"キッチン”から始めよう 我が家の幸せ計画!”

さすらいの中年キッチンスペシャリスト“星の”が綴るお仕事の期になる話題とお出かけの記録

2010年11月

このところ連日 半日は現場で職人の施工の応援を余儀なくされています。

こんばんは 【★のキッチン研究所】の所長“KS-星の”です。

本日 御紹介するのは T様邸洗面化粧台の取替工事の模様です。

この洗面化粧台の取替工事です。(既設はクリナップ製 450mm収納+750mm洗面)
 

 洗面の陶器ボウルは 既にひび割れていまして、キャビネットの中に漏水していました。 












既設洗面化粧台の撤去からスタート!(既設下地はコンパネ12mmで助かりました。)  












撤去後は 新設洗面化粧台用の所定の位置に 給水給湯、排水管をシビアに移設します。












撤去及び配管移設後は 大工さんに壁、床の補修工事をして頂き 翌日は新設の設置工事です。

両壁面は既設タイルのそのまま利用で このクリアランスが 1,650mmJust(多少の不陸有り)
 
しかも両壁共入口建具の額縁が施されています。両サイドキャビ共 引出仕様ですから 要注意!
 

洗面キャビネット+エンドパネルから設置                   ミラーキャビネット(スウィング3面鏡)の設置
 











洗面カウンター長は、1,162mmで製作して 壁とのクリアランスはほぼ“0mm”に収めます。
  











左には 収納用トールキャビネットを、上部にはウォールキャビネット+天井フィラーを取付します。
  



















              ビフォアー                                                           アフター
  

 → → → →





 → → → →





 → → → →




これで 1,645mmのシステム洗面化粧台の完成です。(1,650mm間口に Wall to Wall)

使用機器はTOTO製 システム・J

キャビネット構成は

850mm洗面フロアキャビネット

300mmフロアキャビネット

450mmフロアキャビ+トールキャビ

化粧パネルの18mmを挟み込み

左端には15mm、右端は12mmの

エンドスペーサーを配置することで

引出の額縁干渉のない様にします。

この構成で 間口1,645mmです。

合わせて ウォールキャビを割付

ミラーキャビは窓位置により750mm

これで T様邸 洗面化粧台は完成!

 

 
我々の扱う システム商材のキャビネットは殆どが 150mm モジュール(単位)となっています。

システム洗面でも システムキッチンでも そのモジュールから 外れているサイズを持っている商材を

頭に入れておくと プランに幅を持たす事が出来ます・・・このプランの場合は 850mmの洗面キャビ


今回与えられたスペースはCH=2,400mm 間口は1,650mm(但し 両側額縁見切10mm程度)

実は、間口1,650mmという数字は150mmモジュールで構成が可能ですよね。

但し、今回の様な設置条件で これをプランしてしまうと 途中迄しか 引くことの出来ない引出収納

を作ってしまいます。しかも 築20年以上のリフォーム躯体には “0”クリアランスは不可能でしょう。

今回の条件でメーカーさんの既製品を使用するプランでは これが限界値だと思います。

当社の基準は “Wall To Wall”の場合 間口に対して -5mmを目指す様に心がけていますが、

メーカーさんのプランでは 少し安全を見て -8mmを推奨するところが多いのです。

この差は“3mm”・・・たった3mm、されど3mmです。経験上この3mmで 値打ちが変わります。

(注)・・・躯体自体の“ひねり”・“寝起き”・“不陸・不直”などを 充分考慮に入れる必要が有ります。

だから、 我々は自称【チーム“マイナス 3ミリメートル”】と呼んでいるわけなのですね。


施工時には 思いがけず、手間が掛かってしまい 昼食を取るのも忘れ仕事をする 我々を見るに

見かねてか、お手製の“おむすび”を差し入れてくれた T様の奥様へ、

「ご馳走様でした~!とっても 美味しかったですよ。」

御主人様お気に入りの TOTO SRのアドバイザー“F”が 義娘になってくれると良いのですがね~!

                                                                                              Hoshino

 

このところ 中々 調子の良い時間に暇が無くて 散髪できず 髪の毛がボサボサでしたが

只今 およそ 3ヵ月半振りに 散髪屋で 髪をカットして頂きましたー!(毛染めも・・・)

しかし 中年の“ロン毛”は 不気味ですよね。心なしか 少し頭が軽くなったような気がします。

先週の日曜日は 午前中のみ半日休暇が 取れましたので 義母と“Yu”を誘い

御在所までドライブして 今が旬の“紅葉”を眺めに行きました。


シーズンだけあって かなり渋滞していましたので 途中 景色の良いところでで車止めて“紅葉狩り”

帰り道は 少し裏道を走っていると のどかな田園風景の中に お洒落なCafeらしき建物を発見!

