こんばんわ、 ★のキッチン研究所 所長のKS-星のです。

本日も 在宅介護の住宅改修の御紹介----これは 介護保険入門編です。

N様邸のトイレは和式便器でした。
















ここで生活されていますのは 60歳を過ぎた壮年の御夫婦と

90歳手前で 最近は認知症の傾向が少し見受けられ、足腰にも少し障害が
 
有る御婆ちゃん。トイレでの排泄時には 奥様の介添が無いとままなりません。

既にこの家を 巣立っている 息子さんは たまに遊びに来ても

トイレは近くのコンビニ迄 洋式トイレを拝借している有様。

しかもこの息子さんが近々御結婚される予定で、 これから人寄りも多くなるし

出費も重なる時期なのですが、御婆さんの状態も良くなる兆しは有りません。



こんな時は、社会福祉法人「四日市社会福祉協議会」に相談してみましょう。
http://yokkaichi-shakyo.or.jp/home/

ここには 「在宅介護支援センター」と言う 部署があり ケアマネージャーさんがいます。

ケアマネージャーさんの診断で申請し「要介護認定」を取得すれば 住宅改修の介護保険

が利用でき、最大20万円迄(内1割個人負担)の補助金の給付を受ける事が出来ます。

改修内容は バリアフリー工事、手摺取付工事、建具工事他いろんな項目がありますが

和式便器から洋式便器への取替工事は そのもの自体がこの項目に該当します。

もちろん、暖房、洗浄便座機能品も含みますし、取替に伴う給排水、床補修工事も含みます。

そして、N様では 申請後待つ事3週間程度 「要介護認定1」を取得しました。

着工前には 計画平面図と見積書と申請書類、 完工後には 着工前と完工後の写真と領収書を

揃えて 提出すれば、後日補助金が給付されます。 という訳で トイレ改修工事の着工!

まずは、既設和式便器の撤去及び排水管変更工事
次に 床左官補修工事と電源工事


一日養生して 翌日には洋式便器取付工事
内装修繕を最小限にすれば2日間で工事は完了します。

N様邸には 2Fトイレは有りましたので、他の家族は良かったのですが

御婆ちゃんは 2Fには上がれませんし 仮設トイレも危険すぎて使えません。

1日だけ ポータブルトイレで我慢して頂き 最短工期で工事完了。

T社 ピュアレストEX(リモデル)+アプリコットF3A+紙巻器付棚手摺+手摺

先日 提出書類の関係で再度訪問した時には

毎日の御婆ちゃんの排泄時の介助に 大変苦労されていた奥様が

満面の笑みでお迎えしていただけました。

息子さんもこれで もうコンビニ迄トイレ行かなくても良くなりますね!

御婆ちゃんからは、「これで 冥土の土産できたわ!」って

オイオイそんな事言わ無いで、長生きしてくださいね。


この程度の図面と 着工前、完工後の写真でOKです。
着工前写真を忘れずに!申請前着工はイケマセンよ!(基本的に・・・・)

  参考にされる方はサムネイルクリックにて確認してください。

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