"キッチン”から始めよう 我が家の幸せ計画!”

さすらいの中年キッチンスペシャリスト“星の”が綴るお仕事の期になる話題とお出かけの記録

タグ:TOTO

先日 TOTO四日市ショールームさんにCMで話題の「トイレバイクネオ」を見て来ました。

こんばんはー"☆のキッチン研究所"所長の"KS-星の"です。

これが、TOTOさんが環境をテーマにした企業コミュニケーション「TOTO TALK」の一環として

実験的に製造し走行させている「TOILET BIKE NEO(トイレバイクネオ)」です。
 

何と・・サドル部分は大胆にも タンクレストイレ"ネオレスト ハイブリッドAH"の模型出来ていました。

しかしこの部分は陶器製じゃなくて樹脂製でした~このバイクはあくまでTOTOさんの環境取組み

をPRする為に宣伝用として製作されたもので これからTOTOさんがバイク製作事業に参入する

という類の製品では無く、併せて燃料である“バイオガス”の事業についても同様だそうです。
 

このバイクの燃料は「バイオガス」とされています。そして、バイオガスとは「家畜の糞尿や生活排水

を発酵させたガスを精製したエコな燃料」・・・俗に言う「バイオマスエネルギー(biomass energy)」

そして石油・石炭などの化石資源と対比して、再利用可能な資源「生きた燃料」とも言われてます。

まさかとは思いましたが、サドル部分の便座・便フタを開ける時は少しだけ勇気がいりました。

ここに糞尿のストックが有るのでは~? 思い切って開けてみるとカラフルなキャンディーが一杯!

世界中から「ライダーのうんちで走っているのか?」という都市伝説的な反響に対しての答えです。
 

既にバイオガス化された燃料は、後ろのタンクに充填されているそうです。

模擬トイレットペーパー飾りの下部に2連にセットされているのが「バイオガス」の燃料タンク

タンクひとつあたり約150km、タンク2つ満タン時では約300KMの走行が可能だとか。

応援歌は 爆風スランプのサンプラザ中野が歌う 「トイレバイクネオ OH!OH!」

 
この燃料は北海道の鹿追町と兵庫県の神戸市で供給された前述の「家畜糞尿や生活排水から

メタンガスを精製して作られたもの」らしいです。~なぜこの地域からなのかは不明です。

トイレバイクネオのイメージモデルの方にも乗って頂いて、ハイポーズ!
 

TOTO四日市ショールームのこの時点では入籍間近のFさんも・・・なんで顔が「梅」ちゃんなのか?

FさんはもうこのBlogが、公開される頃には入籍済でしたかね~御入籍おめでとうございます!
 

この「トイレバイクネオ」の企画は10月6日(木)に北九州市 小倉のTOTO本社工場を出発し、

約1,400Kmの走行をして 11月2日(水)に東京のショールームでゴールするというもので

一昨日めでたくゴールした模様です。・・・どうもまだ続きがあるそうですが・・・・

走行中の記録はここで詳しく確認できます⇒「TOTO TALK スペシャルサイト トイレバイク ネオ


おじさん“星の”も年甲斐も無く 跨ってみました。

震災後 以前にも増して 枯渇燃料から新エネルギー開発

の取組みも盛んとなってきました。いずれにしても資源に

乏しい 我が国で「再生可能な生きたエネルギー」の開拓

は急務なのですね。   Hoshino

相変わらず 寒さが身にしみますが 連日 現場打合せで今年も忙しくなってきました。

こんばんは“KS-星の”です。本日は 本業のキッチンプランの御紹介しますね。

今回 御新築でお世話になりましたN様は 新婚ほやほやの爽やかなカップルさんでした。

若年層の新築物件では やはり 御予算との闘いが大きなウエイトを占めます。

 

これからお二人で新しい人生のスタートを送る為の棲家には 夢や希望が一杯詰まっています。

N様邸は 地元工務店様の注文住宅ですので 大手ハウスメーカーやフランチャイズ加盟店

ビルダーの扱う 押し付け標準仕様品では無く、数あるメーカー群の中から 自分達の趣向に

合った 商品を御予算の範囲内で 自由に組合わせて購入できる方法を選択していました。
 
まずは着工前に 工務店さんが建築図面を持って来社 施主様の目指すインテリアや必要な

機能の抽出をした上で 叩き台になるプランを2社のメーカーにて作成し 見積を提出ました。

プランと機能装備は 大変満足していただけるものとなりましたが 先方の目指す御予算内に

納める事が出来ませんでした~ここからは当社と御施主様との共同作業に入ります。

 
その方にとって何が本当に大切なものか?プランに無駄や贅肉がないか?を一緒に考えます。

御施主様各々に こだわりの部分は違いますので 、決して こちらから 押付ける事はしません。

もちろん プロサイドの意見で誘導してあげる事は大切な作業ですが あくまで “主役”は御施主様

であり、我々は その方の目指す方向性を把握し 夢を形にする お手伝いをしているに過ぎません。

ここで一番大切な事は「その方に 如何に“愛情”注ぎ接する事が出来るか。」 だと思っています。

我々の持っている “引き出し”の中から その方の御予算の内輪で一番の良い買い物をして頂く

御提案の努力をし続ける手間暇を惜しむ事は有りません。・・・・これが 本当に大事な事です。

ですから 当社にはメーカーの縛りは 一切有りませんし 担当営業マンの質や好き嫌いで提案商品

を選択する事も有りません・・・・ただ 商品の本質(コストバリュー)だけを見れる様にしています。 

 

