日本人に生まれ育ったからには 四季折々の風情を楽しめるのは 特権ですね。

スケジュールの関係上 “旬”の時期を逃しましたが 京都に紅葉散策に行ってきました。

日本に生まれて 本当に良かったと思う今日この頃の  こんばんは “KS-星の”です。

今年は まずは 洛東の“哲学の道”辺りを ターゲットに歩いてみました。

ここは “法然院”です。 浄土宗の宗祖「法然」上人ゆかりの地に建立された 念仏道場です。


白砂壇(びゃくさだん) ・・・

水を表わす砂壇の間を通ることは、心身を清めて浄域に入ることを意味しているそうです。
 

次は“安楽寺”・・・後鳥羽院の女御 “鈴虫姫”と“松虫姫”が仏道に救いを求め内密に 出家した

ところ、その事が 後に上皇の逆鱗にふれ 念仏は禁止され 道場は荒廃、出家を手伝ったとされる

法然の弟子“住連(じゅうれん)房”と“安楽(あんらく)房”は斬首にて処刑、法然は 流刑に・・・・

 

後に 法然上人がお弟子さんの住蓮房と安楽房の死を悼み 供養の為 建立したそうです。

この日は そんな このお寺の謂れを本堂にて 女性の方が 丁寧に御講和して下さいました。

お庭・・・・さつきの中に紅葉                                             山門石段の散紅葉が有名












次は 哲学の道からは 少し歩きますが“真如堂”・・・比叡山延暦寺を本山とする天台宗のお寺

 

ここでは 未だ多くの紅葉を見ることが出来ました。 逆光から見ると“ライトアップ”されてる様です。

真っ赤な“もみじ”が 目に眩しい程です。












ここを見学した後 吉田山山頂にある カフェ“茂庵(MO-AN)”さんでランチしました。

京都ならではの カフェランチ・・・この模様は後日御紹介します。
 

この辺りを4時間程度散策の後“哲学の道”近くの駐車場に戻り移動する事にしました。



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次に向かったのは 長岡京市の“光明寺”・・・ここは“法然上人”が荼毘されているお寺です。

ここに到着した頃は 既に陽が傾き始めていました。今回は偶然にも 法然上人にゆかり深いです。

「どんなに罪が深かろうと念仏を一心に申せば必ず救われる。」~法然上人のお言葉です。













ここで有名なのは もみじ参道の華やかな“紅色のトンネル”
 

それと ここも“散紅葉”・・・紅葉の絨毯の様です。
 

紅葉は 紅色系の微妙な色の配合で  自然の素晴らしさを感じさせられます。












最近は 仕事に追われ 自分自身を見失ってしまいそうになる事がありましたが  “星の”の場合

こうして 一日中 四季折々の自然と触れ合っていると  癒されて明日への活力を頂けます。
 
今年の紅葉は最終段階、また 来年の晩秋に逢える時まで お別れですね。
                                                      Hoshino