"キッチン”から始めよう 我が家の幸せ計画!”

さすらいの中年キッチンスペシャリスト“星の”が綴るお仕事の期になる話題とお出かけの記録

タグ:シンクザイム

今日から メッセナゴヤ2010が始まりましたね。

この機会に 環境について みんなで本気で考えましょう。 こんばんは“KS-星の”です。


昨今の日本で 食料自給率の低さが 問題になっている事は 皆さん周知の事実ですね。

ところが、海外から大量に輸入している食糧を 消費期限切れや食べ残し で廃棄処分している

いわゆる“生ごみ”が年間2千万トン以上(国内 “米”生産の2倍)も有るという現実も事実なのです。

そして、発生した“生ごみ”の約98.9%は 焼却した後に埋立処分され 再生利用(リサイクル)率は

僅か1.1%に過ぎないという事や、大半が水分の“生ごみ”を安定して 焼却する為に 重油などの

枯渇燃料資源を助燃剤として消費し さらに完全燃焼できない 残留物が 化学変化をおこす焼却灰

ダイオキシンを大量に発生させてしまっている事も事実です。


しかも この不都合なサイクルに 年間数十億円の血税が投入されている事も事実なのです。

そもそも自然界には ゴミなど 存在しませんでした。ゴミは発生させるのは人類だけなのも事実。

植物を動物が食べ、動物の屍骸を微生物が発酵分解し、水と二酸化炭素を作り、これが植物を育て

動物に必要な水、栄養分、酸素を作り出す ゴミを出さない都合の良いサイクルになっていました。

人類だけが不要品を作り出し~ 余分な物を廃棄処分する~それのみが ゴミとなっているのです。

そして、今や家庭から排出される1/3は8割が水分の“生ごみ”が 占めていると言われます。

  

その“生ごみ”は上図の様な自然界の循環システム(食物連鎖)に習い 微生物(バクテリア)の力

を利用し 堆肥化する(自然に帰す)事が 本来 一番のリサイクルだと考えられます。

但し、現在の様に止めどもなく発生する“生ごみ”(食品廃棄物)は 高水分な上に 多種多様な組成

の物が 少量ずつ排出されるといった特性を持っています。

そのすべてを 自然界の微生物の作用のみで 発酵分解という目的に到達させる事は極めて困難で
 
一部は微生物が目的通りの作用せず 腐敗させ その間悪臭を放ち 病原菌の素となってしまいます。
 
“生ごみ”を高効率に発酵させる為の技術開発や発酵過程に有する時間や発生する悪臭の問題、

さらには出来た堆肥の保管場所や堆肥としての使用場所の確保、運搬システムの確立等を考えると
 
現行処分方法より 複雑で高コストになり、別の意味の環境問題を引き起こす事になりかねません。

“生ごみ”の減量には 発生抑制(Reduce・リデュース)を皆で心がけるのが第一に他ありません。

これには、食品の計画的購入と 適正な保存、調理方法の工夫を凝らす努力が必要です。

しかしながら、どうしても 調理くず、厨芥ごみや 食べ残しが皆無になることは無いでしょう。

そして、“生ごみ”は 発生したその場で 運ばず・燃やさず~分解消滅させる事が一番だと思います。


その考え方に基づいて 開発された商品が バイオ生ごみ発酵消滅機【シンクピア】なのです。

シンクピア-当社実験の模様・・・生ごみ投入直後                      およそ24時間後(ほぼ消滅)












これは デモ用カットモデル機・・・・この中に 生ごみ分解能力の高いバクテリアを生息させます。


このバイオブレンドにより 自然界で行われる 発酵分解をより効率的にし 悪臭を誘発する不必要な

バクテリアの生成を減少させる事が出来、24時間後 最終的に 水と炭酸ガスに分解してしまいます。

そもそも 自然に消滅する物を 加速度をつけ“効率的”に行っていると言うわけなのですね

 

そして、そのバイオブレンドの培養と繁殖に適した棲息先が 多孔質生物膜淡菜が“バイオスター”

もちろん 2次側に流出してしまう バイオ菌が無い訳では有りません、当然多少の流出は有ります。

この2次側に流出したバイオ菌は 配管や桝に蓄積された 油脂物質を分解し 配管内のヌメリ成分を

除去洗浄し、さらには公共の下水処理の負荷を大幅に軽減する為にも大変役立ちます。
 

次世代の為に地球を守り環境を維持する為のゴミ減量化は 人類の意識次第で出来ると思います。

もう一度 言いますが そもそも 自然界には“ゴミ”など存在しなかった訳ですからね!

私の説明では信用できない人は メッセナゴヤ2010の会場の (株)ラセーヌさんブースで

10月30日迄 “生ごみ消滅”の実演しているので 一度その目で確認してみてください。

                                                        Hoshino


生ごみがキッチンから消えていく“驚愕の事実”の報告です。

こんばんは、”KS-星の”です。

本日は、“シンク直結型バイオ式生ごみ発酵消滅機”を およそ2年間使用して頂いた

ユーザー様の現場からのレポートです。

S様邸 システムキッチン・・コーナーパントリーや家電収納も組み込んだUラインでしかも対面型


シンクは釣り好きの御主人様が自ら釣った魚を調理するシンクと料理好きな奥様用シンクの2ヶ所



手前の奥様用シンクに”シンクピア”~バイオ式生ごみ発酵消滅機を取付しました。(2008.11)


本来なら 1年ごとメンテナンスをお勧めしていますが、こちらのユーザー様は1年9ヶ月使用後

機械の点検とバイオスター(微生物ハウス)とシンクザイム(微生物ブレンド)の交換をしました。

シンクザイム・・・自然界のみから採取した 生ごみ処理に最適な18種類のブレンド(安心安全)

