をレジで精算する際、無造作に置かれた“ドライフルーツ”類が気になり 又 ソムリエ店主さん

の御説明を聞いていたら、“ドライいちじく”が美味しそうだったので、これも買って帰る事にしました。
 

と言う事で、この日のバレンタイン晩餐の主役は このBon vin(良いワイン)~本当に素晴らしい

テイストでした。リーズナブルですがコストパフォーマンスが非常に高い逸品だと思います。
 

さらに、“チーズ”やドライフルーツの“いちじく”は、このワインの風味をより一層高めてくれます。

  












もちろん、“Yu”のお手製 「チキンとブラックオリーブのトマト煮」や「海老とアボガドのバジル風味」、

四日市では一番のお気に入り “sido”のパンとの相性も抜群で 満足のいく晩餐会となりました。

フランスでは、 Bon pain(よいパン)、Bon Vin(よいワイン)、Bon Fromage(よいチーズ)、

この3つが揃えば「人生は幸せだ!」と言い伝えられています。~去年もこのネタ使ってますけど・・

まさに この日の“星の”は、おフランス人の気持ちが少し解る、至福の時を過ごす事が出来ました。
 

そして、この会の終盤には 長女“Sa”から サプライズなバレンタインプレゼントが有りました。

飲んだくれ親父に捧ぐ~リキュール2種と、ウィスキー、ブランデーのミニチュアボトル
 

リキュールは、“Grand Marnier(グラン・マルニエ)”・・・コニャック系のオレンジ・キュラソー、

“Marie Brizard menthe blanche(マリーブリザール クレーム・ド・メンテ・ブランチ)"・・・

フレッシュな香りと清涼感あふれるホワイトミント、どちらもカクテルの香り付けに良さそうです。

ウィスキーは“響(ひびき)”、ブランデーは“Hennessy(ヘネシー)”というラインアップでした。

これも、“おうちBar”を目指している親父へのプレッシャー的なプレゼントなのでしょう。
 

今回もお世話になりました。【Boutique de Vin SUZUYA】さん、また宜しくお願いします。

 
                                                                                   Hoshino

先日の日曜休暇日に「鈴鹿ハンター」さんで開催されていた“Mato3区”でお買物して来ました。

雑貨小物や古道具は眺めているだけでも楽しめてしまいます。こんばんはー“KS-星の”です。

“Mato3区”は 時折り開催される 雑貨、古道具、ハンドメイドのイベントマーケットです。
 

3区の模様~ハンドメイド雑貨屋さん 一つ一つ手に取って見ていると時間を忘れてしまいます。



1区のガーデニング雑貨屋さん~こちらは我が家のガーデニング担当“Yu”のお気に入りのお店



そして、この日こちらの会場で購入した物のはこんな感じです。まずは"Yu"セレクトから~

Vert de gris(ヴェール・デ・グリ)"さん~木津川市から出店で、「ピンクペッパー」

次女"no"が京田辺に住んでいた頃から、美しいフラワーアレンジ満載のBlogを楽しんでいた

花カフェさんと鈴鹿でお目にかかれるとの事で こんな幸運を逃せません。・・・ということでー

我が家の庭で育つユーカリで、"リース”を作る予定なので ポイントに「ピンクペッパー」をGet
 

"Junk-Style beedama"さん~吹田市から出店で、多肉植物「セネキオ 」これも "Yu"セレクト

 
  昨年から我が家のガーデンに仲間入りした

  カランコエのクイーンローズ「Paris」と一緒に

  多肉植物を寄せ植えにしようと購入しました。

  このお店では、職人かたぎ風のお兄さんが

  「うちの植物はそこらの温室から直接 出荷して

  いる苗と違って 屋外に置いても充分耐えますよ。」

 ・・など、色々と 御丁寧 にアドバイスを頂けました。

 植物を愛して止まない "プロフェッショナリズム”を

 感じ させて頂けるお店でしたね。




そうして、"Yu"がガーデニング雑貨店で買い物しているうちに"星の"が購入したのはこんな感じ~

お店の名前は聞きませんでしたが、英国好きなお姉さんが出店していた雑貨屋さんで購入した品々
 

スコッチの銘酒"WILLIAM LAWSON`S"のプリントロゴいりのグラス。¥350を¥300で購入

このスコッチウィスキーは 日本にはほとんど輸入されていませんので このグラスはレア品でしょう。
 

真鍮製のオーナメント・・・これは英国では"ホースブラス"と呼ばれ、馬の装飾に使われた飾り。

これはヴィンテージ品ですが 現在はお家の壁飾りにして お守りとしても使われているそうです。

¥3,500のプライスカードが付いていましたが、これも¥3,000で購入しました。
 

左から 何年か前のサッカーW杯時に記念に作られたという 英国代表チームのピンバッジ¥350

真ん中に有るのは、今は無き英国の自動車メーカー"ROVER社"のエンブレム ¥500

一番右は英国サッカー協会のエンブレム入りのバッジと背景のペーパーナプキンはサービス品

で頂きました。このお店のお姉さんは、御主人様の仕事の関係で英国に滞在中に集めた雑貨を

