時の経過が 年々早く感じてしまう今日この頃です。

本日は2011年の1月の最終日 今年も残すところ あと11ヶ月となってしまいましたネ。

遅ればせながら 今年の初詣の報告をします。~ こんばんは“KS-星の”です。

今年は 1月10日 成人式出席の為に帰省をしていた 次女“No”を送りがてら

京都 左京区にある “下鴨神社(しもかもじんじゃ)”に初詣しました。

"下鴨神社"は通称で 正式には"賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)"と言うそうで、

京都を流れる鴨川と高野川に挟まれた三角地帯にあります。



楼門と楼門回廊(ろうもんかいろう)・・・・・この日も 雪が舞い散るほど寒かったのです。
  

ここは"中門(ちゅうもん)"・・・・駐車場から 小川沿いの長い参道を寒さをかみ締めながら到着

 

 

   丑年の人は ここに参ります。














川の上に建てられた橋殿(はしどの)には 今年の干支の"卯"が描かれた大きな絵馬が有りました。 

大きな荒波を 果敢に跳び越えようと挑む 決して勇者の象徴ではない"卯 ”の勇姿をしばし眺め

「今年も 安閑な日々を約束してくれる事は無いのだろうな・・・・」とネガティブな解釈をしつつも

「この"卯"の様に どんな荒波が襲ってきても 正面から跳び越え、飛躍の年にするぞー!」

と すぐに ポジティブな解釈に切替て 祈願してきました。
 
そして その絵馬に添えられた お言葉が「一華開五葉(いっかごようをひらく)」の一文

帰って調べてみると、禅宗の初祖 達磨大師が弟子の 二祖 慧可大師に伝えた一節らしい。

対句に「結果自然成(けっかじねんなり)」と続き 開運吉祥の語として古来より伝わる禅語。

「一華開五葉 結果自然成」・・・諸説様々な解釈で言い伝えられていますが "星の"的には

「清浄無垢な心(一つの花)には(五弁の)花びらが咲き やがて自然と果実が結ぶだろう。」

という解釈で 心に書き留めておく事にしました。


そして 帰り道には 我が国の国歌「君が代」にうたわれた「さざれ石」にも御参りして来ました。
 
「さざれ石」は小さい石という意味ですが 古より 年とともに成長し "岩” となると信じられていた

"神霊”の宿る石で 「古今和歌集」には我々の祖先が信仰した その"生石(いきいし)伝説”が

詠まれており これが現代国歌の原典となっている・・・永遠の生命力と不思議な力を現しています。


さあ、明日からは2月です。 厳しい寒さは続きますが 新たな気持ちでがんばっていきましょう。
                                                                                                  Hoshino