ショールームで 試行錯誤の上 御施主様と辿り着いたのが 上記の写真でご紹介のプランでした。

今回 使用したのは ヤマハリビングテックさんの システムキッチン「Bb」シリーズです。

基本性能を充実させ 無駄な贅肉部分(ユーザー様の解釈)を極力省きましたが

マーブルシンク&人造大理石カウンターで インテリア性は 死守しました。

こだわりの フロントアップウォールキャビ、ダストボックスワゴン、蒸気排出ユニットも付いてます。




奥様たっての御要望で 食器戸棚は 壁埋め込みで 大工さんの造作カウンター収納と並べました。
   
打合せの途中で N様邸の御主人様が “星の” 母校のサッカー部後輩 だという事が発覚し

かわいい後輩の為に“サービス過剰”になってしまった事は言うまでも有りません。
                                                                                          
                                                                                       Hoshino          
                                                                                                                                                                                    

 洗面化粧台は INAX ピアラ-DS採用            トイレ器具は TOTO GG1+セレクトシリー ズ
                                         


このところ連日 半日は現場で職人の施工の応援を余儀なくされています。

こんばんは 【★のキッチン研究所】の所長“KS-星の”です。

本日 御紹介するのは T様邸洗面化粧台の取替工事の模様です。

この洗面化粧台の取替工事です。(既設はクリナップ製 450mm収納+750mm洗面)
 

 洗面の陶器ボウルは 既にひび割れていまして、キャビネットの中に漏水していました。 












既設洗面化粧台の撤去からスタート!(既設下地はコンパネ12mmで助かりました。)  












撤去後は 新設洗面化粧台用の所定の位置に 給水給湯、排水管をシビアに移設します。












撤去及び配管移設後は 大工さんに壁、床の補修工事をして頂き 翌日は新設の設置工事です。

両壁面は既設タイルのそのまま利用で このクリアランスが 1,650mmJust(多少の不陸有り)
 
しかも両壁共入口建具の額縁が施されています。両サイドキャビ共 引出仕様ですから 要注意!
 

洗面キャビネット+エンドパネルから設置                   ミラーキャビネット(スウィング3面鏡)の設置
 











洗面カウンター長は、1,162mmで製作して 壁とのクリアランスはほぼ“0mm”に収めます。
  











左には 収納用トールキャビネットを、上部にはウォールキャビネット+天井フィラーを取付します。
  



















              ビフォアー                                                           アフター
  

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これで 1,645mmのシステム洗面化粧台の完成です。(1,650mm間口に Wall to Wall)

使用機器はTOTO製 システム・J

キャビネット構成は

850mm洗面フロアキャビネット

300mmフロアキャビネット

450mmフロアキャビ+トールキャビ

化粧パネルの18mmを挟み込み

左端には15mm、右端は12mmの

エンドスペーサーを配置することで

引出の額縁干渉のない様にします。

この構成で 間口1,645mmです。

合わせて ウォールキャビを割付

ミラーキャビは窓位置により750mm

これで T様邸 洗面化粧台は完成!

 

 
我々の扱う システム商材のキャビネットは殆どが 150mm モジュール(単位)となっています。

システム洗面でも システムキッチンでも そのモジュールから 外れているサイズを持っている商材を

頭に入れておくと プランに幅を持たす事が出来ます・・・このプランの場合は 850mmの洗面キャビ


今回与えられたスペースはCH=2,400mm 間口は1,650mm(但し 両側額縁見切10mm程度)

実は、間口1,650mmという数字は150mmモジュールで構成が可能ですよね。

但し、今回の様な設置条件で これをプランしてしまうと 途中迄しか 引くことの出来ない引出収納

を作ってしまいます。しかも 築20年以上のリフォーム躯体には “0”クリアランスは不可能でしょう。

今回の条件でメーカーさんの既製品を使用するプランでは これが限界値だと思います。

当社の基準は “Wall To Wall”の場合 間口に対して -5mmを目指す様に心がけていますが、

メーカーさんのプランでは 少し安全を見て -8mmを推奨するところが多いのです。

この差は“3mm”・・・たった3mm、されど3mmです。経験上この3mmで 値打ちが変わります。

(注)・・・躯体自体の“ひねり”・“寝起き”・“不陸・不直”などを 充分考慮に入れる必要が有ります。

だから、 我々は自称【チーム“マイナス 3ミリメートル”】と呼んでいるわけなのですね。


施工時には 思いがけず、手間が掛かってしまい 昼食を取るのも忘れ仕事をする 我々を見るに

見かねてか、お手製の“おむすび”を差し入れてくれた T様の奥様へ、

「ご馳走様でした~!とっても 美味しかったですよ。」

御主人様お気に入りの TOTO SRのアドバイザー“F”が 義娘になってくれると良いのですがね~!

