"キッチン”から始めよう 我が家の幸せ計画!”

さすらいの中年キッチンスペシャリスト“星の”が綴るお仕事の期になる話題とお出かけの記録

タグ:Electrolux

今年の七夕も残念ながら天の川を見る事が出来ませんでした〜こんばんはー“KS−星の”です。

今回は前回に引き続き「大阪研修旅行」からの第二弾“IKEA”鶴浜店の見学リポートです。

今更説明する必要は無いでしょうが“IKEA”はスウェーデン発の世界最大の家具メーカーです、

この展示品キッチンからは伝統的な北欧家具のテイストを感じる事が出来ました。

北欧では寒さが厳しく長い冬の為、 必然的に室内で家族と共に過ごす時間が長くなります。

この様な北欧独特の生活から生まれた家具は"飽きのこないシンプルなデザイン”で機能的な

実用性を兼ね備え、長い期間使用する事が前提の耐久性に富んだ設計となっています。

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展示品の多くは壁付タイプで、アイエリア部分の壁にハンガーラックやシェルフが取付られてます。








“IKEA"では、このアイエリア収納を「ウォールオーガナイザー」・「ウォールシェルフ」と呼び、

多種のアイテムを揃えています。そして、このあたりもキッチンのデザインに多少影響してます。

しかし、現在我々がプランニングさせて頂くキッチンの多くがペニンシュラやアイランドタイプの

対面型キッチンで、LDK一室化している間取りではキッチン前は開口部となり壁が有りません。

また、日本の多湿な気候下ではキッチンにおける"通風"と"採光"は重要視されているので、

例え外壁向きに壁付けする場合もシンク前には窓を設置するケースが大半となり、思いの外

壁付けのハンガーパイプやラック・シェルフ類は取付スペースが無くなってしまう事が多いです。


加熱調理家電のこれからのトレンドと考えられる"ウォールビルトインオーブン&電子レンジ"に

グリルレスドロップイン4口ガスコンロの銘板は「Electrolux」社となっていました。

余談ですが・・・この4口ドロップインコンロ(Electrolux)は、どう見てもリンナイ製のOEMでしょう。

以前、Electrolux社に問合せた事が有りますが明確な回答頂けませんでした。(どうでもエエ?)

ダイニング側のシースルー収納内に照明を仕込んだフラット対面型キッチンも有りました。

周辺の家具や照明器具などの展示備品もほぼすべてがIKEAブランドで揃えられていました。


“IKEA”のシステムキッチンの基本となるのが「FAKTUM/ファクトゥム」となっています。

まずは、ベース&ウォールキャビネットを自由なサイズで組合わせて選択しフレームを決めます。

このキャビネットフレームはすべて18mm再生可能原料のパーティクルボードにメラミンフォイル

仕上げで、環境にも優しい上に耐久性があり湿気や傷にも強い仕上げになっているそうです。

カウンタートップやシンク・水栓・ビルトイン機能機器も現物を確認しながら決定していきます。

選択可能なビルトイン調理機器や水栓金具もデザイン性の高いものをチョイスして有りました。








キャビネット扉も豊富な種類を全スタイル揃えていますので、その場で材質やカラーを確認

しながら決定していく事が出来ます。このシステムならば多少キッチンプランの知識が有れば、

オーダーメイド的なオリジナル・システムキッチンを短時間でプランニングする事が可能でしょう。

そして、IKEA(イケア)のキッチンは昨年105万セットを出荷し世界でNO.1の数字らしいです。

カップボードカウンター上ではハンギングラックにハーブを栽培する提案が有りました。

ワンルームやセカンドキッチンで使用するミニキッチンもローコストで且つ"お洒落"なデザイン

これは お子様向けのままごと用ミニチュアキッチン〜ハンギング"おたま"がカワイイですね!

