最近、京都下宿中の甥っ子“Tatu”に「おじさんのBlogは更新が遅い!」との指摘を

を受けているらしいが・・・これが限界なのですよ~こんばんは おじさんの“KS-星の”です。

そもそも、このBlogは 流行の“Tweet”や “日記”の類いでは有りませんので ご容赦下され。

おじさんは 我々の業界の活性化地位向上の為に少しでもなれば、と思い頑張って書いてます 。

だから 本日は“おじさん”のお仕事の話~ K様邸食器洗い乾燥機の取替工事の報告です。

K様邸-既設ビルトイン食洗機は 日立製の『ダブルプルオープン食器洗い乾燥機』で、

既設の食洗機は 2002年に当社で既存キッチンに増設ビルトイン施工させて頂いたものです。
 
このキッチンは某ハウスメーカーのオリジナルキッチンで 当初 食器洗い乾燥機はビルトイン

されていませんでした。どうしても、食器洗い乾燥機が欲しかった K様は 当初ハウスメーカー

の方に御相談されたそうですが、このキッチンには ビルトインが不可能なので 卓上用の設置か

キッチンごとの取替を強くすすめられたそうです。・・・確か、当時は築12年程度でした。

K様が諦めかけていた頃、ある共通の知人からの紹介で“KS-星の”と出逢い 厳しい設置条件

の中何とか 御要望の食器洗い乾燥機をビルトインする事に成功しました・・・想い出深い現場です。

その当時 K様が ビルトインに選択したのが この 日立製『ダブルプルオープン食洗機』でした。

この商品は 既に廃番となってます・・と言うより 日立さん自体ビルトイン食洗機より撤退してます。

発売当初は 「上で食器、下では調理器具 上下で分け洗いの省スペース・大容量スリムタイプ」が

謳い文句で 結構ユーザー様での評判も高く、多くのキッチンメーカーが標準採用をしていました。

ところが、この機種の故障発生率は 極めて高かったのです。当社の納入した現場では これ迄

のメンテナンス発生率は ほぼ100%です。・・・・おそらく これが 日立さん撤退の原因でしょう。

例に漏れず K様邸でも ほぼ 年一回は『販売店連絡要!のエラーメッセージ』が出てました。

そこで この夏 思い切って 買い替えていただく事になりました。(・・・・・御使用年数は7年と8ヶ月)

下の写真を見て 前回食洗をビルトインの際 当社が成した仕事が解る人がいたら 大した“通”です。

 
K様は ダブルプルの使い勝手的には 非常に満足されていましたが 現在お勧めできる商品が無い為

今回取替納入させて頂いたのは パナソニック製DEEP型プルオープン食器洗い乾燥機の最新型
 
パワー除菌ミスト洗浄付きで 省エネのエコナビ搭載背の高いものも入る深型大容量タイプです。

食器の量や汚れの度合いで すすぎや乾燥の時間を変える優れもの・・・Eco Navi(節水・省エネ)

K様は「以前より背の高いものが洗えるようになって 返って良いかもね。」と言ってくださいました。


キッチンのビルトイン機器については 以前も述べた通り 過酷な条件の中懸命に働きますので

故障もする事が有るし 電気的にも機械的にも寿命は有るものなのです。

故障が少ないのが何よりですが イザ故障した時のメンテナンス対応力や買換え時の取替品の 

供給責任能力も商品を選択する時の大切なポイントとなります。

当社では製品の性能も然る事ながら 過去の我々の経験と今後のメーカーの動向を鑑みながら 

キッチンのビルトイン機器製品を ユーザー様に御提案するようにしています。

例えば、ビルトイン食器洗い乾燥機の場合は、

国産ブランドのみ選択肢なら 『パナソニック』製~品揃えは現行品プルオープンのみ

海外ブランドも視野に入れるなら 『Miele』製~品揃えは現行品フロントオープンのみ 

この2メーカー以外を積極的にお勧めする事は 現在の処は有りません。

(他のメーカーさんゴメンナサイ!・・・・・あくまで、当社独自の経験データに基づいてます。)

『パナソニック』については 国内初の食器洗い機を生産したメーカーで 今年で50周年を迎えます 、

パイオニアとしての責任と 現在の国内シェア率から言っても すぐさま撤退は有り得ないでしょう。

『ミーレ』については、何と言っても 世界中を商圏に 80年もの間 食器洗い機を販売してます。

「まるで、生涯のパートナーのように。」・・・こんな考え方で 商品を御提案したいものですね。
 

これは トーヨーキッチン&リビングの名古屋ショールームにある Mieleの食洗機
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                     Hoshino