"キッチン”から始めよう 我が家の幸せ計画!”

さすらいの中年キッチンスペシャリスト“星の”が綴るお仕事の期になる話題とお出かけの記録

タグ:望月通陽

本日は久々に土曜休暇となりました。~こんばんは"KS-星の"です。

先回の続き・・・・三月のお天気の良い休日 娘の成人式後(あと)撮りの日の話です。

J’Adore(ジャドール)で 娘の成人式後(あと)撮りのヘアメイク&着付けを待つ間に

名古屋市川名に有る"Positive food cafe bou"さんで モーニングを頂きました。

 
お店の名前は"ポジティブ フード カフェ ボウ"と読みます。なんでも「ボウ」は坊やの「ぼう」らしい。

お店の場所は 川名公園のすぐ隣で判り易いのですが 専用駐車場が無いので 御注意下さい。

入口横には 望月 通陽(もちづき みちあき)さんデザインのロゴと店名が描かれています。

望月さんについては 過去Blog 「時が止まるギャラリー・・・」「休日のティータイムはアートな・・・」

でも御紹介させて頂いてますが、"Yu"がお気に入りな 現在人気の高い作家さんなのですね。

お店の内装的にはとても シンプルですが 所々に 望月さんのイラストが描かれています。
 


店内の壁画だったり・・・・・お子様(坊や)なんかも楽しめる空間創りとなっています。
 

そして、トイレの中にもネ!
 

この照明の使い方は 圧巻ですね~ここにもアートを感じます。
 

まずは お店一番奥カウンターで注文し先に支払を済ませます、水やおしぼりは セルフでね。

モーニングセットには お好みのドリンクに トースト・玉子・サラダが付いて ドリンクと同一料金

トーストは バターorオーガニックピーナツバターorアガベシロップ&シナモンの3種から選べました。

注文した品は 席で待っていると 届けて頂けますので 店内にある望月さんの本を読書しながら待機

この日は "星の”はオーガニックピーナツバター、"Yu"がアガペシロップのトーストを頂きました。

丁度我々世代には ありがたい 身体を気遣う 優しいテイストのモーニングでした。













そして、客席テーブルを良く眺めてみると 1テーブル毎に少しずつ 英単語が刻印されていました。

このテーブルには「AND GOD」隣のテーブルには「BLESS ME」他のテーブルには「THE MOON」



つなげてみると、マザーグース1の「ぼくが つきをみると」の一節になっているようです。

    I  see the moon              ぼくが つきをみると

    And the moon sees me   つきも ぼくをみる

    God bless the moon        かみさま つきを おまもりください

    And God bless me           かみさま ぼくを おまもりください      谷川 俊太郎 訳

この並びのテーブルには おそらく この詩が刻まれていたのでしょう~メルヘンチックですね。


それから、bouさんは「たべること、はぐくむこと、つながること」をメッセージとされています。

幅広い客層が楽しめる演出には 名前通り とてもポジティブ(前向き)な姿勢が伝わってきますね。




ドリンク・スイーツ・サンドイッチ・・などはテイクアウトもできるので 天気の良い日は目の前の

川名公園に持ち出し ピクニック気分で休日をまったり過ごすのもきっと良いでしょうね。

(但し、現在の処 広域避難場所の防災公園になるべく 再開発工事が近辺で行われていますので

少しゆっくりできないかも知れませんが・・・・・併せて再開発後の景色も気になりますね。)
  


"Yu"のお姉さんには かわいい 焼き菓子をおみやげにテイクアウトしました。

 
ここで、のんびりしている間に 娘のヘアメイク&着付けが終了!