およそ一か月後〜今回お伺いした時に入会した"IKEA FAMILY"のカードが自宅に届きました。

来年は愛知県長久手に中部地区初出店の予定らしい〜我々の商いにも確実に影響ありますね。

                                                                                     Hoshino


気が付けば、もう三月になっていました。こんばんはー"KS-星の"です。

このところBlogの更新が思うように出来てません~ネタに困っている訳じゃないのですが・・・

本日は、最近納入した TOYO KITCHEN&LIVING製 システムキッチンBAYの現場レポートです。
 
 
システムキッチン設置の模様~海外ブランドの食洗機は給排水接続はシンクキャビ内で行います。
 












この現場で御採用頂いた食洗機は Electrolux社製 AEG(アーエーゲー)ブランドです。













そして、施工完了引き渡し前の姿です。

“TOYO KITCHEN STYLE"の大きな特徴は脚の構造が「エアーフロー」となっている事です。

エアーフロー構造にする事で、キッチンに浮遊感が出て軽やかなスタイリングになりますし、

つま先がキャビネット下に入ることで 特にシンク前の作業負荷を軽減する効果が得られます。
 

レンジフードもTOYO KITCHEN オリジナルの“FLAT(フラット)"オンウォールタイプでカッコイイ!
 

シンクは3D-Sinkと言い、シンクを3層構造として 内部のリブ(段差)部分に取付可能な「まな板」、

「調理台プレート」、水切り可能な「マルチプレート」の3種類の専用プレートが標準装備されます。 

それらのプレートを使用し上面・中面・底面に分け、立体活用する事により今迄出来なかった

新しい形の流れ作業(平行調理)が可能となりました。しかも、プレートを上段に2枚並べると

シンクにふたが出来るので使用後の食器や調理器具を簡単に隠してしまう事も可能です。
 

調理や片付けなどキッチンでの作業効率面で有為な3D-sinkも開発には大変な御苦労が有った

そうです。奥に向かって広がるフラスコ型のシンクは、プレス加工では不可能な形状でステンレス

板金職人の手作業による加工技術で製造可能となったものらしいです。

さらに750mm奥行きのステンレスカウンタートップはこれも職人技のオリジナル表面加工

「チタン研磨仕上げ」となっていて、ステンレスに温かみを感じさせ高いクオリティーを感じます。
 
そして今回御採用して頂いた 食器洗い機はAEG-ElectroluxのモデルF880601MOP-B5

ちなみに、AEG社はドイツの老舗電気機器メーカーでしたが、1996年よりスウェーデンの

ストックホルムに本社を置く 「Electrolux(エレクトロラックス)」社の傘下となり、現在は同社の

高級家電ブランドの名称となっています。
 
ステンレスの操作パネルには「プログラム選択ボタン(英語)」が有り洗浄方式を選択できます。

食器をセットする方法は、扉を開けバスケットをスライドし食器をセットするフロントオープンタイプ。

現行国産品はラックごと引出すプルオープンタイプが大半ですが、一番の違いは洗浄容量です。

同じ60cm間口製品で比較すると、国産品が約7人分に対して このタイプは12人分となってます。

そして、この様に電源を投入後に扉を開けると庫内灯(LED可視光)が点灯し閉じると消灯します。

 
もう一つの違いは、乾燥方式です。国産品はヒーターによる温風乾燥の方法をとっていますが

欧州製の大半は、高温水でのすすぎをしてその余熱を利用して乾燥させる仕組みとなっています。

したがって、最近の国産品ではあまり使用していない食器洗い機専用リンス剤(乾燥仕上げ剤)の

投入が必要となります。余熱乾燥タイプは、おそらく電気代は節約出来るでしょうが、乾燥の仕上り

具合という点に於いては 国産製を経験しているユーザー様は少し不満を感じるかも知れませんね。















LD方向から見ると何の変哲も無い壁ですが、その向こうにはこだわり満載のキッチンがあります。
 
 オブジェの様な美しさと使いやすい機能性を両立したキッチンだと思います。  Hoshino

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