未だ 忙しさから 開放されず 土日、昼夜関係なく 仕事に追われる今日この頃。

心を亡くすと いけないので たまには 懐かしい音楽でも聴いてリフレッシュしましょう。

こんばんは “KS-星の”です。

これは “星の”懐かしの “DEVO(ディーヴォ)”のデビューアルバム【頽廃的美学論】です。


1978年に発売されたもので 原題は「A:Are We Not Men? Q:We Are Devo!」

最近 【Tower Records】さんで 輸入盤CDが ¥1,000で売ってたので 買っちゃいました。

このアルバムは 若かりし頃 “星の”の音楽趣向を一気に拡げた 歴史的アルバムでもあります。

当時(30数年前)我々同世代の音楽フリークの大半が 洋楽は“Beatls”から 始まり、Stonesや

Cream、Zep、Purple、Yes,Elp・・・etc オーソドックスにRockの王道を聴きあさっていました。

その頃、仲間より少しでも 新しい音楽や ミュージシャンを発掘したくて始めたのが 試聴無しで

情報希薄のまま レコード店に出向いて イキナリの “ジャケ買い”や“帯買い”!でした。

そして、当時毎月の小遣い約半分は この衝動的な“レコード冒険買い”に費やされていました。

家に持ち帰り レコードをターンテーブルに載せ 針を置く瞬間の緊張感は 未だに忘れません。

そんな買い方ですので 時には「しまった!」とか「こんなはずでは〜」っということも多々有ります。

“DEVO”も始めて聴いた時には 「こいつら 音楽を完全になめて やがる〜!」が正直の印象でした。

だって、大御所Stonesの“(I can't get no)Satisfaction”をハチャメチャな演奏してるので・・・

ここで 聴けます。PVも面白いので 一度見てください。→Devo-Satisfaction

でも 懲りずに聴き続けてると それまでとは少し違う 自分の中の 新しい何かが 反応し始めました。

「う~ん?音楽を感じている処が 今迄とは明らかに違うな~ これがNew Waveなんだな。」って

早速 その頃お付き合いを 始めたばかりの彼女("Yu")にも レコード貸して 聴いてもらいました。

彼女の反応も最初は「う~ん?」でしたが 「10回連続聴いてチョ、きっと癖になるから・・・」と説き伏せ

無理やり聴かせていた様な記憶があります。但し 本当の評価は今となっては 定かで有りません。

その後の国内大ブレイクは ご存知の方も多いでしょう、現在もコアな"DEVO”Fanは沢山います。

当時のJapanese-New Waveシーンでも 彼らの影響を 受けたミュージシャンは多いはずです。

"星の"が思いつくまま列挙してみますと・・・・・・・、

あの大御所" Y・M・O”をはじめ、土屋昌巳率いる"一風堂"、立花ハジメのいた"プラスチックス"

"近田春夫&ハルヲフォン”や巻上公一の"ヒカシュー" 鈴木慶一の"ムーンライダーズ"and More

最近では ぐっさん一押しの"ビートクルセーダーズ"や 公認後継者に指名された"Polysics"など~

"DEVO"無くしては Japanese-New Wave は語れ無いと言っても良いほどです・・・独断ですが


このデビューアルバムのプロデューサーは 元ロキシーミュージックの “ブライアン・イーノ”でした。

 “DEVO”のグループ名は“”De-Evolution(退化)”

  を略してつけられています。

 「人間は進化した生物では無く、退化した生物だ。」と言う
 
“人間退化論”を コンセプトにパフォーマンスをしていました。 

 脳の働きを9割以上使わず 死んでゆく我々人類の起源は

 やはり “アメーバー"では無く“神”からの退化なのかな~?

    “The Beginning Was The End Knowledge Can Be Eaten”
             「WE are DEVO!」・・・・Jocko Homo←これも 見て!


あの“David Bowie(デヴィッド・ボウイ)”は アマチュア時代から 彼らの才能を高く評価し

「彼らの為に あらゆる 協力を惜しまない」 とまで 言ってたそうです。~カッコイイー!


彼らは現在も活動中です。"マーク・マザーズボウ”はすっかり "メタボ"になりましたがね!

   
 エナジードームも有名ですね。(最近は青くなりました。)

                     Hoshino