あわてて"bou”さんを後にして "J'adore”へ 娘を迎えに車を走らせました。

   
   
おまけ・・・これは ある展覧会の望月さんの作品     
 




  Hoshino

週末は 仕事以外のネタが多いのですよ。

今晩は” KS-星の”です。

本日 御紹介するのは 岐阜県 垂井町に有る とても アートな喫茶

”Cafe FLANDRE”(カフェ・フランドル)さん
 
名神高速道路 関ヶ原ICから 車で5分ぐらい走った R53号沿いに有ります。

我が家(四日市)から NAVIを入れると 約90kmと出ますが 一般道 走行のみ

いつもの Hoshino流 安全運転でも 約1時間余りで到着しました。

 











黒い板張りのシンプルな外観   建築家 中村好文さん(レミングハウス)の設計です。

中村好文さんとは・・http://agata107.sakura.ne.jp/y/2009/02/post-2.html


まず 始めに出会うお出迎えのアートは 玄関の入口の取手です。

この作品は望月通陽(もちづきみちあき)さん
 

望月さんについては、当Blog 2010/5/14の ギャラリーやまほん/カフェ・ノカさん

の中でも ご紹介させて頂いていますが、染色家で陶芸、ガラス絵、、リトグラフ、木彫、

ブロンズなど 多様な手法を用いて独自の作品世界を築いている 作家さんです。


店に入るもう一つの扉には これも望月さんの作品の染め絵のタペストリーが木枠に

はめ込まれ ガラスで挟み込んでありました。



店内はカウンター席と テーブル席が 有ります。”テーブルや椅子”は 中村 好文さん

各テーブルの上に 置かれている”シュガーポット”は 武田 武人さんの作品です。
 

窓の格子の木枠に はめ込まれた ”ブロンズのオブジェ”は「鉄の仕事”の望月さんの作品


真っ白い壁の額の中にも 望月さんの”染め布”が飾られています。



”コーヒーカップ”は 「ギャルリももぐさ」のオーナー安藤雅信さんの作品です。

ギャルリももぐさ・・・・http://www.momogusa.com/

コーヒーには ここのオーナーさんのお手製”生チョコレート”が付いてきます。

この”生チョコレート”は 御自慢のコーヒーの味に 一段と深みを増し絶品です。












窓枠の上に 飾られた ”ミニチュアの椅子”これも建築家 中村さんの作品です。


こんな風に店内の小窓3ヵ所にミニチュアの椅子が飾られてます。












おやおや、トイレの中の鏡にも 望月さんの作品が有りましたよ。


そして 何と言っても”フランドル”さんは 通を唸らせるほどのコーヒーの専門店なのです。

ここの オーナーさんのコーヒー豆へのこだわりは”スゴイ”のです。

世界各国のコーヒー豆を 自ら視察厳選し(棚に置かれるガラスポットだけでも 20種類)

豆の鮮度に こだわり 毎朝自家焙煎し さらにハンドピックで一粒づつ選別しているそうです。

メニューは ほぼ コーヒーのみで、 深絞り・中深絞り・中絞り・浅絞りが種別されていて、

中南米、中東、アフリカなどのコーヒー豆の産地名の”ストレート”と”ブレンド”が有ります。

注文してから 豆を挽き、一杯づつドリップしますので その香りは また格別の物となります。

Hoshinoもこの歳迄に数え切れない程 多くのコーヒーを頂いてきましたけれど ここで頂いた

深絞りで少し苦味の強い”イタリアン・ブレンド”の芳醇な味わいは最高ランクのものと言えます 。

この前御紹介した  伊賀のギャラリーやまほん/カフェ・ノカさんの豆もここが 発信元でした。

もちろん、豆だけの小売もありましたので 帰りには”フランドル・ブレンド”をお土産に購入しました。



  
帰りには、又 例のブロンズの”ドアノブ”が お別れの挨拶をしてくれます。

何処かしら、我々の帰り道中の安全を祈ってくれている様にも 見えます。

建物にも 内装にも 小物にも そして何より ”コーヒー”にこだわり続ける”フランドル”さん

このアーティスティックな こだわり加減は 尊敬に値すると同時に うらやましく思います。

是非皆様も 休日の午後辺り  ここで まったりと ティータイムを 過ごしてみてはいかがでしょう。

   
    
   Hoshino








岐阜県不破郡垂井町岩手767

TEL 0584-22-6988 Open 10:00~18:00  Closed Wed.


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