明日からお盆休みを頂きます。~こんばんはー☆のキッチン研究所 所長の"KS-星の"です。

お盆前最後の投稿は『お店に行ったら手洗器をいろいろ見てみましょう』の第五弾をお送り致します。

商売柄、お店にお邪魔すると どうしても水廻りの設備機器が気になります。中でも手洗い器を観察

すると、オーナーのデザイン趣向や建築者側の思想や少しの遊び心を垣間見る事が出来ます。

本日まず御紹介するのは、浜松市に有る"ぬくもりの森"さんの屋外トイレ内の手洗器です。

天然石を貼ったカウンターに埋込式の陶器ボウル、立水栓はアンティークな物が使用されています。
 
流石に建築家「佐々木 茂利」さん自身がオーナーだけ有って、やり切っている感を覚えました。

トイレの便座や陶器部分にまでも ペイントして有りました~ここまでやると遊び心も恐ろしいです。













こちらは 同じく"ぬくもりの森"内にある フレンチレストラン"ドゥソール”さん店内の手洗器
 
“ぬくもりの森”さんは 中世ヨーロッパの田舎風をコンセプトに村つくりをされていました。













こちらは同じく浜松に有る、綺麗な薔薇の咲くガーデンカフェ “ラ・ローズデバン”さんの手洗器

人造大理石カウンターにはめ込み洗面器、アンティークなブロスの単水栓を二つ取付てありました。

カウンター下部はオープン仕様でカーテンを取付、カウンター上にはやはり薔薇の飾りが有りました。
 

南仏プロヴァンス風の建物と オーナー御夫婦が何年もかけて手作りしたガーデンは素敵でした。














こちらは 鈴鹿市に有る本場四川料理のお店“楼蘭”のトイレ内手洗器です。

銅板を板金加工して特注したと思われる手洗器、既に緑青化していますが いい風合いがでてます。
 
店内のインテリアは中華というよりも エスニックな感じでした。ここの担担麺は美味しかったです。













こちらは 京都の岡崎公園近くに有る 菓子・茶房"チェカ"さんのトイレ内手洗器

花器スタンドを思わせるシンプルな手洗器ですが、お店の雰囲気にはしっかりマッチしていました。
 
お店のロゴ製作は 人気作家の“望月 通陽”さんが手掛けている事で知る事となったお店ですが、

今回は、このお店のオーナーさんが 四日市在住の人気陶芸家“内田 鋼一”さんと御兄弟という事

も知り、より一層愛着を感じるお店となりました。店内販売のコーヒーやスウィーツもお勧めです。













こちらは 津市に有るCafe“tayu-tau”さんの手洗器。これは学校の理科室なんかで使用する

実験用流しを手洗いとして利用しています。この商品は我々も たまに一般住宅にも採用してます。
 

店内は我々世代が通った小学校の雰囲気が演出されていて、ノスタルジーに浸る事が出来ました。














こちらは 京都府木津川市にある お花とカフェのあるお店“VERT DE GRIS”さんトイレ手洗器

恐らく (株)カクダイさんのLuju(リュウジュ)シリーズの壁掛手洗器でしょう。
 

廃ポンプ小屋を改装した店内はガーデニング雑貨やアンティーク小物がセンス良く並べられてました













これは 鈴鹿市南江島のカジュアルなフレンチレストラン“ドミニクドゥーセ”の手洗器

壁面全体に施されたミラーに取付けられた 海外ブランドのユニットタイプ壁掛手洗器でした。
 

こちらのフレンチランチバイキングはいつも満員の人気店。チョコレートファウンテンも有りました。

ここでは 他の席で食べている主婦の方々の食べっぷりと喋りっぷり圧倒されました。














こちらは 京都円山公園内に有る 老舗“長楽館”の喫茶コーナーのシステム手洗器

今回御紹介するお店の中で 唯一“星の”未訪問の処です。(“Yu”が友人と行った時に撮影)

面白そうなので 是非一度訪問して 次回は詳しくレポートしてみたいと思います。
 


そして、最後は何故か手洗器では有りませんが、京都四条に有るカフェ“SECOND HOUSE”の

店前で 蛇口からの水で冷やされていた“京野菜”~暑い最中に“涼”を演出してくれてました。
 
明日からのお盆休みにも どこかで手洗器をレポートしているかも・・・です。  Hoshino