"キッチン”から始めよう 我が家の幸せ計画!”

さすらいの中年キッチンスペシャリスト“星の”が綴るお仕事の期になる話題とお出かけの記録

タグ:安藤雅信

震災後の影響も少し緩和し 又連日の打合せ予定でスケジュールが一杯になってきました。

それでも、休日は精力的に出歩きます~こんばんはー人気上昇中の"KS-星の"です。

本日は、以前から一度訪問したかった 岐阜県多治見市の山間にある 人気のギャラリー

"ギャルリ百草(ももぐさ)"へ行って来た日の報告をさせて頂きます。(少し前の話ですが・・)


"ギャルリ百草"のオーナーは 陶工作家「安藤 雅信」さんと衣服作家「安藤 明子」さん御夫婦です。

安藤 雅信さんの情報は、以前当Blogでの「ギャラリーやまほん」さんや「カフェ・フランドル」さんや

「Jazz茶房 青猫」さんの訪問記録の時にも 少し触れた事のある 人気の陶工作家さんなのです。

明治中頃に建てられた数寄屋風の古民家を 多治見の山間に移築してギャラリーに改装してます。



これがギャラリー入口となる玄関~土間で靴を脱いで(こころの「くつ」も一緒に)ギャラリーに
 

この日は 金工作家の長谷川 竹次郎さんの「竹次郎の動物園」が開催されてました。

障子の向こうに 作品が陳列されていました。陳列棚も敢えて特別なものが用意されて

いないので 座敷に座り込んで ゆっくりと作品を一つ一つ楽しむようになっています。
 

2階に上がると 安藤御夫妻の作品を中心に 常設展示室が有りました。(販売も有ります。)

作品は 安藤さんの「生活に根付いた美術を模索する。」をテーマとした生活道具が多くありました。
 

ここでは 「安藤 雅信」さん御本人が 普通にスタッフの方とお話されていました。













一通り 作品を鑑賞した後は 併設されている"ももぐさカフェ"で一休みして来ました。

カフェにいる間中 隣の席から "わんちゃん”(オブジェ)に睨まれっぱなしでした・・・・・

 


HOTコーヒーは  coffee kajita セレクト~もちろん カップは「安藤 雅信」さんの作品

"安藤作品”ファンのカフェも増え、最近は少し見慣れた感さえ有ります。


"百草のおやつ”・・・百草製クラッカー(いちぢく・アニスシード入り)、葛サブレ(黒胡麻と生姜風味

葛粉のサブレ)、ウェルシュケーキ(ウェールズ地方の伝統的な焼き菓子)も御茶請にオーダー
 

"Yu"この日のオーダーは "ラ・フランスのストレートジュース"

 

裏に廻ると こんな感じでした。2500坪の山林に建つ、建坪90坪、総面積130坪のギャラリー

改築されているとは言え とても築百年以上経過してる建物と思えない程丁寧に保存されてます。

そして、土間から上がり「仏間」、「書院」など畳敷きの和室をそのまま展示空間として利用してます。

他のギャラリーと違い 靴を脱いで作品と接する事は 日本人として和の伝統を重んじると同時に

普段の生活目線から展示を見て欲しいとの 「安藤さん」の願いが感じられるような気がしました。
 
我が家でも生活様式の殆どが洋風になりつつ有りますが やはり日本人の血が流れてますので

伝統の和テイストを感じる空間に滞在すると 日頃の喧騒も一時忘れ 心が癒されるようです。


のんびりして 時が経つのを忘れかかっていると 長女"Sa"を近くの"土岐プレミアムアウトレット"

に置き去りにしてきた事を思い出し、あわてて"ギャルリ百草"さんを後にしました。kao16

 


「美と暮らし」・・安藤雅信・安藤明子さん著   "星の"最近の愛読書  
 
                                                                     Hoshino

週末は 仕事以外のネタが多いのですよ。

今晩は” KS-星の”です。

本日 御紹介するのは 岐阜県 垂井町に有る とても アートな喫茶

”Cafe FLANDRE”(カフェ・フランドル)さん
 
名神高速道路 関ヶ原ICから 車で5分ぐらい走った R53号沿いに有ります。

我が家(四日市)から NAVIを入れると 約90kmと出ますが 一般道 走行のみ

いつもの Hoshino流 安全運転でも 約1時間余りで到着しました。

 











