UEFA EURO(サッカー欧州選手権)2012のTV観戦の為 ここ数日は寝不足な毎日となってます。

だけど、お仕事で皆様に御迷惑をおかけする事は絶対ありません~こんばんはー"KS-星の"です。

本日御紹介するのは、Y様邸御新築現場に納入させて頂いた"ペニンシュラI型テーブルタイプ"

センターキッチンと蒸気排出ユニットを組込んだカップボードのⅡ列型キッチンの施工例です。
 

現場に納入されたカウンタートップは梱包状態ではW=1M以上有ります。搬入経路は確認要です。

取付けは壁付け収納のカップボード側から 開始しました。












そして、これが完成写真。L=2585mm×W=970mmのセンターキッチンペニンシュラI型

今回御採用して頂いたのは(株)LIXIL(sunwave)製 sunvarie" RICHELLE(リシェル)"です。 

加熱調理機器の前面には"ガラスパーテーション"を取付けて有ります。そして、ダイニング側には

敢えて収納を組込まず化粧パネル仕上げにし、カウンターをテーブルとしても利用する様にしました。

 
キッチン側に立ち ダイニング&リビングのスペースを眺めると とても開放的な感じがします。

このLDKには造作の間仕切壁が一切ないので キッチンの存在はかなり主張性が高くなります。
 

この様な開放的なセンターキッチンの場合 やはり気になるのは調理中に発生する水蒸気や臭気や

音が、ダイニング&リビング側へ流出しやすい事です。そこでコンロ前のみ耐熱ガラスでスクリーンを

する事をお勧めしました。こうする事で開放感を残したまま、レンジフードによる排煙と水蒸気の捕集

効果を高める事が出来ます。しかも、こちらのメーカーさんのコンロ前ガラス全面タイプには左右に

フレームがないので、スッキリした形状でお手入れも容易く出来そうです。
 

レンジフードはイタリアンテイストのデザインが人気の"ARIAFINA(アリアフィーナ)"のマントルフード

このフードはフィルターレスで 煙の油分を誘導カートリッジで捕らえ、通過した油煙はファンの遠心力

で分離しオイルトレーに回収するする仕組みとなっています。照明は消費電力の少ないLEDを採用
 

このキッチンカウンターは奥行きが97cm、壁付カップボードの奥行きは55cm有ります。

そして、今回キッチンとカップボードのクリアランス(通路幅)は御打合せの結果1M-justとしました。


キッチン、及び壁付け収納(一部 食器戸棚は除く)は台輪までのオールスライド収納となっていて

使用頻度や作業するエリアに合せた高効率な収納を実現し 取出したい物がすぐに取り出せます。

 

これが"RICHELLE"一番の売り「らくパッと収納」です。把手を引くと一旦斜めに開く扉はその後

テコの原理を応用した作用が働き、大容量の引出しを開ける労力を大幅に軽減する事が出来ます。












さらに扉が斜めに傾く事で、従来の収納より開口部が広がり 調理道具の出し入れがスムーズになる

とともに、より自然な姿勢でラクに手を伸ばして収納物を取り出すことが出来ます。
 












「らくパッと収納」は、包丁やまな板など調理中頻繁に出し入れをする道具の収納部「パッとポケット」

と、活用しづらかった引出上部をより有効に楽な姿勢で取り出せる工夫のされた「パッとシェルフ」と

最下段の「パッとストッカー」の3つのパートの立体収納で 極力ロスの無い収納を実現しています。

そして、中身が一目で分かる様に引出すと"ポケット"と"シェルフ"は途中まで連動して出てきます。

もちろん、スライド引出はフルエクステンションで キャビネットの奥行き一杯迄収納可能となります。


キッチンで使う調理用の道具や調味料、缶詰や飲料類のストックや洗剤、お手入れ道具などを

キャビネット内の空間を余すところ無く効率良く収納出来る上に、取出し方まで配慮された構造。

それでいて開放感が有り,そこに立つ人に心の余裕さえ感じさせてくれそうなキッチンとなりました。
 
いつも家族のコミュニケーションを大切にし、まだ小さなお子様もみえる"Y様”のファミリーが、この

キッチンと末永くお付き合い下さり、幸せな御家庭を築いて行かれる事を心よりお祈り申し上げます。

寝不足な毎日は後2週間続きますー明日はゆっくりと寝貯めしたいところです。  Hoshino