昨夜は 当社下請け電気業者(NDS)のお誘いで 四日市の夜の街に繰出してました。 

本日も 少し“二日酔い”気味です。こんばんは“★のキッチン研究所”所長 “KS-星の”です。

現場の“棟梁”より 気になる情報が入ってきたので 倉庫でこんなもの作りました。

 

これは 何かと申しますと 今回 新築現場に納入する システムバスルーム天井形状の

実寸を廃材の段ボールで型どり、切り抜いた“断熱ドーム天井”の型紙です。
 


現場に到着すると 当社がシステムバスルームを設置する場所がこんな風~

 

システムバスルームの天井裏になる所に 空調用の換気システムのダクトが配管されてました。

これが“棟梁”の御心配の種~「このままで おたくの“システムバスルーム”収まるの~?」
 

そこで、先程作った “お手製ドーム天井の型紙”を実際の高さに貼り付けてみました。


う~ん、残念ながら このままでは 天井換気扇がわずかに干渉してしまいます。

すぐに空調工事業者に連絡して、換気ダクトの経路変更をお願いいたしました。

空調工事店様の名誉の為に言っておきますが このシステムバスルームの標準仕様

の“ステップ天井”なら この配管経路で収まってました。今回ユーザー様の御希望で

オプションの“断熱ドーム天井”を御採用頂き、その情報がきちっと届いていなかったのです。

この点では 当社の情報提供に於いて 配慮不足があったのかも知れません・・・・・・。
 
事前に現場を確認しておいて 収まり上不都合な部分は変更して頂く~これが鉄則ですね。

そして 施工当日~何とか収まりましたね!ヤマハリビングテック製 リベロ1616
 

天井裏の様子は こんな風です。心配していた天井換気扇も正規の位置にちゃんと取付ました。
 

換気システムの分配部は 事前に ドーム天井の低い部分に移設工事をして頂きました。
 

この様に建築現場では思いもよらない 「不測の事態」という事が往々として有ります。

私共の仕事は、ユーザー様と商品の仕様決定~商品の発注~納期管理だけでなく

商品の施工当日 当社が送り込んだ職人さんが 現場でスムーズな工事が行う事が出来る

現場環境を整えるところまでの いわゆる“現場監理”も大切な事だと思ってやっています。

そうする事によってユーザー様には見る事の出来ない“ 商品の裏側”を確認する事が出来ます。

そして 稀に“商品の裏側”に その商品の本質や作り手側の思いを見い出し その商品が持つ

本当の価値(値打ち)を知る事も有ります。正直言って いくら 見てくれの良い商品でも

現場性質上或いは 原価コスト削減の為に 積極的にお勧めし辛い商品が有るのは事実です。

ユーザー様に代わり “商品の裏側”を把握するのも その道の“プロ”としては 大切な事ですね!

                                                                      Hoshino