黒い板張りのシンプルな外観   建築家 中村好文さん(レミングハウス)の設計です。

中村好文さんとは・・http://agata107.sakura.ne.jp/y/2009/02/post-2.html


まず 始めに出会うお出迎えのアートは 玄関の入口の取手です。

この作品は望月通陽(もちづきみちあき)さん
 

望月さんについては、当Blog 2010/5/14の ギャラリーやまほん/カフェ・ノカさん

の中でも ご紹介させて頂いていますが、染色家で陶芸、ガラス絵、、リトグラフ、木彫、

ブロンズなど 多様な手法を用いて独自の作品世界を築いている 作家さんです。


店に入るもう一つの扉には これも望月さんの作品の染め絵のタペストリーが木枠に

はめ込まれ ガラスで挟み込んでありました。



店内はカウンター席と テーブル席が 有ります。”テーブルや椅子”は 中村 好文さん

各テーブルの上に 置かれている”シュガーポット”は 武田 武人さんの作品です。
 

窓の格子の木枠に はめ込まれた ”ブロンズのオブジェ”は「鉄の仕事”の望月さんの作品


真っ白い壁の額の中にも 望月さんの”染め布”が飾られています。



”コーヒーカップ”は 「ギャルリももぐさ」のオーナー安藤雅信さんの作品です。

ギャルリももぐさ・・・・http://www.momogusa.com/

コーヒーには ここのオーナーさんのお手製”生チョコレート”が付いてきます。

この”生チョコレート”は 御自慢のコーヒーの味に 一段と深みを増し絶品です。












窓枠の上に 飾られた ”ミニチュアの椅子”これも建築家 中村さんの作品です。


こんな風に店内の小窓3ヵ所にミニチュアの椅子が飾られてます。












おやおや、トイレの中の鏡にも 望月さんの作品が有りましたよ。


そして 何と言っても”フランドル”さんは 通を唸らせるほどのコーヒーの専門店なのです。

ここの オーナーさんのコーヒー豆へのこだわりは”スゴイ”のです。

世界各国のコーヒー豆を 自ら視察厳選し(棚に置かれるガラスポットだけでも 20種類)

豆の鮮度に こだわり 毎朝自家焙煎し さらにハンドピックで一粒づつ選別しているそうです。

メニューは ほぼ コーヒーのみで、 深絞り・中深絞り・中絞り・浅絞りが種別されていて、

中南米、中東、アフリカなどのコーヒー豆の産地名の”ストレート”と”ブレンド”が有ります。

注文してから 豆を挽き、一杯づつドリップしますので その香りは また格別の物となります。

Hoshinoもこの歳迄に数え切れない程 多くのコーヒーを頂いてきましたけれど ここで頂いた

深絞りで少し苦味の強い”イタリアン・ブレンド”の芳醇な味わいは最高ランクのものと言えます 。

この前御紹介した  伊賀のギャラリーやまほん/カフェ・ノカさんの豆もここが 発信元でした。

もちろん、豆だけの小売もありましたので 帰りには”フランドル・ブレンド”をお土産に購入しました。



  
帰りには、又 例のブロンズの”ドアノブ”が お別れの挨拶をしてくれます。

何処かしら、我々の帰り道中の安全を祈ってくれている様にも 見えます。

建物にも 内装にも 小物にも そして何より ”コーヒー”にこだわり続ける”フランドル”さん

このアーティスティックな こだわり加減は 尊敬に値すると同時に うらやましく思います。

是非皆様も 休日の午後辺り  ここで まったりと ティータイムを 過ごしてみてはいかがでしょう。

   
    
   Hoshino








岐阜県不破郡垂井町岩手767

TEL 0584-22-6988 Open 10:00~18:00  Closed Wed.


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