今日は何年か振りに 仲間内のゴルフコンペに参加する予定でしたが、悪天候の為コンペを中止し

鈴鹿サーキットでボウリングをして来てから 仕事に戻りました。~こんばんはー“KS-星の”です。

去る3月14日は、常滑市のテクノトレーニングセンターで 2012 LIXIL 新商品&スマイルエコフェア

を見学し、お目当てのセミナー「自然に学ぶ家づくり~今、エコ住宅に・・・・」に参加して来ました。

 

今回発表の新商品展示ブースの内容は、それ程目を惹く 新しい製品も無かったような気がしました。

 

こちらは常設でしょうが、上海万博日本産業館で本物の金をコーテイングし“世界一のトイレ”として

紹介されたものと 同一モデル『REGIO(レジオ)』の空間展示が展示室Dに有りました。














この『REGIO』はホスピタリティの空間に相応しい「ゆとりのトイレ」として2008年6月の発売以来、

陶器の質感を活かし「ゆったりと座れるイスやソファ」をデザインモチーフとした高機能トイレで

日本国内だけでなく、中国ほか海外でも高い評価を得ている商品なのです。


 

今回このイベントに参加した最大の理由は、この日開催されたセミナーを傍聴したかったからです。

このセミナーは人気が高く、50名定員のところ参加希望者が多く70名ほどが集まっていました。
 

このセミナーでは、講師の赤池 学氏より今後の住宅産業に関るものにとって大切なキーワードを

いくつか学びました。中でも、東日本大震災以降急速に見直され始めているエネルギー問題から

「最適化社会の幻想の崩壊・・・・エコジレンマに陥っている現代」の件(くだり)についての解説は

住宅産業に関る我々が疑心暗鬼で接してきているものへの 問題提起でもあった様な気がします。

そして、これからの流れ「自立化社会の形成」⇒「自然化社会への 新展開」 と移り変わっていく

過程には 我々中小企業にも大きなビジネスチャンスが生まれる可能性があると解釈しました。

 

そんな 赤池氏が商品開発のコンセプトに関ったという新発想入浴 「Foam spa(フォーム スパ)」

当日現地では実際に女性モデルさんが 入浴実演が行われていました。(・・・もち、最前列で観察。)

「お風呂の新環境」・・・バスタブがバスルームに無かったら?もしも湯気の発生を抑制が出来たら?

入浴しながら本を読んでもヨレヨレにならないしメガネも曇らない。~ドライな環境に設置も夢でない。

そんな これまでに無い新しい入浴スタイルが可能となるバスタブ・・・それが“Foam spa”です。

 

その秘密は「Velvet Foam(ベルベット・フォーム)」に有ります。専用の泡入浴液と超音波発生機

から作られる泡は、バブルでは無くとてもクリーミー、まるで生クリームを泡立てるように・・・・

この泡の効果で 高い保温性、湯気の抑制、入浴時の水使用量を半減できるという仕組みらしい。

そして、この仕組みのヒントとなったのは“アワフキムシ”のシェルターだったと解説が有りました。

 

この「Foam spa」はバスタブも新素材で クッション性の高い「ソフト浴槽仕様」となっています。

「ベルベット・フォーム」も「ソフト浴槽」も現地で体感させて頂きましたが、どちらも 今迄に無い感触

でしたー新発想に期待したいです。その他詳しい事は ここで確認してみて下さい⇒“Foam spa

 
この「Foam spa」が すぐに日本の住宅事情を劇的に変える事は 出来ないかも知れませんが、

従来の浴室の概念を多少なりとも 見直して考えてみる機会を与える事には間違いない事でしょう。

そして、今後我々がビジネスチャンスを掴むには 既成概念にとらわれない発想が大事なのですね。

                                                                                 Hoshino