このところBlogの更新が中々出来てませんでした~こんばんはー"KS-星の"です。

このシーズンは、一年の中でリフォーム現場が一番活発になる時期ですね。

おかげ様で当社でも忙しい毎日を送らせて頂いています~なので Blogも中々更新できません。

本日御紹介するのは、キッチンにおける"プチリフォーム"~レンジフード取替工事レポートです。

T様邸既設レンジフード~20年近く以前に納入した 当時ナスステンレス(株)製システムキッチン
 
この機種は既に倒産している換気扇メーカー「西武電気工業」製のプロペラファン式レンジフード

フード本体鋼板部分は錆びが出て、グリスフィルターも無く、シャッターも時折開きません。
 
メンテナンスの見積も取りましたが、換気扇部分のみの取替出張工事見積が高額だったので

今時商品の新品取替の御提案をさせて頂いたところ、取替工事の方で御依頼を頂きました。

既設品を撤去~当時はキッチンを先取付した後にタイル貼り施工をする現場が大半でしたので

レンジフード撤去した場所にはタイルが貼って有りません。・・・この辺りは想定内です。
 
前もって現調時に細部の寸法を当たり、撤去後のタイル未施工部が隠れる形状のレンジフードを

数社有るレンジフードメーカーの中から選定しました。今回採用したのは、ガス機器メーカーでは

有名なリンナイ(株)さんが、レンジフードメーカーの富士工業さんとタイアップした製品"AirPRO"
 
既設レンジフードの前幕板はH=525mmの特寸加工品で、この部分も従来なら心配要素でした。

しかし、この製品はそもそも取替需要向けに作られていますので幕板はスライド式になっていて

Min375mm~Max630mm迄の範囲で調整が可能で フレキシブルな対応が出来ます。
 

整流板方式で油煙の吸引力はアップします。    整流板を開くとファンが自動停止する安心機能付












そして、何事も無かったかの如くレンジフードはリニューアル出来ました。

この商品はノンフィルターとなっている上に内部に継ぎ目や凹凸が少なく、オイルトレーや ファンの

着脱がワンタッチとなっているなど“お手入れ簡単"を重視した商品です。(・・・この辺りは評価中)
 
いずれにしても、取替需要をターゲットとした商品コンセプトは評価に値する商品だと思います。

数年前から キッチン専業メーカーもリフォーム需要をターゲットとしていたはずですが、後発の

ガス機器メーカーに先を越されてしまっている感がしますが、これは如何なものでしょう?
 
小型フィルター付きで低位置設計のユニバーサルデザインのレンジフードも有ります。
 
 これから年末に向けては、この手のお仕事が増えてまいります。              Hoshino