毎度です。昨日は久々のゴルフで、大叩きの ”KS-星の”です。

本日 御紹介の現場は 鈴鹿市のZ寺の「庫裡」 M様邸の新築完成現場です。

「庫裡」(くり)とは・・・(Yahoo!百科事典より引用)

庫裏とも書き、庫院(くいん)ともいう。寺内の食事を準備するところ、

すなわち寺院の厨房(ちゅうぼう)(台所)のこと。

庫は財物を蓄えるところ、

裡は裏の俗字で内の意。禅宗の寺院では、これを「大庫院」と「小庫院」とに分け、

前者では仏前に供える食事や住持、住僧などの食事を整え、後者では客僧などの食事を調達する。

現在では、住持(住職)が家族で住む場所をとくに庫裡という。



現代では 簡単に言うと、そのお寺の住職さんの お住まいの事ですね。

何度も 袈裟姿の御縁さん(施主様)とは 現場で打合せさせて頂きました。



人寄りが多く 沢山の人が調理や配膳に参加しますので キッチンも広々としてます。

床材は 杉無垢材使用です。

 
採用キッチンは クリナップ製S.S 3600I型プラン+1200引戸収納+600家電収納

洗面化粧台は、1階部分だけで3ヵ所有ります。

洗面-① ダイニング部洗面化粧台(クリナップ製 フォルティア 750)


洗面-② トイレ前通路部洗面化粧台(クリナップ製 アクリアサルーン 1200)

 
洗面-③洗面脱衣場洗面化粧台(クリナップ製 ファンシオ ブレイア 750)

浴室

システムバスルームは、TOTO製 スプリノ1721 三乾王付

レストルーム
洋便器はTOTO製 ピュアレストEX+アプリコットF3A
小便器はUS(自動洗浄付)一体型小便器-ジアテクト(中形 100V仕様)

 

この現場は 本年-2010年4月に引渡しを済ませましたが、着工したのは

2008年の春先で、当社が見積をさせていただいたのは2007年10月がスタートでした。

この「庫裡」の建築を手がけた T建築様は 過去にも鈴鹿界隈の寺院や神社を建築された

大工さんで その筋では少し有名な ”名工”さんですが、

高齢の為 これが最後の大きな作品になるかも・・・とのことです。

今日のハウスメーカーのプレハブ住宅とは 工法や材料も異質で

日本古来から伝わる 伝統技術で、日本の風土に合った家屋造りを探求していた

”親方”ですので、とても、残念な気がします。

但し、工期が長いので 当初見積品が納入する迄に 必ず廃番になってしまうので

こちらの方の やり繰りは常に注意が必要でしたが・・・kao19               Hoshino