バイオスター・・・PP製の多孔質構造(炭の三倍)でバイオ菌が高密度に生息し活動する為の生息処

1粒のチップに約10億の微生物が生息できます。燃やしてもダイオキシンは出無い素材です。













S様立会いの下 装置内の中身を取出しました。 その間 奥さんは「へぇ~ 嘘~信じられ無~い!」

と 驚嘆の連続。取出し作業は素手で行っていますし、生ごみ特有の腐敗臭も一切しません。

昨日投入した、残飯(ご飯の残りやお魚やお肉類)は ほぼ影も形も有りません、残っていたのは

バイオスター(微生物ハウス・・樹脂チップ)とその日の朝投入したスイカの皮、とタネ類少々です。


取出したバイオスターと生ごみの残り            新しいバイオスターと既に培養済のシンクザイム
                  












Hoshinoさんの手は融けて無くならないの~?」」って心配してくれましたが

「このバイオは 生ごみは分解しますけど 生命体には反応しませんので 大丈夫なのですよ。」

という事で 中身を全部取出清掃し、新しいバイオスター&培養済シンクザイムを投入しました。














取出したものは 会社に持ち帰り中身の検証してみました。当日AM8:00頃投入したスイカの皮が

大きく残ってましたが 角が取れ丸みを帯び、既に分解が始まってます。(取出しは PM2:00~)












中身をもっと確認及び調査をする為に バイオスターと生ごみに分別してみました。

バケツで水につけて洗うと チップは浮き上がり 生ごみは沈みますので 簡単に分別できます。

右写真の右上に 思わず入ってしまった プルタブなどプラスチック類や輪ゴムが残っていました。

ここまでは 流石に分解できません。あくまで 生ごみ(人が食べれる物)の発酵分解消滅機です。












お勤めを終えたバイオスター。 投入当初は真っ白な物ですが 分解発酵を繰り返す内に薄茶色に  

残っていた”生ごみ”は 野菜の繊維部分と梅干などタのネ類と当日の朝投入した スイカの皮だけ

動物性のたんぱく質や油脂(肉、魚類)や炭水化物(ご飯やパン)は 昨日分も一切残ってません。

やはり この時点でも 腐敗臭も無いし、素手で触っていても何の違和感もありませんでした。
 












完全にバイオスターと残っていた”生ごみ”の分別が完了。  そして袋の中身のみが”生ごみ”












S様邸で およそ2年近くで捨てられた 生ごみはたったこれだけ 可燃物として「ごみ出し」します。

S様御主人は お魚好きで毎日の様に 魚の”アラ”や”骨”類を投入していたらしいのですが

それらしき残物は、かけらも残っていませんでした。

ランニングコストは 電気代が約100円/月、今回のメンテナンス ¥21,000と水道料金少々

この間 奥様は ”生ごみ”出しは 殆どしてませんし、ゴミ回収車や焼却場の世話にもなってません。

この驚愕の事実が、この商品が“世界的発明”たる所以なのです。

いかに環境に優しい 生ごみの処理方法か 御理解していただけましたでしょうか?
 

シンクピアで”分解可能なもの”と”分解困難なもの”と”投入を禁止するもの”は下記の通りです。

*分解可能生ごみ・・・果物・野菜、肉・魚類、魚の骨、ハム・蒲鉾・豆腐、麺類、菓子・ご飯、穀物等

*分解困難な物・・・牛・豚・鶏の大きな骨、貝殻類、大きな種、卵の殻、玉葱・にんにくの皮等
(自宅実験の結果、上記は時間をかければ消滅しますが 少し臭いの元になることが有ります.)       

*投入禁止・・ビニール・プラスチック・ゴム・金属・ガラス・紙・割箸・楊枝・タバコなど食べれない物

基本的に、普通の人間が 食べる事のできるものは 処理できると思って良いのです。


処理能力は、毎日1日1kg迄の処理が可能です。(ちなみに1日1人からでる生ごみ量は約200g)

仮に1世帯4人家族としますと、1日800g、1ヶ月で約24kg、1年で約290Kg、10年で2.9トン

の生ゴミをその家庭内で、運び出す事も無く 発生したその場で消滅させる事ができるのです。

しかも、生ゴミは家庭内から出る35%を占め、又その内の80%は実は水分なのです。

大半が水分のゴミを ごみ収集車がガソリンを焚いて回収し、ごみ焼却場では 補助燃焼材を使用

して Co2やダイオキシンを大量発生させた上に 焼却灰を産業廃棄物として回送し埋立ています。

そして 日本には 約1,800基のごみ焼却場が出来ました。・・・これは、世界全体の3分の2の数

ちなみに、アメリカ・・・150基  欧州各国・・・約50基程度の保有基数らしいです。

何故なのでしょうね?・・・・答えは~~”風の中”ですね。

現在これだけ 地球温暖化対策の強化で 温室効果ガスの排出削減が叫ばれる中、 これからの

日本は こんな商品にもっと積極的な取組みをしていかねば成らない事は間違い無いですね。


既設キッチンにも 後付け可能ですが、取付出来ないキッチンも有ります。 詳しくは Hoshino

国内大手キッチンメーカーさんへ告ぐ ・・・・独自のシンク排水口を発案するのもいいですけど、

海外の様に規格を統一して 世界標準の後付け機器が容易く ビルトイン出来るようにして下さい。

我々が望む“エコ”は Ecology(エコロジー)です、Economy(エコノミー)では有りませんよ。


シンクピア騎士団・・・・マスコットキャラクターです。

 

もう一回 関連記事入るかもよ。

                                                                                  Hoshino


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