今回も先日 京都に行った時の続きなんです~こんばんは“KS-星の”です。

次女“No”の引越し先部屋片付けも 一段落して 次女と合流する時間まで

少し時間が取れましたので、京都駅ビルにある 美術館「えき」KYOTOに行きました。



現在(H23.2/25~3/27)まで開催されているのが「ラファエル前派からウィリアム・モリスへ」

 

ウィリアム・モリスは 19世紀 イギリスで最も傑出した 芸術家、デザイナー、そして詩人、思想家

でもあり、20世紀のデザイン界に大きな影響を残し「モダンデザインの父」と称されています。











19世紀半ばのイギリスでは“産業革命”によって  人々は物質的には飛躍的に充足しましたが

急激に機械化されていく 労働変化の中、人々は精神的な豊かさが失われる不安を抱いてました。

確かにその時代は 機械化で均一製品の大量生産の為 手工業で働く 職人の軽視が風潮の時代

そんな中 「モリス」は 中世のギルド制の中での 職人の手工業による もの作りのあり方、当時の

自然や芸術に興味をもち、所謂「クラフトマンシップ」~職人魂~自己の幻想を打ち込む芸術は

“生活の質"の向上に繋がると理解し 装飾芸術の分野を中心に手仕事の重要性を強調しました。

これが「モリス」とその仲間たちの"アーツ・アンド・クラフツ運動"の源流となり 壁紙、テキスタイル

ステンドグラス、家具、など様々なデザインは その後のデザイン界に多大なる影響を与えています。

今回展覧会の図録
 

壁紙のためのデザイン:ジャスミン~Designed By William Moriris
 

実は現在打合せ中の「K様」邸のリフォームコンセプトは "ブリティッシュ・アンティーク"なんです。

「K様」も 壁紙かカーテンに「ウィリアム・モリス柄」を取り入れたいと おっしゃっていました。

そんな事もあって、今回の展覧会を鑑賞できたのは 凄く有意義なものとなりました。

現在 プラン中の「K様」邸の 既設出窓を利用した“カーテンボックス”のデザインは こんなの~

 
ここに「ウィリアム・モリス」デザインのカーテンを掛けたいですね。

キッチンの壁にはアクセントで「アルフォンス・ミュシャ」の図柄タイルも入れる予定です。


「K様邸」キッチンは、某メーカーとタイアップして“星の”オリジナルを納入します~乞うご期待!

「K様」には 売店で「ウィリアム・モリス」デザインの花柄ハンカチをお土産に買って帰りました。

 
 









たまには 芸術鑑賞も良いものですね。  Hoshino