今年の夏の終わりはホントに雨が多いですね~こんばんはー"KS-星の"です。
原発事故以来下降気味になっていた加熱調理器のIHクッキングヒーター採用率ですが、











下ごしらえ後、タイマーメニューを使用し10分少々放っておくだけで本格的な料理が出来ました。









原発事故以来下降気味になっていた加熱調理器のIHクッキングヒーター採用率ですが、
このところの家電量販店などの活発なPR活動で、また復活の兆候が現れてきています。
そんな最中の今秋、対抗すべくガス機器メーカーさんのコンロ新商品説明会に参加して来ました。
この度の新商品はリンナイ・ノーリツ両社とも本来ガスの強みである"グリル"の進化が特長的です。
まずは、リンナイさんの高級機種 NEW DELICIA の掲げる「グリルイノベーション」から
本来、ガス調理器の強みであるグリルですが、ユーザーからは清掃面の不満が非常に多いです。

その解決策として今回採用されたのがグリル内の新容器『Cocotte(ココット)』です。
この『Cocotte』を使用すれば、グリル庫内の汚れを99.9%カットし庫内掃除はほぼ不要との事。
調理上では、蓋に空いた穴からシュバンクバーナーでしっかり熱が伝わり焦げ目もつけます。
さらにノンフライ調理や今迄グリルのイメージでない調理が可能となり大幅にメニューが増えます。
*『Cocotte(ココット)』とは・・・フランス語で「蓋付き厚手の鍋の事」=※キャセロールと同意語

そして、グリル内で使用出来るツールは他にもグリルプレート(焼き網とクッキングプレートの融合)
お手入れさえ苦でなければ、美味しさを追求したい方向けには旧来の焼き網(付属品)も使用可能
お手入れさえ苦でなければ、美味しさを追求したい方向けには旧来の焼き網(付属品)も使用可能




グリル内のパーツを組替える事によって機能性を向上させ、料理のレパートリーも多彩になります。
"ココットダッチオーブン"は従来のダッチオーブンより重さ60%ダウンとなり扱いやすくなりました。
他にも本格的なピザがお手軽に焼ける"クッキングプレート"も使用する事が出来ます。



『ココットダッチオーブン』を実際に使用した調理実演で"チキンと野菜のグリル”を試食しました。
下ごしらえ後、タイマーメニューを使用し10分少々放っておくだけで本格的な料理が出来ました。
グリル内の付属品は対応機種によって同梱品と別売オプションのものが有るので要注意です。
続いて、ノーリツさんの新商品は"上質なデザイン・先進的な操作性"のその名も『スマートコンロ』

徹底してシンプルでフラットなデザインを追求し、美しさとお手入れしやすさの両立を狙ったそうです。

黒いガラスの天板は、操作をすると透過して浮かび上がる白いLEDの光を美しく見せます。
※このガラス天板はフランスのEUROKERA社製「「KeraSpectrum™」 」を採用しています。
敢えて2口コンロとし従来の3口コンロよりもバーナーを天板の奥方向に配置する事で、
フライパンや鍋の柄が手前に出ずコンロを広々と使いながら安全に調理出来る様配慮されてます。

特長的なのは、指先ひとつで点火・調節・消火を行う今までにない先進的で直観的な操作性です。
マグネット式で着脱可能な「ツイストスイッチ」と天板を直接タッチする「タッチスイッチ」を採用
「ツイストスイッチ」を中央へスライドさせて点火、回転させる事で温度やタイマーの設定が出来ます。
また、「ツイストスイッチ」が無いと点火しないので、外しておけばチャルドロックの役割にもなります。
※ツイストスイッチとタッチスイッチは、ドイツ"E.G.O.Elektro-Gerätebau GmbH"の技術を使用


次の特長は、センサー付きの下火バーナーを新たに搭載した、新開発の「マルチグリル」です。
こちらのグリルには浅型タイプの"プレートパン"と深型タイプの『キャセロール 』が付属しています。
キャセロールはココットとほぼ同意ですが、ノーリツさんのキャセロールの蓋には穴が有りません。
旧来のダッチオーブンを軽量化したものにセラミックコーティングを施して清掃性を向上しました。



さらに、ガスコンロとしては業界初のスマートフォン連動機能を実現しました。この機能により
スマートフォンでコンロ設定温度やタイマーの残り時間などの状況をリアルタイムで確認できます。
また専用アプリをダウンロードしてレシピを閲覧したり、レシピと連動した調理モードの設定や、
細やかなタイマー設定が可能となります~まさに次世代型のガスコンロですね。

両社とも今秋は対オール電化住宅対策として上記の高機能コンロを市場に送り出してきます。
いずれにしても、近年の加熱調理機器メーカーさんの商品開発力には頭が下がります。
キッチンに関わりだした20数年前は、グリルが片面or両面焼きを確認するぐらいで済んだのに・・・
Hoshino