今年は寒波の影響でどこも梅の開花が遅れているようですが、先週末は見頃の梅を求めて

京都迄行って来ました~こんばんはー“KS-星の”です。

京都の梅の名所と言えば、“北野天満宮”を思い浮かべますが、今回は諸事情の為 短時間

で往復ができる場所を探して~名神/京都南ICから程近い“城南宮(じょうなんぐう)”を訪ねました。

 
城南宮が鎮まる鳥羽の地は、平安時代の末に白河上皇が壮大な離宮(城南離宮、鳥羽離宮)を

造営して院政を行った地。白河・鳥羽・後白河上皇らの御所や御堂、また貴族の御殿などの建物

が建ち並び、長きにわたり政治・文化の中心となり副都心の賑わいを見せたそうです。

今年の大河ドラマで綴られる平安絵巻がこの地で繰り広げられたとは、思えば感慨深いですね。

 
神苑「源氏物語 花の庭」には、源氏物語に登場するほとんどの草木が植栽され、春の桜やつつじ、

秋の萩・ふじばかま など季節の花に彩られ、寝殿造り様式の建造物と共に、光源氏や紫の上が

眺め楽しんだであろう風情を、我々も長年の時を超えて ここでは感じる事が出来るということです。



しだれ梅は、神苑のうち“春の山”に150本ほどあり、華やかに春の訪れを告げていました。
 
 
満開の梅は美しく見ごたえも有りますが、“Yu”は丸くころんとした つぼみを見るのがお気に入り

な様です。それから、時折行き交う巫女さんの額につけた 髪飾りの左右に小さな“梅の花"が付い

ているのが目を惹きました。この髪飾りは 季節の移り変わりとともに 変わっていくのでしょうか・・?

 


神苑内では"しだれ梅と椿まつり"が 例年より遅れて今月末まで開かれています。

 


 

日本には四季が有る故に、昔から日本人は"旬"を大切にしてきました。しかし、生産技術の向上

によって、年中季節を問わず店頭に食品が並ぶようになった昨今では 食べ物から季節感を感じる

事が難しくなってきましたね。

『余談ですが、鶏卵の"旬"は春だそうですね。皆さんご存知でしたか。冬の間に身体に栄養を蓄え

るので、春の卵は濃くて美味しいのです。そういえば春にはイースターエッグでお祝いしたり・・・・・』

だからこそ、花の便りや樹木の芽吹き から季節を感じられるのは、とても幸せなことなのです。

我が家の庭でも、少しずつ"春"が顔をのぞかせていますよ。↓ ↓ ↓

 

我が家のガーデンに咲く"クリスマスローズ  ”              Hoshino