先週末は 社会人一年生の時に教えを乞うた昔の恩師と久々に再会して 名古屋で一杯やりましたico54

良いも悪いも 今の自分が こんな大人になったのも 彼の影響が大きい事を再確認致しました。

いつまでも元気で長生きして、叱咤と激励を願いますね~!こんばんはー"KS-星の"です。

本日御紹介する現場は いつもの水廻りの商品では無く 家具装飾を御依頼頂いた現場からの中継

このリビングボードが相手です。
 

本来リビングに設置し、中央の開口部にはTVを置くスペースとなっている家具ですね。

K様が以前マンション住まいされていた頃に 当時としては高額出費にて購入された思い出の家具

現在は 一戸建てのダイニングスペースに配置され、TVは他のリビングボードに設置しています。

今回のテーマは 本来TV設置用スペースを よりインテリア性の高い物にする事が目的なのです。
 

試行錯誤の上、奥様の御要望を重視しこの開口部に ミラーを取付ける事にしました。

但し、背板の部分より手前開口部の方が狭い構造になっている為 一枚ものは取付出来ません。

他の部材で 額縁を付ける提案も試みましたが 奥様のイメージにそぐわないとの事で敢え無く却下

同材のカットガラス風ミラーのブロックで縁取る案で何とか 御了承いただきました。
 
今回御採用頂いたのが【ダークミラー】という鏡です。

【ダークミラー】は通常の銀幕面を無鉛製法によって特殊な

加工を施した鏡で 独特の深みと落着きのあるインテリア素材

ホテル、レストラン、ブティック、オフィスなどの店舗の内装や

ショーケースなどにも使われていたりします。

従来の鏡には見られない高級感を演出する事が出来ます。




そして、着工~まずは背板部分の下地造りから~プラスターボードにて
 


ミラーに専用のマットとボンドで貼り付けます。製作精度は1mm足りとも誤差は許されません。












ガラス用吸盤を使用し 二人で息を併せて慎重に貼ります~一発勝負で失敗は許されません。
 

緊張の一瞬でしたが、何とか中心に貼るミラーが “墨通り”に貼ることが出来ました。
 

後は 面取りした同種のダークミラーブロックを順番通り、配置計画通りに貼り“縁取り”をしました。
 

そして 遂に完成!!~職人さん暑い中御苦労様でした。

不可抗力では有りますが 縁取りのカットガラス風演出効果が より“装飾性”を増すものとなりました。
 

こんなリビングボードに様変わり~家具の存在感が今迄より数段格式の高いものになりました。
 


ドライフラワーを飾った美しい花瓶は ここが指定席なのですね。

この部分に“ミラー”を配置する事で 部屋そのものの空間にも広がりを感じる事が出来ると同時に

屋外のグリーンも映し出されて 癒しの空間を演出してくれます~これが奥様の狙いなのでした。

実は最後まで この【ダークミラー】を採用するか、【クリアミラー】にするか思案されていましたが

出来上がりを体感した“星の”から言わせると 【ダークミラー】にして 大正解だったと思います。

やはり、こんな発想は“自宅リゾート化計画中”のK様の奥方ならではのものですね! 

                                                                       Hoshino