消費増税前・駆け込み需要の現場が一段落しました〜こんばんはー"KS-星の"です。

仕事が落ち着いてきたので、当分の間放置状態だった自宅ウッドデッキのメンテナンスをしました。

この手のウッドデッキは本来なら年に1度の再塗装が必要ですが今回は2年程度経過してました。

その結果、日当たりが良く使用頻度が高い部分のデッキ材に腐食が見られ歩くのも少し危険な

状態でした。今回のメンテナンスは腐食の激しいデッキ部分の取替えと再塗装を予定しました。








まずは既設解体撤去作業から〜デッキ材の取替えのみで済むと思っていましたが、取り外すと

腐食部は根太及びの束の一部迄広がっていました~やはりもう少し小まめなメンテが必要ですね。

撤去した部分〜以前から所々の取替はしていますが、今回が一番大掛かりな工事となりました。

当時ウッドデッキの寿命は10年程度と言われていましたが、我が家は既に14年経過してます。

今では樹脂製のものや木製でもアイアンウッドと呼ばれる“ウリン”の様にノーメンテに近い状態

でも長寿命なデッキ材は有りますが、今の処その様な高耐久材料に変更の予定は有りません。

これは個人的な考え方ですが、当初から経年による劣化や変化とはお付き合いしていく覚悟で

造ったものですから、なるべく素人でも加工がしやすい材料を使用しDIYしていきたい思いです。

DIYと言っても、商売柄何だかんだ道具は揃ってますので自分でやってみようと思うのですがー

今回のメンテナンス作業は、日曜大工の域を少し超えたレベルとなりました。

過去の補修によるデッキ材取替えは、ホームセンターでSPF材の防虫防腐処理済品2×6を

購入して加工していましたが、いくらなんでも耐久耐候性に難有りでデッキ材には不向きでした。

今回は、建材屋さんにお願いして“レッドシダー"に特別な防腐剤を注入したものを手配しました。


"レッドシダー"は「米杉(ベイスギ)」とも呼ばれますが、実際は「ヒノキ科ネズコ属」の針葉樹で、

桧(ヒノキ)の仲間です。実際に肌触りは天然木のぬくもりが感じられ優しく心地よい香りもしました。

このあたりが、人工材を使用したデッキでは味わう事が出来ない風合いだと思っています。


一日目は悪天候の上、予定外の交換部材も増えて追加材料買い出しなどもあり造作完了迄

には、まるまる二日間を要しました。(・・・やはり、一人では何かと手間がかかります。)


今回はデッキの塗装色を変える事になりましたので(・・今までと同色の塗料が入手困難な為)、

電動サンダーで研磨して今迄の塗装部分を剥がしました〜今回はこの作業が一番大変でした。

使用したサンドペーパーは#80番と#60番で、およそ5m分を消費しほぼ一日かかりました。


そして、やっと塗装当日が来ました。(この日はメンテナンスを開始してから4日目ー)

早朝6時に水洗いとデッキブラシで掃除して、3時間程度乾かしてから塗り始めることにしました。


今回塗装した塗料は、アサヒペンの水性ガーデン用カラー"ウェッジウッド"という色番です。

毎回塗装時には着衣を汚してダメにしてしまうので、今回は"不敷布 ツナギ"着用で臨みました。


塗装は根気が大切ですね〜あとは日陰が無いので炎天下対策と水分補給も忘れずにー!

塗装剥離時にサンダーで荒削りして有るので、塗装が木部に良く染み込んでいく様に感じました。


約3時間かけて午前中の作業を終了!塗料は1.6L一缶消費し、まだ半分に達していません。

この時点で、1.6L二缶用意した塗料が足らない事が確定しました。(・・・また買い出しだ〜)


そして、すべてのデッキ部を塗り終えたのは既に陽も傾いた夕方6時を過ぎた頃

この日使用した塗料は1.6L×3缶〜やはり既塗装を剥離した分塗料も多く必要となりました。


これで、およそ21㎡ある" 我が家のウッドデッキメンテナンス大作戦(今年編)”はやっと終了。

費やした日数は,GW2日と翌土・日の休日利用の4日間・・・たった一人でやり切ったよー!

しかし、この時点では達成感というよりは 少しの間ウッドデッキを見たくない気分でも有りました。


そして、本日の"我が家のウッドデッキ"〜

今年も我が家のガーデニング担当が綺麗な薔薇を咲かせてくれました。

体力・気力が続く限り、DIYでこいつ(ウッドデッキ)とお付き合いしていきたいと思います。  
                                                                                     Hoshino