"キッチン”から始めよう 我が家の幸せ計画!”

さすらいの中年キッチンスペシャリスト“星の”が綴るお仕事の期になる話題とお出かけの記録

タグ:CRASSO

今年は何年か振りに風邪で寝込んでしまいました。~こんばんはー“KS-星の”です。

この地方でも 本日は朝から雪が舞い散る一日のスタート、まだまだ寒い日が続きます。

皆さんも体調管理をしっかりして、この寒い冬を気合で乗り切りましょう。

本日御紹介するのは TOTOさんシステムキッチンのレンジフード~“しまえるクリーンフード”。

こちらの現場で御採用して頂きました~M様邸新築現場。右奥上に見えるのがその商品です。



施工中の模様① 背面のカップボードに取付けます。           施工中の模様② ダイニング側より












これが完成写真・・・通常 加熱機器の上部に覆い被さる様に設置されるフードの形状が有りません。

この部分の出っ張りが無いので レンジフードの存在を感じず、見た目がすっきりしています。
 

そしてスイッチを入れるとと、自動的にフードの先端が前方にせり出し 標準の運転を始めます。

この機種は加熱調理機器と連動していますので、コンロ側を使用すると同時に運転が始まり、

使用後には照明が消え、3分の残気運転後 先端部分が収納されて運転を停止します。
 

斜め横から~①使用しない時                                               ②使用中
 











下から見るとこんな感じです。~①使用しない時                          ②使用中












このレンジフードも 整流板方式で すきま風現象による吸込み力のパワーアップをしています。

しかもTOTOさん独自のオイルキャッチ機構による“ノンフィルター”を実現されているようで、

ノンフィルターが故に 目詰まりによる吸引力低下も無く、お手入れも簡単と言う事らしいです。

*但し、レンジフードのノンフィルター化についての是非は 当社では未だ結論に至っていません。

この件は過去記事「ホントに“レンジフード”にフィルターは不要なのでしょうか?」でも書きまして、

現在も尚、他業界も含め多方面から情報を収集中なので また別の機会に御報告させて頂きます。



可動するフード部分の厚みは35mm、収納時の見た目は確かに単なる吊戸棚の様にも見えます。

そして、実際にも扉を開けると レンジフードの上部は収納スペースとして利用できる様になってます。

ここも含めて“しまえるクリーンフード”というネーミングなのかどうかは、定かでは有りません。

ダイニング側から~フード背面はカップボードとなっていて、こちらも収納スペースとなってます。

 
この“しまえるクリーンフード”の出現により キッチンの加熱調理機器周辺の空間デザインに 新たな

バリエーションを追加したという意味では 評価出来るところも有るでしょうが、熱や水蒸気、油煙等

非常に過酷な条件で働くレンジフードの機構部分を より複雑化している点で 本体の寿命が気になる

処では有ります。個人的にはレンジフードは 本来の“換気”の能力を最重要視したいと思ってます。



皆さんの御評価は 如何なものでしょうか?御意見をお聞かせ下さい。    Hoshino


 

本日は本業のキッチン納入現場の報告です。こんばんは、”KS-星の”です。

TOTOさんシステムキッチン 8月よりフルモデルチェンジしますね。

ですから、当社からの"レガセス”納入はN様邸の現場が最終となりそうです。

まずは、スーパークリーンフード取付及び換気ダクト工事から・・・・



スーパークリーンフードの中・・・フィルターレスですので お手入れは簡単です。


レンジフード&吊戸棚取付完了後(向こうの部屋からは扇風機で送風)
 


スマイルクリーンLシンク・・・・・マーブルシンクは引渡し迄使用禁止です。



ベースキャビネット据え付けて 当社施工最後の”レガセス”完了です。(2568mm壁付対面型)
 


TOTOのキッチンブランドとして 永年に渡って親しまれてきた”Legacess(レガセス)”ですが

8月より”Cuisia (キュイジア)” と”Style F(スタイルエフ)”との3シリーズを1ブランドに統合

これからは,”CRASSO(クラッソ)”なんですって!


ネーミングの由来は・・・・・・・長く一緒にに「暮らそう」という思いを込めて、

ラテン語の「明日」(CRAS)、イタリア語の「エース」(ASSO) この二つの言葉を

組み合わせたらしい。  だから、”CRASSO(クラッソ)” ・・何でラテン語とイタリア語なのか?

そして、「キーワード」は”スイスイ”・・・水も動作もムダが無いスイスイ設計

①スイスイ洗える水栓 ②スイスイ流せるシンク ③スイスイ出し入れできる収納

④スイスイお手入れできるフード・・・・・一体何がスイスイなのかはSRで確認しましょう。

明日、明後日は 業者向けの内覧会が有りますので 時間が有れば 調査に行ってきます。




でも、Hoshinoが国内メーカーさんにもう一度トライして造って欲しいキッチンはこんなの・・・・

イタリアのTomassi(トマッシー)のMemory・・・ ” トラディショナルでクラシック”なデザイン

20年程以前は国産メーカーにも これに近い物はありました。(今は無き ミカドさんに・・・)

本年の”ユーロクッチーナ2010”でも トラディショナルデザインのものが以前より多く出品

されていたらしい。、これからは 世界的にAntique デザインが流行する気配がします。

国内メーカーさんも いつまでも モダン系のみの品揃えでは 世界に取り残されますよ。

もっとも、ガラパゴス化のJapanは 世界を市場としてないので その必要は無いのでしょうね。


勇気の有るメーカーさん こんなのにトライしてみてはいかがですか?

これは ASTRA社のMIMI・・・絶対欲しい人いますよ、”マイノリティー”でしょうけどね。
 

もっと、うざこいクラシカル系データ沢山有りますけど 本日はここ迄にしておきます。
                                                                                        Hoshino


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