この時期に この涼しさは一体なんざんしょー?(何残暑ー?)

こんばんはー中年のキッチンスペシャリスト"KS-星の"です。

本日は最近のキッチン納入事例を一つ御紹介しましょう。

パッと見は 何の変哲も無い ホワイトを基調とした 壁付けI型2586mm シンプルなプランです。
 

こちら方面から見ると あまり見慣れない 4口バーナー付ビルトインコンロが確認できます。

レンジフードはここも 同時給排気仕様のヤマハ製サイクロンフード。 壁面タイルもカッコイイ~
 

このキッチンのベースはヤマハ製Berryですが ビルトイン機器は 別途購入して搭載しました。

ビルトイン全自動食器洗い機はドイツブランドの"Miele"社の「G1534Scu」ホワイト(既に完売品)

ガスコンロは国産ブランドの"Rinnai"製 シンプル ドロップ イン「RD640] グリルレス仕様です。

 

まずは、"Miele(ミーレ)"製の全自動食器洗い機。以前も紹介した事有りますが 長期間使用が

当り前のヨーロッパ市場で80年以上も以前より食器洗い機を手掛け、さらにエコ先進国 ドイツ

の工業技術で作り込まれている この食器洗い機は存在感も有り機能的にも実用性が高いです。
 
 











中でも この3段に引き出されるバスケットは重宝しそうです。1段目は独自の「カトラリートレイ」、

2段目は洗うものに併せて3段階に高さ調整が可能となり庫内を有効なスペースに可変出来ます。

3段目は1.着脱式プレートホルダー2.ボトルホルダー3.カップラック付き可倒式ピンなどの装備が

有りますが、すべて簡単に着脱可能ですので 大きな鍋類など調理器具も同時に洗えます。

おそらく、国産品(パナソニックやリンナイ製)と比べると一回の洗浄可能品は倍以上でしょう。
 
しかも、洗浄時にプログラム制御をすれば 必要に応じた水圧をコントロールする機能が有ります。

普通の汚れに「センサーウォッシュ」、軽い汚れには「センサーウォッシュジェントル」をプログラム

すると「オートセンサー(水中の汚れの粒子量と濁りを探知)」が庫内の食器の汚れ度合を検知し、

必要な水量、水温、時間を自動調節し、最適なプログラムで高効率な省エネ洗浄運転を行います。

 
さらに 乾燥システムには「ターボサーミック乾燥」の機能を搭載しています。

外気を幅木部分から取り込み、洗浄庫内外部に送り込んで冷やす事で、すすぎ湯の余熱で熱く

湿った庫内温度を下げる仕組みです。ヒーター使用せずファンのみ作動で余熱を有効利用する

省エネ乾燥運転を実現。 このタイプでは「余熱乾燥&循環+熱交換」で より乾燥を促進します。

Miele社の食洗機(Dishwasher)の給排水及び電気設備の接続は漏水等のトラブルが

いち早く発見出来、メンテナンス時の事も考慮し 必ず隣接するシンクキャビ内で行います。

 

Miele(ミーレ)社は 1899年 ドイツのヘルチェブロックで創業した伝統ある老舗のメーカーさん

Immer Besser(「常により良いものを」)をモットーに100年以上「品質主義」を貫いてきました。

その商品作りに対する理念が有る限り 今後もその伝統は引き継がれて行く様に思われます。

 

次に、もう一つ今回このキッチンに搭載したビルトイン加熱機器の御紹介します。

こちらは、国産「Rinnai(リンナイ)」製 4口 ガスドロップインコンロ"RD640STS"です。

ご覧の様に、グリル(魚焼き)が無く 操作部(ツマミ)はトッププレートに組込まれています。

天面操作の為、下部キャビネットスペースは収納として有効利用できます。(キャビは特注仕様)
 

トッププレートに、錆びにくく耐久性に優れたステンレス(SUS304)仕様の"シンプル"ドロップイン

操作部のツマミは回転式の 少し"レトロ調”で この商品は機能性よりもインテリア性を重視した

ユーザー様好みのデザインとなっています~空間に多彩な可能性を生み出す・・が、商品コンセプト

そして全面ゴトクとなっていますので 鍋の移動はスライドするだけでスムーズに行う事が出来ます。
 
もちろん、4口すべてのバーナーには先進の"温度(Si)センサー"が搭載されています。これにより

"調理油過熱防止”や"焦げ付き消火機能”、"消し忘れ自動消火機能”、"立消え安全装置”など

安心機能は基より、高温料理の際"早切れ防止機能"や"高温モード"等便利な機能も搭載です。

同仕様で2口のタイプも有ります、これはセカンドキッチンにビルトインするとカッコイイですね。


これは余談かもしれませんが、この商品の採用を検討している時にユーザー様からの情報で

「他社ブランドで この商品と酷似している商品が有るので調査して欲しい。」との依頼が有りました。

HPで情報を入手した結果 確かに形状、仕様ともほぼ同一でロゴだけを替えている いわゆる
 
"OEM商品”と判断し 「リンナイ」さんの事業部にTELにて問合せてみた事が有ります。

しかし、答えは 「当社のOEM供給品番に 該当するものがございません。」 との事でした。

取扱説明書もそっくりなので疑いなく 同一商品の様ですが、どういう事情なのでしょうね?




一度ここで確認してみて下さい→Electrolux(エレクトロラックス)社製 EHG60840  ここでは、

「日本のキッチンで唯一選んでいただける、"ヨーロッパブランド”のビルトインガスコンロ」 との表記

と言う事は、リンナイさんが仕入て 国内販売しているのでしょうか?知っている人教えて下さい!

                                                                             Hoshino