                                                                                              Hoshino

 

W杯サッカーの予想は ”あっけなく”はずしました。

本日も RC(鉄筋コンクリート)造の改修工事のレポーターの ”KS-星の”です。

今回は 築24年のRC造の分譲マンション3FのF様邸の浴室、キッチン、トイレ改修現場です。


既設のセクショナルキッチン 1500流し台+600コンロ台+右側800がOPEN SPACE
キッチンの総間口は2900mmです。


既設のユニットバスルームは 1116タイプ ご主人様は 脚が伸ばして入れません。
 

トイレはW770×D1160と 洋便器設置には少し奥行きが狭く 窮屈感があります。


排水は露出の縦管に 鋳鉄管のフランジ接合 排便管の高さの調査も重要です。


プランは試行錯誤しましたが 結局 御主人様の「脚を伸ばしてゆったりとお風呂に入りたい。」

と言う 御意見を尊重し、浴室を一坪(1616)に広げ、キッチンは1800×1650L型に変更

間仕切りを 動かす事にしました。(注・・・浴室とキッチンの間仕切りは 既設も木製パネルです。)

さあ、着工です。まずは解体工事から・・・浴室とキッチンの間仕切りを取外してます。



既設のユニットバスルームはハーフパン仕様 この浴槽では ”体育座り”になっちゃいますね。
 

浴室、キッチン撤去後はこんな感じです。


既設の排水管は すべてが 鋳鉄管で設備してありました。しかも、壁排水です。


予測外の事態もありましたが 既設管利用しながら 設備配管変更工事完了です。

ここまでで2日間の工事です。


3日目は 新設一坪のシステムバスルームの工事です。

3F搬入は経路の確認も大切です。まずは、洗い場側のパンを設置します。


既設排水管を利用の為 納まりは 非常に微妙です。(この苦労が理解できた方は合格です。)
 

「マッチャン」暑いところご苦労様です。夕方にはもうSBの形になってましたね。
 

システムバスルーム(ヤマハ製 SS-1616 基本的には戸建用)の完成です。

これなら、明日(4日目)から御主人様の脚も思う存分伸ばして入浴いただけます。


何とか天井にも換気扇が付いて一杯~で納まりました。これも職人さんにはご苦労掛けました。

もちろん、ここまで来て納まらないでは済まされません。但し、これ以上のものは無理ですね。



間仕切り、壁仕上げ、フローリング貼りにて 大工さん造作は3日間にて終了。ここまで6日間。


換気ダクトは既設開口を利用して 露出になる部分は造作にて隠蔽します。
(天井には 懐が有りません。)


翌日は、いよいよ キッチンの施工です。

3Fに階段にて 搬入ですから 暑い中 皆で手分けしながら がんばりました。


システムキッチンは 1800×1650L型(ヤマハ Berry)
 

コーナー部分の下部はワゴンとして、取り出せます。上部は引き出しです。












完成後・・・・冷蔵庫も何とか納まりました。片付け前に撮影、失礼致します。


未だ、終わりませんよ~最後に トイレ器具の取替。

取付するのは TOTO製 ネオレスト ハイブリッドRH1の壁排水リモデルタイプ


空間的な広がりを感じさせる ”タンクレストイレ” 今までの窮屈感がありません。

手洗器が有りませんが これも F様の希望です。


業界初の節水4.8㍑大洗浄  しかもオート開閉、オート便器洗浄機能付

何と言っても、ハイブリッドですから高階層でも タンクレストイレ可能です。

排水音も驚くほど静かな  F様御満悦のエコロジーなトイレが出来上がりました。


この工事の全体の工期は 実働10日間(内装工事完了迄)でした。

そもそも、F様御主人様は 以前より 狭い浴室に御不満があり、過去も改装工事を

いろんなところに相談していたそうですが このマンションを新築時建築した 元請某大手ゼネコンは

既に倒産している事も有り、図面等が揃わず 躯体もRC造の高階層で 工事リスクが高い事から

どこも、改装工事には消極的な話ばかりで 中々実行できなかったらしいです。

今回 御縁がありまして M建築様より お話を頂き 当社にて現調、プラン作成して今回の改装

に踏み切っていただけました。確かに不測の事態も有り 着工後も試行錯誤がありましたが

何とか F様の御満足を頂く仕上がりとなりました。最後に頂いたお言葉は・・・・・・・、

「これが(湯船でゆっくり脚を伸ばし入浴する事)、私の夢でした。・・・本当にありがとう。」って

感謝されました。又、我々の苦労が一つ報われました。

既に 同マンションの他の部屋の入居者様も 数人が 御見学にお見えになっていました。

もう、当社には ここのデータが揃っていますので 他の部屋の方も 安心してリフォーム願います。

もちろん、企業秘密は満載ですが・・・・・・・




・・・・・・(久々に 本来の”うざこさ”を発揮した Blogになってしまいました。)

                                                                      Hoshino




 

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