連日の猛暑で熱中症の方が 続出しています。水分補給は小まめにしましょう。

こんばんは、”KS-星の”です。

本日 御紹介するのは H様邸新築現場のトイレルームです。

一般住宅の間取りでは トイレルームに充分なスペースが中々取れないのが現実です。

良くあるのが 幅3尺×奥行き6尺の内法の”一畳”に近いスペースとなっています。

最近は このスペースに空間的な広がりを求めて タンクレス便器を御採用頂くケース

が多くなりましたが この場合大半は トイレ内に手洗器の設置を必要とします。


この現場では少しでも有効スペースを取る為に 手洗器付収納を壁埋込みタイプにしました。

この様に 壁を刳り抜きますので 躯体強度の観点から 当初よりの御計画が必要となります。


1Fトイレは 壁埋込み有りの手洗器付収納と タンクレス洋式便器の御採用となりました。

使用機器は TOTO製 スリムタイプC(埋込有り)カウンタータイプと ネオレストハイブリッド RH1


2Fトイレは同じスペースに 壁埋込み無しの手洗器付収納と ロータンク式洋式便器です。

使用機器は TOTO製 スリムタイプC(埋込無し)単体タイプと ピュアレストQR
 

1,2F手洗い埋込みの有無で トイレ入口の通路幅で約100mm程度の差が生じます。

1F タンクレス洋便器の為 部屋に入ると サイズ以上の”空間のゆとり”を感じます。

壁露出面の出幅を抑え ”空間にゆとり”持たせながらも トイレ備品をストックする事ができ、

さらに 90mm幅のスリムカウンターを取り付ける事により 手摺や肘掛にも有効活用できます。

2連紙巻器の下部には オプションで スライド扉のダストボックス付チャーム収納も取付。


但し、リフォームで後付けする場合は条件として 構造躯体が”軸組み”か”鉄骨造”で有る事

しかも 本柱、間柱、筋かいなど 強度に影響するものが 埋込み部分に無い事が条件となり、

RC造や2×4造の建物にはそもそも不向きですので御提案時には細心の注意が必要ですよ。

                                                                          Hoshino