そこは“Yu”が以前から 行ってみたい近場のCafeの一店【Cafe SNUG(スナッグ)】さんでした。

丁度 お昼どき だったので “星の”御一行様は急遽 ここで ランチを頂くことにしました。



店内の模様・・・微妙なレトロテイストと 差し込む自然光で癒し空間の演出がうまくなされています。

季節柄 既に 所々 かわゆい X’masの飾りつけもされてました。

自家製天然酵母を使って焼いた人気のパンやケーキなどの店頭売りもあります。











ランチを待つ間に“Yu”が思わず言った〜 「思ったより“ こぢんまり”した 雰囲気ね。」

それもそのはず、店名の【SNUG】には (こぢんまりして)居心地のよい場所[部屋,地位]

という意味があるそうで、正しく こちらの店主さんの狙い通りの雰囲気が醸し出されているのです。

この時間の客層は 小さなお子様から御年配の方まで幅広い年齢層の方で ほぼ満席状態でした。

そして、ここで頂いたのは“しみじみごはん”・・・(注)決して 蜆(しじみ)ごはんでは ございません。

和風創作系の一膳・・・どれも 素材からの こだわりを感じる逸品で 味付けもGoodでした。



食後の “カフェオレ”は 泡立ち良く 少し大きめのかわいいボウルで 出てきました。



何故か 店内入口にはマトリョーシカの“顔ハメ”写真撮影用が・・・・













午後からの仕事の事を ひと時忘れてしまうほど “まったり”とした時間を過ごしてしまいました。



皆さんも この週末が見頃の御在所“紅葉”散策の帰りに お立ち寄りしてみてはいかがでしょう。

 
;                       Hoshino

一週間ぶりのご無沙汰です、  こんばんは “Ks-星の”です。

何時からか 本日11月22日の事を「いい夫婦の日」と呼ぶようになりました。

それなら 明日の11月23日は「いい文(ふみ)ちゃんの日」と呼んでくださいね。・・解る人だけ

いやいやいや 明日は古代より 五穀の豊穣を祝う「新嘗祭(にいなめさい)」の日でして

戦後 GHQの占領政策でこの日を 天皇行事・国事行事と切り離すようにと 1948(昭和23)年

からは 「勤労感謝の日」として定められ 勤労を尊ぶ 日本国民の祝日であります。
 
そして 何より この日は数十年以前より My Wife “Yu”の「Birth-day」 でも有りまして・・・

だから 明日“Hoshino”は およそ一ヶ月振りに完全休業日で 家庭サービスを決め込んでします。

でも 今日の話題は 「勤労感謝の日」ともWifeの「誕生日」とも一切関係ございません。

以前 8月6日投稿Blogで 御紹介した「お店に行ったら“手洗器”を観てみましょう」のPart2

お店の手洗器には そのお店の個性や 設計者、店主のコンセプトを感ずるものも多いのです。

少し お店の紹介も交えながら 御紹介しましょう。(最近は行けてないので 少しデータ古いかもネ)


まずは 津市の 【東洋軒】さんのトイレ手洗器 内装は大正ロマンで 格調高く 御影石風 “すずり”系
 

やはり ここでは 創業(明治22年)以来続く伝統のメニュー“ブラックカレー”を頂きます。













お次は 四日市の厳選焼肉【越乃】さん最近良くある 木製カウンターに和調の陶器ボウル
 

スナック【グーフィー】時代から ここの女将(ママ)さんには 大変お世話になっています。

ここの 炭火で焼く ホルモンは絶品ですね~ 焼き野菜もちゃんと食べてますよ。












名張のお蕎麦屋さん松尾系総本山の【松尾】さんや 名古屋 今池の焼肉【櫻蘭】さんもこの類い
 













ここから 少し個性的なものになります。 これは名古屋の【青猫】さんのトイレ手洗いです。

おそらく 花器スタンドにはめこみの特製の鉄ボウルに レトロ調ハンドルの胴長水栓です。
 

ここのマスターのセンスが 好きです。今度は夜行って Jazzを聴きながら グラスを傾けたいな~












これは 蟹江市のココットとパンのお店【Pont -l’Eveque(ポン レ ヴェック)】さん飲食スペース

の手洗い シンボルのフランス製ホーロー鍋“staub”を加工して作っています。(流石です・・・)
 


今年の9月より 富吉から 蟹江に移転してOPENしました。 ココット、シチュー、ブイヤベースなど

煮込み料理が “staub”製の鍋でそのまま出てきます。確か旧店では“LE CREUSET”でしたが・












本日の最後を飾るのは やはり名張の【つぐみカフェ】さんのトイレ手洗いです。(これは~?)