今回"Mato3区"に出店して販売なさっているとの事で、滞在中の経験を色々聞かせてくれました。

「趣味が高じてこうなった。」みたいな感じですね。出品物にはもっとお宝的なもの沢山有りました。
 
出かける度に使用用途のはっきりしない物を衝動買いしてしまう、癖の悪い親父がいるものですから

我が家は いつも片付きません。kao19・・・・そのうち、"星の"も出店する日が来るかも知れませんね。

                                                                          Hoshino




早いもので、気が付けばもう2月になってましてー今年も残す処あと11か月となりました。

本日は 先日申請開始された「復興支援・住宅エコポイント」の申請手続きについて報告します。

こんばんはー“☆のキッチン研究所”で所長をさせて頂いてますー“KS-星の”です。

さて、今回始まった住宅版エコポイントは、頭に「復興支援」と付きます。前回迄行われていた

住宅エコポイントとは、問合せ先(HP・TELなど)が変わっているのでご注意下さい。



エコポイントの対象となる工事は、前回同様①窓の断熱改修 ②外壁、屋根、天井、床の断熱改修

①、②と併せて工事を行った場合③バリアフリー改修 ④住宅設備の設置(太陽熱利用システム、

節水型トイレ、高断熱浴槽の認定省エネ設備の設置)というところには、変わりがなさそうです。

変更になった部分は、取得したポイントを1.復興支援商品 2.エコ商品、即時交換(追加で実施する

工事費への充当)と2つの区分に分け、発行されるポイントのうち 1/2(半分)以上は、復興支援商品

(被災地の産品・商品、被災地の商品券等、被災地への復興寄附)との交換が義務付けられてます。

 
この制度も名前の通り、東日本大震災復興支援の施策の一環なのでそのまま取得ポイントを被災地

に寄附出来る以外は、ポイント発行数の考え方については前回のものと同様と考えて良さそうです。

今回実際に行った“N様”邸「浴室、洗面脱衣場改修工事」で検証してみる事にします。


既設は在来工法のタイル貼りの浴室でした。                       浴室窓はシングルガラスサッシ











浴室床は脱衣場床より10cm程度下がっていました。            既設ガス給湯器は隣接タイプ
  









そして着工~既設浴室の解体から~タイル部分はすべて撤去します。                                                                                                                                    
 











既設浴室解体撤去後~設備配管移設                                 バスルーム設置用土間打設












新設システムバスルームの組立①                                      システムバスリーム組立②












この現場での「復興支援・住宅エコポイント」取得の絶対条件は、①窓の断熱改修でした。

実際には、浴室と洗面所の外窓(小)をペアガラス入りのものに2ヶ所交換 @7,000P×2
 

そして今回御採用頂いた クリナップ製アクリアSBシリーズ1216型は、浴槽断熱は標準仕様

なので風呂フタを標準フタから“断熱組フタ”に変更すれば、高断熱浴槽の認定商品となります。

したがって、ここでは“高断熱浴槽の設置” @20,000Pの取得となります。

これも標準で手摺が付いていますので、バリアフリー工事の浴室手摺の設置 @5,000Pの取得
 

浴室床の段差解消バリアフリー@5,000P                浴室出入り口の拡幅 @25,000P          











上記の工事では、外窓交換@7,000×2=14,000P+バスルーム改修部分@55,000P

合計 69,000P このうち1/2の34,500P以上を「復興支援商品」と交換する事となります。

ちなみに“N様邸”では、今回の改修工事でガス給湯器も高効率型(エコジョーズ)に取替ました。

こちらの商品は省エネを実現できる製品ですが、エコポイント取得対象商品では有りません。
 
但し、この工事を追加で工事する設備のグレードアップという区分けにすれば(実際には契約書や

領収書を別項目とする。)“即時交換(追加で実施する工事費用への充当)”として、上記で獲得した

ポイントを1ポイント=1円換算で使用する事も出来ます。(この場合も取得ポイント1/2以下)

*即時交換の申請は郵送での受付は不可となり、必ず申請窓口に持参する必要が有ります。

しかしまぁーこの申請書類作成は手間がかかりますね。もっと簡素化できないものでしょうか?

そもそも、申請者(施主様)御本人が作成しているケースを見かけた事ないのですが・・・・・・

                                                                              Hoshino

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