毎度です。キッチンスペシャリスト略して KSの”星の”です。
本日は T様邸 キッチン取替改修現場の模様続きです。
とりあえず 壁ステン板金と吊戸棚、フードをはずして 「電気設備の変更工事」
もう一日 キッチン使用していただけるよう ベースキャビは残してます。
撤去工事については T様御主人様が御自身でなさりました。
撤去後--「ガス配管設備変更」工事後
「給排水設備設備変更」工事後
T様邸は鉄骨造住宅ですので キッチンコンロ側左隅に柱方が出てます。
撤去後右写真の左隅90×100mmが残ります。---これは撤去できません。
そして、このプランの最大の難関は既存壁4方向のうち3方向がWall To Wall
しかも 一切間口調整フィラーを使用していませんので 逃げどころが有りません。
完全にT様向けの特注品です。(発注後の納期は 一ヵ月半かかります。)
発注前の採寸ミスは 絶対に許されません。(当然撤去する一ヶ月半前の手配です。)
撤去後の採寸では シンク側は間口クリアランス1mm、
コンロ側間口は-5mmでした。間口が足りてません---実はこれも計算ずくです。
普通1mmでも足らない間口には キッチンは収まりませんが ここには秘策が有りました。
但しどの現場でも 通用するでは有りませんので お勧めできる代物では有りません。
既存躯体の事前情報が正確であり、商品の性質、施工手順をある程度理解し
信頼のおける施工職人との連携が必須。それと取付精度も高い物が要求されます。
施工時の写真から理解できる人は 現場が解る人ですね。(これは 企業秘密です。)
こうして、T様奥様の理想のキッチンの施工日を迎える事となりした。
施工の模様は 次号に続く・・・・ Hoshino
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