このお店も シンボルの“ブリキのバケツ”排水加工品を木製カウンターにそのままにトッピング

この手法には 流石の“Hoshino”も感服いたしました。
 

但し ブリキのバケツは この様な 過酷な条件で使われては 必ず錆びてしまいますよね~。

 











お隣の雑貨店【note】さんの店内には 所々“ブリキのバケツ”が置かれ レトロ調を演出してます。












但し 水漏れは “ガムテープ”では 絶対に防げませんよ!(そろそろ お取替時期ですネ!)
 

皆さんも 店舗などの手洗いで 面白いもの見つけたら 教えてください!取材に出かけますので・・・

最後にもう一度 言って置きますが 明日は 私用の為 “完全OFF”にして 久々お出かけしますので

超緊急時以外は TELしてこないで下さいね。 ほぼ対応は不可なのですよ。

                                                                         Hoshino

未だ 忙しさから 開放されず 土日、昼夜関係なく 仕事に追われる今日この頃。

心を亡くすと いけないので たまには 懐かしい音楽でも聴いてリフレッシュしましょう。

こんばんは “KS-星の”です。

これは “星の”懐かしの “DEVO(ディーヴォ)”のデビューアルバム【頽廃的美学論】です。


1978年に発売されたもので 原題は「A:Are We Not Men? Q:We Are Devo!」

最近 【Tower Records】さんで 輸入盤CDが ¥1,000で売ってたので 買っちゃいました。

このアルバムは 若かりし頃 “星の”の音楽趣向を一気に拡げた 歴史的アルバムでもあります。

当時(30数年前)我々同世代の音楽フリークの大半が 洋楽は“Beatls”から 始まり、Stonesや

Cream、Zep、Purple、Yes,Elp・・・etc オーソドックスにRockの王道を聴きあさっていました。

その頃、仲間より少しでも 新しい音楽や ミュージシャンを発掘したくて始めたのが 試聴無しで

情報希薄のまま レコード店に出向いて イキナリの “ジャケ買い”や“帯買い”!でした。

そして、当時毎月の小遣い約半分は この衝動的な“レコード冒険買い”に費やされていました。

家に持ち帰り レコードをターンテーブルに載せ 針を置く瞬間の緊張感は 未だに忘れません。

そんな買い方ですので 時には「しまった!」とか「こんなはずでは〜」っということも多々有ります。

“DEVO”も始めて聴いた時には 「こいつら 音楽を完全になめて やがる〜!」が正直の印象でした。

だって、大御所Stonesの“(I can't get no)Satisfaction”をハチャメチャな演奏してるので・・・

ここで 聴けます。PVも面白いので 一度見てください。→Devo-Satisfaction

でも 懲りずに聴き続けてると それまでとは少し違う 自分の中の 新しい何かが 反応し始めました。

「う~ん?音楽を感じている処が 今迄とは明らかに違うな~ これがNew Waveなんだな。」って

早速 その頃お付き合いを 始めたばかりの彼女("Yu")にも レコード貸して 聴いてもらいました。

彼女の反応も最初は「う~ん?」でしたが 「10回連続聴いてチョ、きっと癖になるから・・・」と説き伏せ

無理やり聴かせていた様な記憶があります。但し 本当の評価は今となっては 定かで有りません。

その後の国内大ブレイクは ご存知の方も多いでしょう、現在もコアな"DEVO”Fanは沢山います。

当時のJapanese-New Waveシーンでも 彼らの影響を 受けたミュージシャンは多いはずです。

"星の"が思いつくまま列挙してみますと・・・・・・・、

あの大御所" Y・M・O”をはじめ、土屋昌巳率いる"一風堂"、立花ハジメのいた"プラスチックス"

"近田春夫&ハルヲフォン”や巻上公一の"ヒカシュー" 鈴木慶一の"ムーンライダーズ"and More

最近では ぐっさん一押しの"ビートクルセーダーズ"や 公認後継者に指名された"Polysics"など~

"DEVO"無くしては Japanese-New Wave は語れ無いと言っても良いほどです・・・独断ですが


このデビューアルバムのプロデューサーは 元ロキシーミュージックの “ブライアン・イーノ”でした。

 “DEVO”のグループ名は“”De-Evolution(退化)”

  を略してつけられています。

 「人間は進化した生物では無く、退化した生物だ。」と言う
 
“人間退化論”を コンセプトにパフォーマンスをしていました。 

 脳の働きを9割以上使わず 死んでゆく我々人類の起源は

 やはり “アメーバー"では無く“神”からの退化なのかな~?

