先週末は2日間みっちりと 京都下宿中の次女“no”の“引越し”に行って来ました。

しかしながら、未完了な上に 本日は筋肉痛で身体が思うように動きません。

やはり 寄る年波には勝てないな~と思う、今日この頃の~こんばんは“KS-星の”です。

本日は ヤマハさんの提唱する“いいとこどり~ポイントリフォーム”+αの現場紹介します。

現場は約10年程以前に 三重の某大手ハウスメーカーで御新築され 当時のSW製のSKに

ビルトインされていたのが 今では廃番のトップオープン食洗機“クッキングウォッシャー”でした。

そもそも、“K様邸”での問題は この既設の食洗洗い乾燥機の故障発生の多い事でした。



以前にも当Blogで ご紹介した事がありますが、この食洗機は三菱電機製で 既に生産は終了し、

しかも 同一寸法に収まる後継機種が無いので 現行品に取替る際には 少なからずキッチンを改造

しなければなりません。その模様は 2010年9月8日投稿の記事 でもご紹介させて頂きました。

キッチンカウンター天面より 食器を投入するこのタイプで、 扉を開くと本体がキャビ内に有ります。












今回“K様”邸では 思い切って この食洗機を最新型のプルオープンタイプに取り替えるとともに

水栓金具とキッチンカウンターも人造大理石カウンターに取り替える事になりました。


まずは、既設のビルトイン機器のすべてを取り外します。











そして 既設天板の撤去~勝手口から「さようならicon23」、長い間お勤め ご苦労様でした。
 

キッチン天板撤去後の模様~扉は一旦はずして キャビネットのみのスケルトン状態にします。
 

ここからが “星の組”炎のザ・キッチン職人の腕の見せ処です。












実は これだけの工事にも 多くの当社オリジナル的発想による 施工がなされています。

本来 企業秘密ですが、惜しみなく公開します~但し、理解できる人は数少ないでしょう。











ほぼ メーカーさんの純正の商品を利用して工事は可能ですが、予め 既設品のキャビネット

の情報を充分に掴んでおく事と、別取りで一部の化粧部材は準備して臨む必要が有ります。

まあ、余程自信が無ければ 積極的には ユーザー様にお勧めすべきではないでしょう。

キッチン天板撤去したまま、「本日はここ迄にさせて下さい 又後日来ます。」・・では済みませんから

 


ここまで来たら、リニューアルする天板開梱して キャビネットに乗せてから 器具組付と接続です。

この様に“プルオープン食器洗い乾燥機”と“浄水器兼用ハンドシャワー水栓”に取替をしました。 













これで完了! 工事所要時間はスタートから約4時間(AM8:30~PM12:30)です。

朝食を終えて お昼ごはんの支度さえ我慢していただけば 夕食時には間に合いますね!

但し、現場に関わったスタッフは キッチン施工職人2名、商品搬入と撤去品回送で2名

給水給湯の接続の為 設備業者1名と いつもの“星の”監督の6名が 時間差で作業しました。
 

見違えるほど キッチンが明るくなりました。カウンタートップは 食器の投入口が無くなり

本来の 調理作業スペースを取り戻し 従来より格段に作業効率が良くなった様です。












食器洗い乾燥機の下部はもちろんロス無く 引き出し収納に成りました。
 
今回の“いいとこどり~ポイントリフォーム カウンター交換+α”工事での 使用機器は

ヤマハリビングテック(株)製

①カウンター交換用(間口対応カウンター) ニューグラーナW2550 H2 シンク(ライムグリーン)

②アシスト食洗機(ヤマハさんのトップオープン食洗機)改造用 引出しキット

パナソニック(株)製

③ビルトイン食器洗い乾燥機(省エネナビ+パワー除菌ミスト付)  NP-45MS5S

TOTO(株)製

④浄水器内蔵ハンドシャワー水栓(取替用カートリッジ追加)      TKHG38PJRX

その他、化粧板(パーティクル&ベニア&アクリル板,L型金具、平付け金物等)

同業者の方は 参考にしてみて下さい。

但し あくまで準備万端で臨み  一気にやり切ってしまう段取りを付けていきましょう!

                                                             Hoshino