    “The Beginning Was The End Knowledge Can Be Eaten”
             「WE are DEVO!」・・・・Jocko Homo←これも 見て!


あの“David Bowie(デヴィッド・ボウイ)”は アマチュア時代から 彼らの才能を高く評価し

「彼らの為に あらゆる 協力を惜しまない」 とまで 言ってたそうです。~カッコイイー!


彼らは現在も活動中です。"マーク・マザーズボウ”はすっかり "メタボ"になりましたがね!

   
 エナジードームも有名ですね。(最近は青くなりました。)

                     Hoshino


本日は 家電リサイクルと家電エコポイントについて考えてみましょう。

こんばんは 【★のキッチン研究所】 所長の“KS-星の”です。

皆さん よくご存知の通り TV放送は 2011年7月24日から 地上,BSのアナログ放送を

終了し 一斉に地上,BSデジタル放送に移行されます。

その為 現在 家電量販店さんには 毎日のように TV買い替えのお客さんが 押し寄せています。

さらに その普及促進の為 購入者には“家電エコポイント”なるものを期限付きで発行している

おかげで 今年10月のTV販売台数は 昨年の3倍以上、12月からは そのエコポイントも半減と

なりますので 今月の11月は 駆け込み購入者続出は必至で すね。

当社にも 浴室TVの地デジ化のお問い合わせが 多くなりました。 既に取替えも行っています。

但し、何故か理由は解りませんが 【浴室TV】はエコポイントの対象品になっていません。


チューナー部分は 浴室の天井裏にあります。                  これが地デジハイビジョン液晶防水TV





  





新しく 信号線を入れなおす必要があります。                      壁との隙間が無く苦労しました。 












2人がかりで 何とか取付完了!~ちゃんと受信しました。(“星の”も天井裏でがんばりました。)
 

撤去したTVは 2001年4月に施行された「家電リサイクル法(特定家電用機器再商品化法)」

にて 廃棄する際に 一旦原材料に戻し 新しい製品に再利用しようという仕組みになっています。

循環型経済社会を実現する為に 国が定めた法律がこの「家電リサイクル法」なのです。

そして、排出者は 回収~廃棄~リサイクルにかかる費用を負担しなければなりません。

まだ使用できる 製品を国の施策で交換させておいて リサイクルする費用は 国民負担なのです。

最近 不要家電の無料引取りを 見かけますが あれはどういう仕組みになっているのでしょう?

タダで手に入れた物を 中国や東南アジアに 売り飛ばしているような気がするのは・・ 私だけ?

中国とのイザコザで“レアメタル”や“レアアース”の重要性が見直されているだけに 気になります。


今回“星の”は 撤去してきたTVを自分の所で 再利用(リユース)することにしました。

この浴室テレビは 外部入力端子が付いていますので、DVDやVTRのモニタとしては利用できます。
 

ホームセンターで仕入れた材料を加工して モニターとチューナー部分を一体化しました。












集成材の板に取付、多くの信号線をつなぎ合わせ スタンドを取付けたら 出来上がりです。

ここに、100V電源をコンセントからとり 外部入力端子に 端末を接続すればOKです。

“星の” 自家製 TV(モニター)の出来上がり!












今迄 TVが 部屋に無かった 長女の部屋のDVDのモニターとして リサイクルされました。

再利用(リユース)こそ 一番のリサイクルだと思いますが いかがなものでしょう。

 

意外と情報が行き届いていませんが、アナログTVでも 地上デジタル受信用チューナー

(¥4、000~5、000程度)を増設する事で 画質はともかくとして 地上デジタル放送を

受信する事ができます。 もちろん この浴室テレビでも 受信することは物理的には可能です。

但し、実際には チャンネルを替える為には リモコンをチューナーに向ける必要があるので
 
天井裏にチューナー設置の浴室内では 使用する為に かなりの工夫が必要となりますね。

                                            
                                
地デジカ

              Hoshino









↑このページのトップヘ